平成26年度 全国児童委員研究協議会 開 催 要 綱

平成26年度
開
1.趣
全国児童委員研究協議会
催
要
綱
旨
近年、子どもたちをめぐる課題は、虐待、いじめ、不登校、ひきこもり、さらには子どもの貧困な
ど、多様化、深刻化が進んでいます。
また、本年においても、子どもが被害者となる犯罪が相次ぐとともに、居所不明児童の存在な
ど、子どもの安全が社会的にも大きな課題となっています。
本年は、主任児童委員制度創設 20 周年の節目の年ですが、この 20 年間を改めて振り返って
みても、子どもや子育て家庭をめぐる課題はその厳しさを増しています。こうしたなかにあって、次
代を担う子どもたちの健やかな育ちのために、主任児童委員のみならず、全国の児童委員のな
お一層の取り組みが期待されています。
全国民生委員児童委員連合会では、平成 25 年 9 月に新たな「全国児童委員活動強化推進
方策」を策定し、児童委員活動をさらに発展させ、子育てを応援する地域づくりの推進を図って
います。
本研究協議会は、子どもや子育て家庭をめぐる諸課題について理解を深めるとともに、
各地の民児協での取り組みに関する情報交換をもとに、児童委員活動の一層の充実を図る
ことを目的に開催します。
2.主
催
全国民生委員児童委員連合会
全国社会福祉協議会
3.期
日
平成 27 年 2 月 2 日(月)~3 日(火)
4.会
場
「東京ベイ幕張ホール」
〒261-0021 千葉県千葉市美浜区ひび野 2-3
TEL 043-296-1112
5.参加者
(1)参加定員
360 名程度<都道府県・指定都市 各5~6名(各分科会1~2名)程度>
※ 会場の都合上、各分科会場には定員があります。定員を超える
申し込みがあった分科会では、都道府県・指定都市ごとに調整を
お願いすることがありますので予めご了承ください。
(2)参加対象 ①都道府県・市区町村(単位)民児協において児童委員活動にかかわる
部会・委員会等に所属するなど子どもの問題に関心の高い児童委員
②市区町村(単位)民児協会長
③主任児童委員
④都道府県・指定都市、市区町村の行政・民児協・社協職員
※①②③の参加者には事前資料(事例紹介等)をご提出いただきます。
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6.参加費等
(1)参加費
(2)宿泊費、交流会費
4,000円(1人あたり)
別途別添「参加・宿泊のご案内」のとおり
7.日程及び内容
12:15
[第1日]
13:00 13:20
受付
9:30
14:00
挨 行政
拶 説明
15:00
講義
15:15
休
憩
シンポジウム
17:30
18:30
20:00
休 交流会
憩
[第 2 日]
12:00
分科会
〔第1日〕
12:15~13:00
13:00~13:20
13:20~14:00
14:00~15:00
受 付
開 会
行政説明
講 義
〔講師〕
あいさつ(全民児連 児童委員活動推進部会)
厚生労働省雇用均等・児童家庭局育成環境課
「児童委員活動への期待
~全国児童委員活動強化推進方策の展開~」
昭和女子大学・國學院大学 講師
髙橋 久雄
(15:00~15:15
15:15~17:30
休
憩)
シンポジウム
(テーマ)「悩みを抱える子どもたちを一人にさせない地域づくり
~身近な「おとな」として関わるために」
(ねらい)
子どもの虐待予防や不登校の子どもたちへの支援に関する取り組みを実
施している関係者等をシンポジストに、現代の子どもたちが抱える悩みや課
題の実態について理解を深めるとともに、児童委員が身近な「おとな」とし
て、子どもたちの SOS にどのように気づき、支援していくべきかを考えます。
〔コーディネーター〕
明治学院大学 教授
松原 康雄 氏
〔シンポジスト〕
児童虐待防止全国ネットワーク
理事長
吉田 恒雄 氏
フリースクール全国ネットワーク
代表理事
奥地 圭子 氏
民児協関係者から1名
(17:30~18:30
18:30~20:00
氏
休
憩)
交流会
2
〔第2日〕
9:30~12:00
第1分科会
分科会
<以下の4つのテーマ別に分科会を行ないます>
「児童委員協議会としての取り組みを進めていくために」
(参加対象:民児協会長)
(ねらい) 本分科会では、全民児連が策定した新たな「活動強化推進方策・行動宣言」
にもとづき、より一層の児童委員活動の推進にむけて、今日における児童委
員協議会の役割を再認識するとともに、今後の取り組みについて考えます。
〔講師〕
第2分科会
(ねらい)
(ねらい)
松原
康雄
氏
地域から孤立している子育て世帯は様々な課題を抱えていることがあり、
ときに児童虐待等の深刻な事態に発展することがあります。児童虐待は、子
どもの心身の健やかな発達に多大な影響を与えます。本分科会では、虐待事
例の検証をもとに、その背景等に関わる理解を深めるとともに、地域の関係
機関と児童委員との連携による子育て世帯への支援について考えます。
元 東京都市大学 教授
山岸
道子
氏
「子どもたちの安全を守る地域づくりのために」
本年においても、子どもの犯罪被害が相次いでおり、地域における子ども
たちの安全対策が課題となっています。本分科会では、子どもたちの安全を
守るため、地域の特性を活かしたネットワークづくりや見守り体制のあり方
等について考えます。
〔講師〕
第4分科会
教授
「地域の関係機関との連携による児童虐待予防と早期対応に向けて」
〔講師〕
第3分科会
明治学院大学
昭和女子大学・國學院大学
講師
髙橋
久雄
氏
「子どもの貧困を防止するために」
(ねらい) 子どもの貧困率は年々増加傾向にあり、平成 25 年 6 月に「子どもの貧困対
策の推進に関する法律」に基づき、平成 26 年 8 月には「子供の貧困対策に
関する大綱」が閣議決定されました。本分科会では、貧困問題が子どもに及
ぼすさまざまな影響について理解を深めるとともに、低所得世帯の子どもた
ちへの支援について考えます。
〔講師〕
立教大学
教授
湯澤
直美
氏
※この他、人権啓発プログラムとして、人権に関わる資料を配布します。
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8.事前資料(児童委員活動実践事例の紹介等)の提出について
この研究協議会への参加にあたっては、参加者全員(事務局職員以外)に児童委員活動実
践事例等について事前資料をご提出いただき、当日資料として配布いたします。参加され
る分科会テーマに即した児童委員活動の実践事例をご紹介ください。実践事例については
別紙「事前資料の記入にあたって」をご参照ください。
事前資料は、1 月 7 日(水)までに下記送付先(全民児連事務局)にご提出ください。
[ご提出方法]
※「事前資料」の提出は、郵送またはEmail でお願いいたします。
◇いただいた事前資料はそのまま印刷しますので、個人が特定されるような内容の記
述や誤解を招く表現は避けてください。
◇印刷上、文字が不鮮明になりますのでFAXでのご送信はご遠慮ください。
◇なお、締切日以後に到着した場合や、添付いただいた参考資料は、印刷できない場
合がありますのでご了承ください。
9.参加申込み方法および締め切り
(1) 都道府県・指定都市民児協または社協ごとに参加者を取りまとめ、1 月 7 日(水)
までにお申し込みください。
(2) 参加申し込みおよび参加費振込は、別添「参加・宿泊のご案内」に記載した「名鉄
観光サービス㈱新霞が関支店」へお願いいたします。
(3) キャンセルは、1 月 19 日(月)までにご連絡いただいた場合は、参加費を返金します。
それ以降は資料の送付をもって代えさせていただきます。
10.個人情報の取り扱いについて
(1) 本研究協議会の参加申込受付を通じて取得した参加申込者の個人情報については、
全国民生委員児童委員連合会が定めるプライバシーポリシー(個人情報の保護に関す
る方針)に基づき取り扱います。
http://www2.shakyo.or.jp/zenminjiren/privacy/index.html
(2) 個人情報は、本研究協議会の運営に関する業務以外の目的には使用いたしません。
(3) 参加申込者の同意なしに他の事業者など第三者に個人の情報は提供いたしません。
(4) 取得した個人情報データについては、適切な管理を行います。
(5) 「都道府県・指定都市名」「氏名」「役職名」「参加される分科会テーマ」の4点を記
載した『参加者名簿』を作成し、本研究協議会参加者へ当日配布します。
(6) 全国民生委員児童委員連合会事務局は、本研究協議会の参加・宿泊登録および名簿
作成の業務を「名鉄観光サービス株式会社 新霞が関支店」に委託しております。
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【参加・宿泊申込先】
名鉄観光サービス 新霞が関支店
「全国児童委員研究協議会」係 担当:波多野(はたの)
〒100-0013 東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビル
Tel 03-3595-1121 Fax 03-3595-1119
【内容に関する問い合わせ先・事前資料送付先】
全国民生委員児童委員連合会事務局(全国社会福祉協議会民生部)担当:廣岡、松山
〒100-8980 東京都千代田区霞が関 3-3-2 新霞が関ビル
Tel 03-3581-6747 Fax 03-3581-6748
Email:[email protected]
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