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大阪市民生活破壊の「大阪都構想」
①大阪市を消滅させ「財源なし」
「権限なし」大阪府(都)の言いなりになる
5つの特別区に分割するだけ!
都構想といっても「大阪都」になりません。大阪府は府のままで、大阪市を5つの特別区(北区・湾岸区・東区・南区・中
央区)に分割し、主要な市税を大阪府が吸い上げます。
ナニコレ?よ~いドンでいきなり大赤字!
特別区最初の5年間
1千億円以上の赤字
庁舎建設等初期費用
最大680億円!
全部、大阪市民の借金に。都構想でなければ全
く不要なお金。都構想で4千億円の効果は全く
のウソで、スタート時点から大赤字。
なのに大開発優先。だから市民生活置き去り
吸い上げた税金を大企業のための開発へ
○カジノ誘致で施設建設、リニア新幹線(東京・大阪
間9兆5千億円)の誘致でいくら負担?
○なにわ筋線(3200 億円)、阪神高速淀川左岸線(1330
億円)の建設
○黒字の地下鉄、水道事業を民営化等で手放す
少ない税収と大阪府からの交付金頼みの区運営で
は市民生活はどん底に突き落とされます!
○市民交流センターの全廃、市民プール、老人福祉
センター、子育てプラザ、教育相談事業の縮小、
バス路線廃止などの市民生活切り捨て一層進行。
○国民健康保険、介護保険、水道などは他団体(一部
事務組合)になり料金値上げは必至。
ナニコレ? さらに税収(自主財源)は4分の1
7000
6000
激減!
5000
4000
30006,418 億円
1,585 億円
2000
1000
0
2013(H25)市税収入 5特別区の税収計
系列1
特別区税収は個人市民税、軽自動車税、タバコ税等のみ。
法人市民税、固定資産税、都市計画税、事業所税は大阪府
のものに!これでは最初から特別区運営は無理です。
財源は府頼み。中核市並みの権限はウソ!
調整交付金と借金頼みの区運営
○税収4分1では特別区運営は出来ません。そのため、
大阪府からの「特別財政調整交付金」と借金で運営。
(協
定書及び法定協資料)
権限は大幅に縮小! 大阪府の下部組織に
○現在の大阪市は政令指定都市で国と直接交渉が可能で
都市計画用途地域も自ら決定できますが、その権限も
なくなり、中核市などの「上下水道」
、
「消防」
、
「都市
計画」
「廃棄物処理」権限もなくなります。
○橋下市長は「中核市並みの権限を持った自治体が5つ
できる」と言いますが、ウソです。その実、まちづく
りもままならず、大阪府に財源も権限も頼らざるをえ
ない大阪府の下部組織になってしまいます。
②東特別区(城東区など)も大赤字でどん底に!
都構想では、城東、東成、生野、旭、鶴見の5区で東特別区が構成されますが、悲惨な未来が待っています。
○税収は5特別区中最小! (第6回法定協試算)で当初5年間で238億円の赤字!(第17回-法定協資料)
なのに、維新の会の「東特別区中長期目標」では大規模開発を優先!!
○森之宮周辺のオフィスビル群、高層マンション、ホテル・商業施設の整備!
○不足する新庁舎面積確保へ蒲生 4 丁目を官庁街へ整備等々!
府はお金を出しません。特別区民の負担に。市民サービスの縮小はあっても充実は到底無理!百害あって一利なしです。
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●安倍政権と橋下・維新の「改憲」連合!戦争協力は絶対NO!
▸安倍政権は、今国会で戦争法案をつくって集団的自衛権の行使を図ろうとしています。さらに改憲のための国民投票を来年の参院
選挙後に行うと述べ維新の党に協力を求めました。
▸橋下市長は、
「大阪都構想」を支持した安倍首相に謝意を示し、
「憲法改正は絶対に必要ですね。その予行演習ですよ。大阪都構想
は」
「安倍総理にしかできない。何かできることがあれば何でもする」と改憲路線を支持しています。
▸国政では改憲を積極的に進め、大阪市政でも市の管理する港湾や病院などの施設を戦争協力で提供したり、市民である自衛官・医
師・看護婦や民間輸送業者を海外に送り出しかねません。橋下市長によって自治体の戦争協力は身近なものになっています。
集団的自衛権行使、戦争協力を許しません!