アンケート結果

インターネット福祉保健モニター アンケート結果
「地域を支える元気な高齢者」について
<アンケートの設問>
Q1
これから高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)を迎える人たちに、どのような地域活動や社
会貢献活動を期待していますか。特に期待する活動を、次の中から3つまで選んでください。
Q2
あなたは超高齢社会において、地域とのつながりはどの程度重要だと思いますか。次の中から1つだけ選んでく
ださい。
Q3
Q2で「非常に重要である」「どちらかというと重要である」と回答された方に伺います。「地域とのつなが
り」を強化するためには、どのようなことが必要だと思いますか。次の中から3つまで選んでください。
Q4
あなたの身近で行われている地域活動や社会貢献活動を行っている団体を御存知ですか。
Q5
あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に地域活動や社会貢献活動に参加
したいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。
Q6
Q5で「既に参加している」と回答した方に伺います。あなたが地域活動・社会貢献活動に参加したきっかけは
何ですか。次の中から3つまで選んでください。
Q7
Q5で「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答された方に伺います。地域活動や
社会貢献活動に参加する場合、どのような活動に興味がありますか。特に興味のある活動を次の中から3つまで
選んでください。
Q8
Q5で「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答した方に伺います。あなたが参加
したいと考える理由は何ですか。次の中から3つまで選んでください。
Q9
Q5で「参加したいが難しい」「参加したいとは思わない」と回答された方に伺います。どのような条件が揃え
ば、地域活動や社会貢献活動に参加しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。
Q10
地域活動や社会貢献活動を行っている団体のひとつに、概ね60歳以上の方を対象とした「老人クラブ」があ
り、都内では約3,700クラブが、健康づくりのためのイベントや友愛活動などのボランティア活動を幅広く
行っています。老人クラブやその活動について知っていますか。
Q11
Q10で「老人クラブやその活動について知っている」「老人クラブがあることを知っているが、何をしている
のか良く知らない」と回答した方に伺います。あなたは老人クラブにどのようなイメージをお持ちですか。次の
中から3つまで選んでください。
Q12
あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に老人クラブに参加したいと思い
ますか。次の中から1つだけ選んでください。
Q13
Q12で「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答した方に
伺います。あなたが老人クラブの活動に興味を持ったきっかけは何ですか。次の中から3つまで選んでくださ
い。
Q14
Q12で「既に参加している」以外を回答した方に伺います。あなたは、ご自分の高齢期にどのような条件が揃
えば、老人クラブに参加しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。
Q15
あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に起業や就労をしたいと思います
か。次の中から1つだけ選んでください。
Q16
Q15で「既に起業・就労している」と回答された方に伺います。現在仕事をしている理由はなんですか。次の
中から3つまで選んでください。
Q17
Q15で「起業・就労したいが難しい」「起業・就労したいとは思わない」と回答された方に伺います。どのよ
うな条件が揃えば、起業・就労しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。
Q18
あなたは、高齢期を迎える人たちの地域活動や社会貢献活動への参加を推進していくためには、東京都や区市町
村はどのような取組をすればいいと思いますか。特に効果的だと思うことを、次の中から3つまで選んでくださ
い。
Q20
これからの超高齢社会において、高齢者が元気に生き生きと暮らせる社会にするためには何が必要だと思います
か。あなたの考えを簡潔にお書きください。【自由意見】
Q1.これから高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)を迎える人たちに、どのような
地域活動や社会貢献活動を期待していますか。特に期待する活動を、次の中から3つまで選んでく
ださい。
【全 体】(N=217)
0%
20%
40%
60%
子育て支援や子供の健全育成支援
49.3
高齢者や障害をもつ方への支援
48.8
地域のまちづくり
42.4
町内会・自治会活動
29.5
防火・防犯や交通安全
27.2
清掃やリサイクル・環境保護活動
26.7
お祭りや地域行事
20.3
文化・スポーツ・レクリエーション
14.3
老人クラブ活動
10.6
国際交流・国際親善
10.1
その他
わからない
4.6
1.8
これから高齢期を迎える人たちに、どのような地域活動や社会貢献活動を期待しているか聞いたと
ころ、「子育て支援や子供の健全育成支援」が49.3%、「高齢者や障害をもつ方への支援」が48.8%、
「地域のまちづくり」が42.4%で、それぞれ4割以上であった。
Q2.あなたは超高齢社会(※)において、地域とのつながりはどの程度重要だと思いますか。次の中
から1つだけ選んでください。
【全 体】(N=217)
不要である
0.0%
何ともいえない
2.8%
わからない
0.0%
どちらかというと
重要である
24.9%
非常に重要である
72.4%
超高齢社会において、地域とのつながりはどの程度重要だと思うか聞いたところ、「重要」(「非常に
重要である」と「どちらかというと重要である」の合計)と答えた人が97.3%で9割以上であった。
※参考
超高齢社会とは「4人に1人が高齢者(65歳以上)」という社会。東京都では平成37年に達する見
込み。平成37年の高齢者人口の推計は332万人。
Q3.Q2で「非常に重要である」「どちらかというと重要である」と回答された方に伺います。「地域
とのつながり」を強化するためには、どのようなことが必要だと思いますか。次の中から3つまで
選んでください。
【全 体】(N=211)
0%
20%
40%
60%
67.8
隣近所との挨拶や声かけをすること
63.5
困った時に助け合える人がいること
41.2
隣近所に相談できる人がいること
趣味のサークルに参加したり、一緒に活動で
きる仲間がいること
37.9
NPOなどの地域活動や社会貢献活動に参
加すること
37.0
23.7
町内会・自治会、老人クラブに参加すること
近隣住民とITを活用したコミュニケーションを
はかること
その他
わからない
80%
15.2
1.9
0.0
超高齢社会において、地域とのつながりが「非常に重要である」「どちらかというと重要であ
る」と回答された方に、「地域とのつながり」を強化するためには、どのようなことが必要だと思う
か複数回答で聞いたところ、「隣近所との挨拶や声かけをすること」が67.8%、次いで「困った時
に助け合える人がいること」が63.5%であった。
Q4.あなたの身近で行われている地域活動や社会貢献活動を行っている団体を御存知ですか。
【全 体】(N=217)
知らない
18.4%
団体があることは
知っているが活動
内容をよく知らない
26.7%
団体とその活動内
容について知って
いる
54.8%
身近で行われている地域活動や社会貢献活動を行っている団体を知っているか聞いたところ、「団
体とその活動内容を知っている」が54.8%で約5割であった。
Q5.あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に地域活動や社会
貢献活動に参加したいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。
【全 体】(N=217)
0%
10%
20%
30%
24.4
ぜひ参加したい
25.3
参加してもよい
参加したいが難しい
わからない
50%
36.9
既に参加している
参加したいとは思わない
40%
6.5
4.6
2.3
自身の高齢期に地域活動や社会貢献活動に参加したいと思うかを聞いたところ、「参加したい」
(「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」の合計)と答えた人
が93.1%で約9割であった。
Q6.Q5で「既に参加している」と回答した方に伺います。あなたが地域活動・社会貢献活動に参加し
たきっかけは何ですか。次の中から3つまで選んでください。
【全 体】(N=80)
0%
20%
40%
もともと興味や問題意識を持っていた
36.3
近所に自分の興味のある活動があった
31.3
友人、知人の誘い
18.8
町内会・自治会、老人クラブの誘い
13.8
企業が行っている地域活動・社会貢献活
動
その他
100%
37.5
区市町村の広報誌やホームページ等を見
て
企業が実施したイベントやセミナー
80%
78.8
都や区市町村が実施したイベントやセミ
ナー
家族のすすめ
60%
8.8
3.8
2.5
16.3
地域活動や社会貢献活動に「既に参加している」と回答された方に、参加したきっかけを複数回答
で聞いたところ、「もともと興味や問題意識を持っていた」が最も多く78.8%であった。
Q7.Q5で「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答された方に伺います。地域
活動や社会貢献活動に参加する場合、どのような活動に興味がありますか。特に興味のある活動を
次の中から3つまで選んでください。
【全 体】(N=122)
0%
20%
40%
地域のまちづくり
46.7
高齢者や障害をもつ方への支援
43.4
子育て支援や子供の健全育成支援
37.7
清掃やリサイクル・環境保護活動
29.5
文化・スポーツ・レクリエーション
27.9
防火・防犯や交通安全
22.1
町内会・自治会活動
21.3
お祭りや地域行事
18.0
国際交流・国際親善
18.0
7.4
老人クラブ活動
その他
わからない
60%
3.3
0.8
自身の高齢期に、地域活動や社会貢献活動に「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが
難しい」と回答された方に、どのような活動に興味があるか複数回答で聞いたところ、「地域のまちづ
くり」が46.7%、「高齢者や障害をもつ方への支援」が43.4%、「子育て支援や子供の健全育成支援」
が37.7%であった。
Q8.Q5で「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答した方に伺います。あなた
が参加したいと考える理由は何ですか。次の中から3つまで選んでください。
【全 体】(N=122)
0%
20%
40%
興味や問題意識を持っていることがあるた
め
30.3
自治会、町内会の誘いがあったため
その他
100%
32.0
近所で自分の興味のある活動をしている
ため
家族のすすめがあったため
80%
82.0
区市町村等、公的機関が主催しているイベ
ントやセミナーであるため
友人、知人の誘いがあったため
60%
10.7
7.4
2.5
8.2
自身の高齢期に、地域活動や社会貢献活動に「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが
難しい」と回答された方に、参加したいと考える理由について複数回答で聞いたところ、「興味や問題
意識を持っていることがあるため」が最も多く82.0%であった。
Q9.Q5で「参加したいが難しい」「参加したいとは思わない」と回答された方に伺います。どのような条
件が揃えば、地域活動や社会貢献活動に参加しようと思いますか。次の中から3つまで選んでくださ
い。
【全 体】(N=24)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
41.7
興味のある活動や団体があること
33.3
経済的な負担が軽いこと
25.0
活動する場所が自宅からあまり離れていないこと
20.8
時間的余裕があること
気軽に参加できる活動があること
16.7
活動の詳しい内容が分かること
16.7
都や区市町村から情報が提供されること
8.3
活動等の参加に応じて、換金可能なポイントが付与さ
れる等の制度があること
8.3
表彰されること
0.0
活動している団体から誘いがあること
0.0
条件に関わらず参加したくない
70%
54.2
体の調子が良いこと
その他
60%
4.2
12.5
自身の高齢期に、地域活動や社会貢献活動に「参加したいが難しい」「参加したいとは思わない」と回
答された方に、どのような条件が揃えば、地域活動や社会貢献活動に参加しようと思うか複数回答で
聞いたところ、「体の調子が良いこと」が最も多く54.2%、次いで「興味のある活動や団体があること」が
41.7%であった。
Q10.地域活動や社会貢献活動を行っている団体のひとつに、概ね60歳以上の方を対象とした「老人
クラブ」があり、都内では約3,700クラブが、健康づくりのためのイベントや友愛活動などのボラン
ティア活動を幅広く行っています。老人クラブやその活動について知っていますか。
【全 体】(N=217)
知らない
12.9%
老人クラブやその
活動について知っ
ている
40.1%
老人クラブがあるこ
とは知っているが、
何をしているか
良く知らない
47.0%
老人クラブやその活動について知っているかを聞いたところ、「老人クラブやその活動について知っ
ている」が40.1%であった。
Q11.Q10で「老人クラブやその活動について知っている」「老人クラブがあることを知っているが、何を
しているのか良く知らない」と回答した方に伺います。あなたは老人クラブにどのようなイメージをお持
ちですか。次の中から3つまで選んでください。
【全 体】(N=189)
0%
20%
40%
53.4
高齢者の健康づくりに役立っている
49.7
仲間を増やすことができる
39.2
人間関係が面倒そうである
36.5
生き生きと充実した生活を送ることができる
26.5
興味をひく活動がない
23.3
地域に貢献できる
時間が拘束される
14.3
敷居が高い
その他
60%
11.6
5.8
「老人クラブやその活動について知っている」「老人クラブがあることを知っているが、何をしているの
か良く知らない」と回答された方に、老人クラブにどのようなイメージを持っているか複数回答で聞いた
ところ、「高齢者の健康づくりに役立っている」が最も多く53.4%、次いで「仲間を増やすことができる」が
49.7%であった。
Q12.あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に老人クラブに参
加したいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。
【全 体】(N=217)
0%
既に参加している
10%
20%
40%
50%
5.5
12.9
ぜひ参加したい
30.9
参加してもよい
11.1
参加したいが難しい
32.3
参加したいとは思わない
わからない
30%
7.4
自身の高齢期に、老人クラブに参加したいと思うか聞いたところ、「参加したい」(「既に参加してい
る」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」の合計)と答えた人が60.4%で約6割で
あった。
Q13.Q12で「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加したいが難しい」と回答し
た方に伺います。あなたが老人クラブの活動に興味を持ったきっかけは何ですか。次の中から3つま
で選んでください。
【全 体】(N=131)
0%
10%
20%
30%
34.4
会報やお知らせのチラシを見て
26.7
活動しているところを見て
23.7
行事、イベントに参加して
22.9
自治会、町内会の紹介
15.3
友人、知人の紹介
新聞、テレビ、雑誌等を見て
7.6
老人クラブからの誘い
7.6
その他
50%
35.9
区市町村の広報誌やホームページを見て
家族の紹介
40%
2.3
14.5
自身の高齢期に、老人クラブに「既に参加している」「ぜひ参加したい」「参加してもよい」「参加した
いが難しい」と回答した方に、老人クラブの活動に興味を持ったきっかけは何か複数回答で聞いたと
ころ、「区市町村の広報誌やホームページを見て」が最も多く35.9%、次いで「会報やお知らせのチラ
シを見て」が34.4%であった。
Q14.Q12で「既に参加している」以外を回答した方に伺います。あなたは、ご自分の高齢期にどのよう
な条件が揃えば、老人クラブに参加しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。
【全 体】(N=205)
0%
20%
40%
50.7
興味のある活動や団体があること
39.5
体の調子が良いこと
37.6
気軽に参加できること
30.7
時間的余裕があること
28.8
経済的な負担が軽いこと
25.4
活動する場所が自宅からあまり離れていないこと
15.6
活動の詳しい内容が分かること
8.8
都や区市町村から情報が提供されること
友人や家族のすすめ
2.0
老人クラブから誘いがあること
1.5
表彰されること
その他
条件に関わらず参加したくない
60%
0.5
4.9
9.8
自身の高齢期に、老人クラブに「既に参加している」以外と回答した方に、自分の高齢期にどのような
条件が揃えば、老人クラブに参加しようと思うか複数回答で聞いたところ、「興味のある活動や団体が
あること」が最も多く50.7%、次いで「体の調子が良いこと」が39.5%、「気軽に参加できること」が37.6%
であった。
Q15.あなたは、ご自分の高齢期(定年退職後、又は定年がない場合は65歳以降)に起業や就労をし
たいと思いますか。次の中から1つだけ選んでください。
【全 体】(N=217)
0%
10%
20%
40%
50%
19.4
既に起業・就労している
ぜひ起業・就労したい
28.6
19.4
起業・就労してもよい
11.5
起業・就労したいが難しい
15.7
起業・就労したいとは思わない
わからない
30%
5.5
自身の高齢期に、起業や就労をしたいと思うか聞いたところ、「企業・就労したい」(「既に起業・就
労している」「ぜひ起業・就労したい」「起業・就労してもよい」「起業・就労したいが難しい」の合計)と
答えた人が78.4%で約8割であった。
Q16.Q15で「既に起業・就労している」と回答された方に伺います。現在仕事をしている理由はなんで
すか。次の中から3つまで選んでください。
【全 体】(N=42)
0%
20%
40%
60%
50.0
経済上の理由のため
33.3
健康上の理由(健康にいいから等)のため
その他
100%
76.2
生きがい、社会参加のため
時間に余裕があるため
80%
21.4
16.7
「既に起業・就労している」と回答された方に、現在仕事をしている理由を複数回答で聞いたところ、
「生きがい、社会参加のため」が最も多く76.2%であった。
Q17.Q15で「起業・就労したいが難しい」「起業・就労したいとは思わない」と回答された方に伺います。
どのような条件が揃えば、起業・就労しようと思いますか。次の中から3つまで選んでください。
【全 体】(N=59)
0%
20%
40%
60%
52.5
体の調子が良いこと
49.2
興味のある仕事があること
44.1
仕事をする場所が自宅からあまり離れていないこと
27.1
時間的余裕があること
16.9
都や区市町村から情報が提供されること
11.9
起業・就労に関する講座等があること
起業に対する補助金があること
その他
条件に関わらず起業・就業したくない
6.8
1.7
22.0
自身の高齢期に、「起業・就労したいが難しい」「起業・就労したいとは思わない」と回答された方に、
どのような条件が揃えば、起業・就労しようと思うか複数回答で聞いたところ、「体の調子が良いこと」
が最も多く52.5%、次いで「興味のある仕事があること」が49.2%、「仕事をする場所が自宅からあまり
離れていないこと」が44.1%であった。
Q18.あなたは、高齢期を迎える人たちの地域活動や社会貢献活動への参加を推進していくためには、
東京都や区市町村はどのような取組をすればいいと思いますか。特に効果的だと思うことを、次の中
から3つまで選んでください。
【全 体】(N=217)
0%
20%
40%
60%
研修会・講習会などによる人材育成
43.3
広報誌やホームページ等での情報提供
42.9
37.8
企業や社会貢献活動との連携、協働
27.2
相談窓口の充実
活動等の参加に応じて、換金可能なポイントが付与さ
れる等の制度があること
15.7
10.6
イベント開催による気運醸成
その他
特になし
100%
76.5
地域活動や社会貢献活動を行う場所の提供、整備
表彰されること
80%
1.8
7.4
1.8
高齢期を迎える人たちの地域活動や社会貢献活動への参加を推進していくためには、東京都や区
市町村はどのような取組をすればいいと思うか、特に効果的だと思うことを複数回答で聞いたところ、
「地域活動や社会貢献活動を行う場所の提供、整備」が76.5%であった。
Q19.これからの超高齢社会において、高齢者が元気に生き生きと暮らせる社会にするためには何が必要
だと思いますか。あなたの考えを簡潔にお書きください。【自由意見】
高齢者が元気に生き生きと暮らせる社会にするためには何が必要かについて意見を聞いたところ、190人
から自由意見が寄せられた。主な意見は以下のとおりである。
1 居場所に関すること
・ 高齢者が気軽に参加できるスポーツ、イベント等の情報提供・場所の提供があり、好きな時間に参
加でき、常にそこには管理運営する人、及び指導者がいること。また自宅より歩いて30分以内程度
の距離にあること。ただし参加者が少ないと長続きしないと思いますので、それなりの人数が参加す
るイベントにすること。またそのようなイベントでなくても、高齢者が1人で行っても安心してのんびり
できる公園及び施設が自宅の近くに数か所あること。ベンチ、椅子がそれなりにあり自宅から歩い
て、数か所をはしごできれば理想だと思います。(男性、60代、無職)
・ 自立した後期高齢者を目指し、体力低下の防止または維持するための機能訓練ができる場所の設
置、認知症予防のためのプログラムの提供、閉じこもり予防のための自宅より歩いていける場所で
の昼食会や茶話会の提供等が必要と思われます。さらにごみだしの代行等生活援助のボランテイ
ア育成もぜひ検討してください。(女性、50代、福祉サービス提供事業従事者)
・ 地域活動での高齢者の結びつきの機会を行政が提供することが大事と思います。ただし、このこと
のため、費用や助成を行うことはあまり意味がないと思います。むしろ、政策の無駄な膨張を招くこと
により政策が逆効果となる可能性があります。今後の高齢化社会に共存という繋がりを確実にする
ためには、ネットワークの情報と場の提供に知恵を絞ることが必要と思います。情報と場の選択肢が
豊富にあれば高齢者の活用や共存、助け合いの潜在性は大きく開けるように思われます。(男性、
60代、無職)
2 意識に関すること
・ 高齢者が生き生きと暮らせる社会とは、行政や地域の自治体がお膳立てして創るものと考えてはい
けないと思っている。高齢者自身がどのような人生目標を持ち、そのために自分は何を準備すれば
よいのか、など主体性を持って社会参加する意思が大切であり、行政や自治体はそのための啓発
活動や、高齢者自ら健康な体を維持していく機会や環境作りなどで元気づくりを支援するのが良い
のかなと思っている。(男性、70歳以上、自営業)
・ いろいろな年代が混合で、地域の高齢者をささえる、子育て世代をささえるなどの交叉したそこそこ
の関係をつくることが必要。社会参加の生きがいも必要だし、だからといって押し付けない関係が必
要。(女性、60代、その他)
・ 一番は自身の健康つくりが基本だと思う。重い病気にならない「健康管理意識」を育てる。若いころ
から生活習慣病にならない体つくりを意識するため、学校教育や地域での移動健康教室の開催とや
りっぱなしにしないで、継続的にフォロー体制と住民自助を育てる。また精神的健康も大事で、「孤独
にならない。しない」意識が地域でも必要。閉じこもり家庭への根気ある声掛け等行う。(女性、60
代、福祉サービス提供事業従事者)
3 仕組みに関すること
・ 「4人に一人が65歳以上時代」が確実にくるので、座していないで今から「自助、共助」の準備が必要
と考えます。まだ元気なシニアを「公助」である都が、人材育成・地域拠点を今から計画的に整備し
ていくことです。残念ながら、都民は受け身であるので、仕組みを作り、PRし参加を促し、体制を作り
維持、発展させる必要があります。そうすると、社会資源の3要素である、人、もの、金のうち、人は
高齢者を中心に都民が担い、ものは施設や移動手段を行政である都が、金は企業が分担する都独
自の先進的な制度を作れ、高齢者が元気にいきいきと自尊心を持ち、自立に近い形で暮らせる社
会が実現できると考えます。(男性、60代、自営業)
・ 社会全体で高齢者を支えるシステムを再構築する。また、高齢者も積極的にその能力と経験を活か
していく必要がある。民間企業も、公的団体も積極的な雇用を促進する。うたい文句だけでなく、しっ
かりとした取り組みを行い、それを具体的に見えるようにする。シニアの海外ボランティア派遣や震
災復興にかかる相談業務、障害者や高齢者施設でスタッフとして働くなど、高齢者の目線を活かせ
る仕込み作りが必要だと思う。(男性、60代、福祉サービス提供事業従事者)
・ 高齢者も社会参加できるような仕組みと、心身ともに健康な高齢者になるための対策が必要だと思
う。高齢者や超高齢者のできることを増やすためにも、教育や育児の場面にも引っ張り出すのがい
いと思う。若い親、幼児、子供、若者、障害者などは、人生の先輩である高齢者が関わって欲しい。
(女性、40代、会社員)
・ 街や心のバリアフリーが必要です。街のバリアフリーは段差をなくす、階段にエレベーターやエスカ
レーターをつける、イスなど休める場所を増やすなど。心のバリアフリーは、今は核家族の家が多い
ので、子どもが高齢者と普通に自然に接することができる環境作りなどがいいと思います。(女性、
40代、主婦)