校長室の窓から No.14

学校教育目標 「夢をもち 学び合う五小の子-ゆめ チャレンジ 新しい自分-」 ☆★☆★
校長室の窓から
No.14
★☆★☆★☆五城目町立五城目小学校 校長室だより 平成 27 年3月 3 日(火)
○創 立(140 周年)
明治7年5月7日
○児童数
287名
(H27.3.1 日現在)
○教職員数
40名
○本校ホームページのQRコー
ドを作成しました。
スマートフォ
ンからもご覧
になることが
できます。
大川小との統合準備を進めています。
今年度で大川小学校が閉校することに伴い、本校では受け入れのための様々な準備を進めているところ
です。大川小から転入する児童にとっては、これまでの家族的な雰囲気の中での学校生活が一変すること
になりますので、まずは規模の大きな集団の中での生活に慣れることが大切になります。環境が変わるこ
とは本校の子どもたちにとっても同様で、全ての学級で新たな人間関係をつくっていくことが求められま
す。
そのため、新年度に向けてこれまで数度
にわたって大川っ子との顔合わせを兼ねた
交流をしてきました。各学年のお便りです
でにご承知のとおり、五小っ子も大川っ子
も仲睦まじく交流する様子が随所に見られ
ました。2月16日(月)には大川小学校
のPTA全体会に招かれ、今年度本校の授
業や行事等の取組の様子や来年度の学校経
営ビジョンについて、その概要を説明して
まいりました。本校同様に保護者の皆様の
関心が高く、出席率は100%(複数で参
加のご家庭も)でした。本町にとって唯一
の小学校となるだけに、町民の関心や五小
教育への期待も大きくなっていることを改
めて強く感じる機会となりました。
これから3月末までに統合準備作業が進
められますが、4月から順調なスタートを
切ることができるよう大川小教職員との引
き継ぎを丁寧に行ってまいります。
学校関係者評価委員会を終えて
創立140周年記念事業を除き、今年度
も学力向上や心の教育(道徳・福祉・人権
等)の取組を重点として力を入れてまいり
ました。
その成果を示すデータの一部として全国
及び秋田県の学力学習状況調査、児童の意
識調査等がありますが、本校独自の様々な
取組データも大切にしています。これらの
結果を踏まえるとともに、児童・保護者ア
ンケート結果も参考に、毎年2月上旬頃ま
でに全教職員がかかわって自己評価(学校
評価)を行っています。
学校でまとめた自己評価結果について意
見交換し、その評価が妥当なのかどうか評
価することを基本としているのが学校関係
者評価委員です。学校をさらによくしてい
こうとの願いから学校評議員のほか保護者
代表(PTA総務部の各学年代表)、地域
住民、関係団体の関係者等により構成され
ているのが本校の特徴となっています。評
価はホームページ等でも後日、公開いたし
ます。
学校関係者評価委員会から
H26 年度重点評価領域① 「かがやく子」
夢につなげる主体的な学びと確かな学力
■ 一部の教科に若干下回った教科があったものの、県
の平均通過率を4・5・6年とも上回る好成績を出し
ており、五小教育のレベルの高さがうかがわれます。
■ 基礎的な知識を活用して考えたり、表現したりする
課題に、きめ細かく指導していただき、結果はいろい
ろな面で伸びてくると思います。でも、友達の考えを
聞き、自分のものに深めていく力や自分の考えを上手
に発表する力が少し不足しているように思います。
■ 授業内容がとても分かりやすく、そして楽しく創意
工夫されたものであることが見て取れる。先生方の熱
心な取組が児童に伝わり、そのことが良い結果となっ
て数値にも表れていると思う。
H26 年度重点評価領域② 「やさしい子」
夢をもたせる豊かな心の育成
■ 児童アンケート結果から、自己を肯定できる素直な
感情が感じられて嬉しい。学校全体で(保護者も含め
て)これまで取り組んできた様々なことが子どもたち
の自信となってきているのではと思う。
■ 元気なあいさつをよく受けるようになった。弱い子
に対しても皆でかかわったり、一緒にいたりと、良い
面を見ることが多かった。
■ 生徒指導の三機能を生かした積極的な学校づくりを
目標にしている中で、子どもたちは自己を見つめ、自
分に目標と夢をもち努力し、友達との関わりを大切に
していると思います。
■ 自己肯定感が高まり「自分には良いところがある」
の評価で 2.6~13.4 ポイント伸びたことには感謝いた
します。子どもが将来の夢や目標を持ち続けていくた
めには、どうしても保護者の協力が必要になると思い
ます。
■ 五城目小学校は「あいさつ」もできる、異年齢交
流、ボランティア、様々な体験活動も充実しているの
で、今後も続けていくことによって、心は育成される
と思います。