【平成 25 年度 資産の総合評価】ベンチマーク設定の考え方 1 対象施設 ●平成25年度評価対象施設 H25年度は以下の92施設を対象に評価を行う。 ●対象施設のグループ分け データ評価において、利用度・運営コストの評価要素に対しては施設間の相対評価を行うので、施設 の設置経緯や運営形態によって再分類しグループ分けした。グループに属さないもの 7 施設は類似施設 グループのベンチマーク等を参考に評価を行った。 ③運営コスト ・運営コストは、 「面積当たり運営費」を測定指標とした。 ・測定指標を「利用者あたり運営コスト」とする考えもあるが、評価要素「利用度」と評価要素間の独立 性が薄れる恐れがあるため採用しなかった。 ・運営コストの金額は、直営施設の場合は市としての歳出額を、指定管理施設で利用料金制をとっている 施設の場合は市歳出額に加えて利用料金収入を加えた額とした。これは施設運営に係るフルコストを比 較しようとするためである。なお、工事費や公有財産購入費といった資本的コストは比較対象経費から 除外した。 【運営コストのイメージ】 ●直営施設の場合 本年度対象 92 施設 勤労市民 P 3 施設 公民館 48 施設 市民 (施設利用者) 市民 (施設利用者) 市 CC 14 施設 ●指定管理施設の場合 いきいき P 6 施設 グループに属さないもの 生涯学習 C、南部青少年 C、南部児童文化 C 幸老人 C、おゆみ野ふれあい館、 地域福祉交流館×2 7 施設 いきいき C 9 施設 コミュニテイ系施設 (87) ホール 5 施設 使用料 人件費 光熱費など 市の歳出 市 委託料 利用料金 運営コスト 指定 管理 者 文化系施設 (5) ※いきいきプラザ・センターは指定管理施設であるが、利用料金制をとっていないの で、直営施設と同様のコスト構造である。 2 各評価指標における測定指標およびベンチマークの設定について ①建物性能 ・建物性能については、 「残耐用年数」と「耐震性能の有無」を測定指標とし、絶対評価を行った。 ・ 「残耐用年数」のベンチマークは 15 年とした。 (建替えや集約化・複合化の検討期間を確保するため。) ②利用度 ・利用度は、稼働率データのある施設は「稼働率」を測定指標とし、グループ内で相対評価を行った。 ・ 「稼働率」は直感的でわかりやすいものであること、面積による補正が不要であることから採用した。 ・「稼働率」データの無い、いきいきプラザ・センターグループは「面積当たり利用者数」のデータを 用いた。 ④ベンチマークの設定について ・施設間の相対評価を行う評価要素、 「利用度」および「運営コスト」のベンチマークは、統計的手法による 5段階評価を行い、評価1および2の施設を「課題あり」とした。 ・評価対象の集団が正規分布をとるときの5段階相対評価は下図のようになる。 ・さらに、 「利用度」を稼働率で評価する施設のうち稼働率 40%未満の施設についても「課題あり」とした。 課題あり 統計的手法による5段階相対評価
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