平成 27 年(2015 年)2 月の気象概況 この期間、冬型の気圧配置は長続きせず天気は数日の周期で変わったが、気圧の谷の影響も小さく 降水量は平年より少なかった。矢掛では 2 月の「月降水量の少ない方から」の極値を更新した。一方、 気温は下旬を中心に寒気の影響が弱かったため平年より高いところが多かった。 平均気温は「平年より高い」。ただし、千屋、笠岡は「平年並」。 降水量は「平年よりかなり少ない」∼「平年より少ない」 。ただし、千屋は「平年並」 。 日照時間は「平年並」 。ただし、千屋、奈義、新見、笠岡は「平年より少ない」 。上長田、今岡は「平 年より多い」 。虫明は「平年よりかなり多い」。 (上旬) この期間、始めと終わり頃は冬型の気圧配置となる日が多く、寒気の影響を受けて北部では雪となっ たところがあった。 (中旬) この期間、気圧の谷の影響を受ける日もあったが、影響は小さく降水量は平年より少ないところが多 かった。 (下旬) この期間、気圧の谷の影響を受ける日が多かったが、影響は小さく降水量は平年より少ないところが 多かった。一方、気温は寒気の影響が弱く暖かい空気に覆われため、平年より高くなった。 22 日は、日本海を低気圧が発達しながら通過したため中国地方で「春一番」が吹いた。 日々の気象概況 (上旬) 1日 冬型の気圧配置が続く 2日 次第に冬型の気圧配置が緩む 3日 高気圧に覆われるが、寒気の影響を受ける 4日 高気圧に覆われるが、次第に気圧の谷の影響を受ける 5日 気圧の谷や寒気の影響を受ける 6日 高気圧に覆われるが、寒気の影響を受ける 7日 気圧の谷や湿った空気の影響を受ける 8日 次第に冬型の気圧配置となる 9日 冬型の気圧配置が続く 10日 冬型の気圧配置は緩むが、寒気の影響を受ける (中旬) 11日 湿った空気と気圧の谷の影響を受ける 12日 気圧の谷や寒気の影響を受ける 13日 冬型の気圧配置となる 14日 次第に冬型の気圧配置が緩む 15日 高気圧に覆われるが、次第に気圧の谷の影響を受ける 16日 気圧の谷の影響を受ける 17日 気圧の谷の影響を受ける 18日 次第に冬型の気圧配置となる 19日 冬型の気圧配置が続く 20日 高気圧に覆われるが、寒気の影響を受ける (下旬) 21日 高気圧に覆われるが、次第に気圧の谷の影響を受ける 22日 気圧の谷や前線の影響を受ける 23日 高気圧に覆われるが、気圧の谷の影響を受ける 24日 高気圧に覆われるが、気圧の谷の影響を受ける 25日 気圧の谷の影響を受ける 26日 前線を伴った低気圧が四国の南海上を東に進む 27日 冬型の気圧配置となる 28日 高気圧に覆われるが、次第に気圧の谷の影響を受ける <生物季節観測>(かっこ内は観測場所) 2 月 12 日 うめの開花(岡山市北区後楽園)を観測。平年 2 月 9 日。昨年 2 月 21 日
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