生き残れる地域を目指して - 神奈川県議会議員 民主党 秦野市 安藤けい

今ある故郷を
残したい
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安藤けい 事務所
秦 野 が す ぐ に 消 滅 す る
わけではありませんが、こ
れから﹁生き残れる地 域﹂
として歩みださなければ、
﹁あたりまえに衰 退 してい
く﹂のは間違いありません。
ど の 様 に し て、分 母 の
人口が減る中で市の人口を
維持していくのか。また人
口 が 減 少 し て も、現 在 の
行 政 サ ー ビスの 質・量 を
維 持 していく 方 法 は な に
か。街の風景や機能を守っ
ていく為には、どうすれば
良いのか。
今、行 動 し な け れ ば
年 後、私 た ちの 目 の 前 に
ある風景は見られないもの
となるでしょう。
今 年 1 年、そ う いった
想いと 覚 悟 を 胸 に活 動 し
て参ります。
今 ある 故 郷 を
残 し たい
が、地方都市に行って驚く
のは、県 庁 の 前 の 商 店 街
や、新 幹 線 の 駅 前 に あ る
商店街がシャッター通りと
なっていることです。そし
て、かつて 進 出 し た 大 型
店 舗 が 撤 退 して、街 の中
にぽっかり穴が空いている
ことです。
生き残れる地域を目指して
あ け ま して お めでと う 4 年 後 か らは 人 口減 少 が
ございます。
始 ま り ま す。秦 野 市 で は
本年が市民の皆様にとっ すでに人口減少は始まって
て 良 き 年 と なる よ う ご 祈 お り、 万 人 まで 伸 び た
念致します。
人 口 も 近い将 来 に 万 人
を 割 るという 予 測 値 も あ
昨年、日本創成会議が、 り ま す。人 口 が 減 少 し ま
2 0 4 0 年 頃には8 9 6 す と、街 のあ ら ゆ る 機 能
もの自 治 体 が 消 滅の可 能 を 維 持 すること が 出 来 ま
性 が ある﹁消 滅 可 能 性 都 せん。
市﹂であることを 発 表 し、 自 治 体 と しては 税 収 が
話 題となりました。また、 減 り、現 在 ある 施 設 を 維
新 聞 社 の 調 査 に、全 国 持 出 来 ませ ん。ま た 行 政
%の自 治 体 が 人 口減 少 サービスの質・量ともに低
していく中で、将来の自治 下致します。
体 運 営に不 安 を 感 じると 人 口 が 減 り ま す と、地
答えています。
域 の市 場 も 小 さ く な り 商
人 口減 少 問 題 や 少 子 高 業 施 設の数 も 減 少 致 しま
齢 化 問 題 は、数 十 年 も 前 す。地 域の経 済が縮 小し、
から言われていることです それに伴い雇用も減ってし
が、日本はその対策をとっ まいます。
て き ま せ ん で し た。日 本 街の中でご活躍いただい
創 成 会 議 が 指 摘 している ている 様 々 な 団 体 の数 も
事は何も目新しいことでは 減 り、公 共 のた めに 活 動
あ り ま せ ん が、現 在 進 行 し てい る ボ ラ ン ティア 団
中のこれらの問題が、現実 体、消 防 団 等の維 持 が 困
的 に近い将 来、地 方 都 市 難 と な り ま す。な に よ り
をどう変えていくのか、改 街 の 中 に、空 き 家、空 き
めて 警 鐘 を 鳴 ら し た 事 に 地 が 増 えて 街 並 み がス カ
価値があるのでしょう。
スカとなり、地 域コミュニ
ティーも希 薄となってしま
人口が減少すると
います。
街はどう変わるか
私 は 様 々 な 都 市に視 察
神奈川県全体でみても、 に 行 く 機 会 が ご ざいま す
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神奈川県議会議員
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☎0463-88-6411
10463-88-8920
秦野市松原町3-36
安藤けい
県政報告
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