私たちにできること 気づき 声かけ 傾聴 つなぎ 見守り

 鹿児島県内で年間約360人の方々が自ら命を絶たれている深刻な状況をご存じですか?
その方々の多くは,様々な社会問題を抱え精神的に追い込まれ,解決方法があるにもかかわらず
「自殺しか解決の方法はない」と心理的な視野狭窄の状況におちいり,誰にも相談せずに死に至
っていることがわかってきました。
もしあなたが大きな悩み事を抱えていたら,一人で悩まず信頼できる誰かに相談してください。
そして,あなたを支える相談窓口も多数あります。匿名でも結構です。どうぞご相談ください。
●こころの健康相談●
県自殺予防情報センター:099-228-9558
県精神保健福祉センター:099-218-4755
こころの電話 :099-228-9566,9567
いのちの電話 :099-250-7000
よりそいホットライン :0120-279-338
最寄りの保健所または市町村窓口
●身体の健康相談●
最寄りの保健所または市町村窓口
県難病相談・支援センター :099-218-3133
●高齢者の相談●
最寄りの地域包括支援センター
●労働の相談●
ハローワーク・労働基準監督署・地域産業保健センター
●多重債務・借金相談●
法テラス鹿児島・鹿屋・指宿・奄美
県弁護士会 :099-226-3765
県司法書士会 :099-256-0335
●消費生活相談●
県消費生活センター :099-224-0999
●子育て等の相談●
県総合教育センター :099-294-2200
子ども・家庭110番 :099-275-4152
●ネット被害等の相談●
NPO法人ネットポリス鹿児島 :090-8624-3449
[email protected]
●男女間の相談●
県男女共同参画センター:099-221-6630 , 099-221-6631
※掲載の相談機関は鹿児島県自殺対策リーフレットからの抜粋 (H25年9月現在情報)
私たちにできること
気づき
眠れない,食欲が
ない等,いつもと
様子が違うな・・。
c鹿児島県ぐりぶー・さくら
見守り
温かく寄り添いな
がら,じっくりと
見守りましょう。
傾聴
(話に耳を傾けましょう)
声かけ
「何か悩んでる?よかった
ら,話して」「なんか元気
ないけど,大丈夫?」
悩みを真剣な態度で
受けとめ,安易な励ましや一
方的な説得は慎み,相手の考
えを否定せず尊重しましょう。
つなぎ
早めに専門機関に相談す
るよう,促しましょう。
(相談を受ける方も,一人で
抱え込まないようにしましょ
う。)
※内閣府「誰でもゲートキーパー手帳」から引用
・大切な人を自死(自殺)でなくされたあなたへ・
大切な家族や親しい知人が自死で亡くなると,周囲の方々はとても大きな心理的影響を受けてしまいます。
「信じられない」「どうして相談してくれなかったのか」「なぜ防ぐことができなかったのか」など,様々な思いが
心にしばしば浮かんできます。また,自殺に対する誤解や偏見により深く傷つき,本当のことを誰にも話せず悩みを
抱え込んでしまうこともあります。
県精神保健福祉センターでは,大切な方々を自死で亡くされたご遺族が気持ちを語り合い支え合うことで生きる希
望を取り戻していくことを目的とした,分かちあいの会【こころ・つむぎの会】を偶数月の第2日曜(原則)に開催して
います。
問い合わせ先 :鹿児島県精神保健福祉センター ℡099-218-4755(平日)
作成:鹿児島県自殺予防情報センター・鹿児島県精神保健福祉センター