平成 26 年度地区懇談会(登別温泉地区)議事録(概要) 平成 26 年 11 月 10 日(月)登別温泉公民館 出席者数 16 人 その他:ラジオの難聴対策について 〔担当:市民サービスグループ〕 意見:会長 ・ラジオ難聴対策について、提案がある。NHKに、ラジオの難聴を解消してくれないかという働きかけ を市からしてもらえれば、市もお金を使わずに難聴を解消できる。FMでもAMでも、ラジオを聞ける ような体制にするよう、NHKに働きかけてほしい。 ・御嶽山の噴火もあり、いつ災害が起こるか分からない。登別温泉地区には観光客もおり、情報がないと 困るので、ラジオを聞ける状態にしてほしい。 回答:市民生活部長 ・NHKには話をしたい。FMびゅ~については、出力の関係があるので拡大できるか分からないが、総 務省北海道総合通信局にも話をしたい。 その他:国立病院跡地について 〔担当:観光振興グループ〕 意見: ・平成 27 年か 28 年に市が国立病院跡地の土地を購入すると思うが、登別温泉の方がたの寄付用地約 8,500 平方メートルと市が国に寄付した土地について、価格の関係はどのように折衝しているのか。 回答:観光経済部長 ・購入予定地には、寄付用地とその他の用地がある。公共の用に要する場合には寄付用地は無償でいただ けるということになる。今、買うというのは、寄附用地を除いた道路などの部分も合わせて買えばより 使いやすいということで、協議をしている。 ・まだ正式な形での金額折衝には至っていないが、来年には購入する方向で考えている。寄付部分は無償、 真ん中に走っている寄付以外の部分は購入し、全面を使えるようにしたい。 意見: ・市は、駐車場用地として考えているようだが、登別温泉地区連合町内会としては公園や野外コンサート 会場として使うよう要望を上げている。駐車場のみとの考えは変わらないのか。 回答:観光経済部長 ・財務省から無償で土地を戻してもらうためには、公共的用途でなければいけないので、駐車場にする考 えでいる。ただ、駐車場として整備する予算はないので、まずは土地だけ確保したい。ただ買って放置 するわけにはいかないので、穴を埋めるなどの簡単な処置をする。その後の整備の段階で、例えば一部 に公園や野外ステージをつくるなど、検討・協議していきたい。 意見: ・公園や保育所がないと、親が子どもを遊ばせることができないこと。また、ことしの登別地獄まつりを 見ると、第一滝本館前のステージがなければ、メーン会場がないので、野外ステージも必要。連合町内 会も観光協会も旅館組合も、駐車場以外の使い方を望んでいる。 その他:除雪体制について 〔担当:土木グループ〕 意見: ・土曜日に雪が降って、日曜日の朝に帰れなくなることがある。通学・通勤道路は、曜日に関係なく優先 的に除雪をしてもらいたい。 回答:都市整備部次長 ・土・日曜日に限らず、平日も万遍なくパトロールをして、除雪業務の受託業者や消防登別温泉支署、登 別温泉支所から情報を得ながら対応しており、土・日曜日も平日と同じような体制を取っている。 意見: ・緊急で除雪してもらいたいときには、やってもらえないのか。私たちは、土曜日は、通学道路などの除 雪を少し遅らせてでも、登別温泉街の除雪をしてほしいと思っている。弾力的な運用をしてほしい。 回答:都市整備部次長 ・午前 10 時のホテルのチェックアウト時間までに除雪をしてほしいという要望も受けている。可能な範囲 の中で対応する。 その他:鹿の駆除について 〔担当:農林水産グループ〕 意見: ・登別温泉公民館の裏側にも鹿が出没する。そのうち、登別温泉街にも出てくるのではないかと心配して いる。鹿の駆除の進捗状況は。 回答:観光経済部長 ・地獄谷に鹿の群れがあって、けもの道ができていると聞いているが、国立公園内では駆除ができない。 中登別町や札内町であれば、大きなわなを仕掛けることが可能だが、ここではうまく追い払うしかない。 情報をいただければ市職員が追い払う。 ・元々は、札内町から常盤町にかけて鹿が多かった。一昨年から昨年にかけて捕獲をして、減ってきたと ころだが、ここ1年ぐらいは登別温泉地区で鹿が多くみられるようになった。 ・古くは、道南には鹿がいなかったとのことだが、道東から移動してきて、ここ数年で相当な数に増えた。 今の時期は、狩猟が解禁されているので、川上町から鉱山町、札内町にかけて一斉捕獲をしている。 ・今のところ、連絡をいただいて追い払うしかないので、協力をいただきたい。 意見: ・国立公園だから捕獲できないということだが、国立公園に来たお客さんの車に鹿がぶつかって事故が起 きるなどの状況があるのであれば、国に申請することも必要と思う。 回答:観光経済部長 ・人がいるところでは、鹿を撃つことができない。しかし、国立公園でも、坂があるなど誤射しても大丈夫 な場合は、申請が受け入れられる場合があるので、個々の状況に応じて、そのようなことも考えられる。 その他:火山噴火の対策について 〔担当:総務部総務グループ〕 意見: ・火山の噴火に対応する協議会は、いつ立ち上げるのか。また、新聞によると、シェルターなどは市町村 レベルでつくるということだが、市はどう対応するのか。 回答:総務部次長 ・地域の方がどの段階でどこへどのように逃げるのか、また観光客をどうするのかなどについて、一時的 に危険のないホテルに滞在していただくなど、具体的なことをこれから皆さんと話し合いをして決めて いかなければいけない。 ・協議会について、年度末までに連絡会などをつくるようにという指導がきているが、話し合いの進捗に よっては、早急にはできないかもしれない。 意見: ・避難場所は全て鉄筋コンクリートで、3階以上には避難させてもらいたいという要請で、全ての施設か ら了承をもらっている。噴火の場合、噴石から逃げる必要があるので、地下へ逃げることで住民の安全 は一応確保できる。商売をやっている者から言うと、災害警報を出された瞬間にお客さんが来なくなる という悩ましい問題がある。 回答:総務部次長 ・観光客や市民の命を守ることが一番大事だが、風評被害などにより観光客が来なくなると、それも死活 問題なので深く協議しなければいけない。
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