「求められる人材像及び能力について」(PDF:312.9KB)

参考資料:「人材育成に関する職員意識調査」の結果より
求められる人材像についてう
【Q3】
「あなたは、加古川市職員が備えておくべき「態度」や「姿勢」について、
どのようなものだと考えますか?」
200
150
100
136
130
95
回答人数
真摯さ
まじめさ
勤勉さ
市民視点
市民感覚
やる気
158
使命感
0
197
責任感
50
回答者が、優先順位が高いと思う順に 19 項目から3つまで回答する設問形式だ
ったが、最も重要だと考えて一つ目に選択した回答だけを集計した結果、上位5つ
は上グラフのとおりとなった。
本方針において、求められる人材像の中で掲げた「使命感」「市民視点」が、2
位と4位となっている。
改定にあたっては、「責任感」「真摯さ…(略)」は、基本的な社会人の行動姿勢
であると考え、
「やる気」は「使命感」につながるものとしてとらえた。
職位別の上位5項目
【管理職263人】
【監督職241人】
順位
項目
回答人数
順位
項目
1
使命感
46
1
責任感
1
やる気
46
2
使命感
3
責任感
36
3
やる気
4
市民視点・市民感覚
29
3
市民視点・市民感覚
規律性(ルールや時間の順守等)
19
5
5
真摯さ・まじめさ・勤勉さ
回答人数
41
35
25
25
15
【主査級456人】
【主事級以下322人】
順位
項目
回答人数
順位
項目
回答人数
1
責任感
71
1
責任感
49
2
使命感
59
2
情熱
34
3
市民視点・市民感覚
46
3
市民視点・市民感覚
30
4
やる気
35
3
やる気
30
5
34
5
28
真摯さ・まじめさ・勤勉さ
真摯さ・まじめさ・勤勉さ
次に、職位ごとに、回答者が一つ目に選択した回答を集計した結果、それぞれ上
位5つは上表のとおりとなった。
いずれの職位においても、上位5つに選ばれたのは、
「市民視点・市民感覚」
「責
任感」「やる気」となった。
主査級以上では、1位または2位に選ばれている「使命感」が、主事級以下では
選ばれていないが、改定にあたっては、主事級以下の「情熱」が「使命感」につな
がるものとしてとらえた。
参考資料:「人材育成に関する職員意識調査」の結果より
求められる能力について
【Q4】「今のあなたから見て、各職位(管理職、監督職など)に対して求めたい能力として、優先順
位が高いものを4つ選んでください。」
職位別の上位項目
(人)
項目
大局的な視点で物事をみることができる
リスクマネジメント力(リスク想定力)
組織の目標を明確に示すことができる
適切で明確な指示を出す力
他課や他係などとの対外調整力
想定外の事態に冷静に対応できる(危機管理力)
的確に判断し、決断できる
クレーム対応力
組織のチームワークをつくることができる
部下育成力(部下や後輩)
現状の問題を発見し、原因が分析できる
良好な人間関係を構築できる
上司からの指示を的確に理解できる
専門知識(業務に関する専門知識)
より能率的な事務処理や作業方法を考案できる
状況を的確に把握できる力
計画的に段取りよく業務を遂行することができる
迅速かつ正確に業務を処理することができる
基礎的社会人力(あいさつ、身だしなみ、時間厳守など)
物事に自ら進んで取り組む力(主体性)
確実にやり遂げる実行力
接遇力(市民や関係者、職員に対して)
意見を伝えることができる
自己変革力(新たな知識や技能の習得意欲)
管理職
監督職
主査級 主事級以下
76
25
9
★ 519
426
128
35
18
242
93
18
6
65
7
★★ 567
★★ 477
289
43
12
★★★ 572
514
160
47
8
327
250
134
39
176
224
128
34
233
44
250
★ 432
4
219 ★★★ 571 ★★ 272
46
207
198
31
94
191
253
252
3
168 ★★★ 377 ★★ 471
152
54
124
★ 271
7
56
204
76
69
148
172
134
16
80
229
178
9
54
194
268
19
14
33 ★★★ 532
10
31
126
★ 369
18
47
150
329
42
50
107
293
9
33
117
198
12
19
92
160
職位別上位10項目
★★★1位
★★2位
★3位
各職位に求められる 38 項目の能力のうち、選択した人が多かったものを職位ごとに集計した結果、
上位 10 項目となったもの(職位ごとに色付けした部分)は上表のとおりとなった。
さらに、上位3項目に★印を付した。
管理職・・・上位3項目から、俯瞰した視点で、対外的な折衝を行いつつ、明確な指示を出すリーダー
像が浮かんだ。
監督職・・・上位3項目から、部下を育成しながら係を活性化し、明確な指示を出す力が係長に特に求
められていることが分かる。
主査級・・・特に「部下育成力」が、監督職と同様に上位となっており、係内での後輩への指導力の発
揮が期待されている。他にも、4項目が監督職と重なっている。そのため、改定にあたっ
ては、以前は主査級以下で同一だった求められる能力を、主査級と主事級以下で分けて示
すこととした。
主事級以下・・・上位3項目から、基礎的な力と主体性を身に付け、主査級と同様、上司の指示を的確
に理解して業務にあたることが期待されていることが分かる。
以上、改定にあたっては、上位に選ばれた項目の要素を、各職位の求められる能力にできる限り盛り
込むようにした。