H26.10.29 第5号 研 修 だ よ り 富岡市立一ノ宮小学校 学びのデザイン研究所 ☆一人一授業「阿部先生」お疲れ様でした 単元を貫く言語活動とはどんな授業か?とても 難しい大きな課題に向き合い、理論研究そして教 材研究を積み重ねてきた阿部先生の授業が27日 の2校時に行われました。これからの国語の指導 で重要視されている単元を貫く言語活動はどうす ればいいのか・・・・。分かるようで実際に授業のレ ベルで考えるとどうしたらよいのか分からない部 分も山積しているのが現状です。そんな現状を踏 まえ、提言性のある授業に体当たりで取り組んで 下さいました。大変貴重な授業を提案していただ き本当にありがとうございました。 綿密な板書計画。めあての提示も的確 本時の学習で子どもが書いた記事 ☆研修主任のつぶやき 国語指導の中では、「この文脈から切り込んでこの心情をどうしても子どもたちにつかませ たい!」といった気持ちはどの先生も思うことです。ですが、このような従来の指導を前面に 出してしまうと、子どもたちの「主体的な読み」を引き出す授業にはならない・・・。言うま でもなく単元を貫く言語活動にもつながらない・・・。これを打開するためには、読み取りは そこそこに扱い教科書の本文は表面を流さざるおえない。これで、一体、子どもたちに読み取 りの力が付くのか。最後の場面のごんと兵十の気持ちに触れずして終わりにしてよいのか。 今、求められている国語の指導を具現化しようとすればするほど突きつけられてくる大きな 問題です。今、国語の指導が変わろうとしています。内容だけでなく、私たち教師の頭も一度 従来の指導から離れ、変わる必要があることを痛感します。
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