資料4-1 資産の総合評価について(PDF:325KB)

資料4-1
資産の総合評価について
1 評価の全体像
2 評価のスケジュール
(1)評価は平成25年度~29年度の5年間で実施する。
データ評価・総合評価の2段階で行うことにより、総合的・多角的な分析・考察に基づく、客観性の高い評価を実施する。
1 概要
▶
データ評価
項目
(2)当初3年を重点期間とし、市民利用施設を中心に評価する。
(3)平成25年度は、コミュニティセンターや公民館などのコミュニティ系
総合評価
施設、及び文化系施設のうちホールを対象とする。
・定量的な比較分析を行う。
・課題のある施設を対象に、総合的・多角的な定性評価を行う。
・その結果、課題のある施設を抽出。
・その結果、施設の見直しの必要性や、見直しの方向性を示す。
・評価結果を、資産経営会議及び資産経営推進委員会
・評価(案)を資産経営会議で決定後、資産経営推進委員会の
に報告。
審議を経て、資産経営会議で確定。
(4)小中学校や市営住宅、清掃工場などは、個別のアプローチで取り組む。
■ 総合評価対象施設及び実施スケジュール(H26~H29 は予定)
評価実施期間(5年)
評価対象施設グループ
・定量分析に適した3つの要素を使用。
(1)評価要素
建物性能
●
利用度
●
運営コスト
●
内部価値
-
市場価値
-
・すべての要素を使用。
テーマ・グループ
建物性能
●
利用度
●
運営コスト
●
※定性的要素のため。
内部価値
●
・需要見通し・立地から公共の活用可能性を検討。
※見直し検討段階で使用。
市場価値
●
・民間の活用ポテンシャルから処分可能性を検討。
・定量分析を実施。
・データ評価結果について考察。
施設数
H25
①コミュニティ系施設
87
●
②公園・スポーツ
49
・レクリエーション施設
14
③文化系施設
(2)評価方法
H27
●
●
スポーツ
公園管理等
●
●
ホール(5)
博物館等
H28
H29
●
●
児童・子育て
高齢・障害等
①3つの要素から、代表性の高い測定指標を使用。
①すべての評価要素を用い、総合的・多角的に評価。
②指標ごとのベンチマークは、個々に設定。※
②詳細な作業リストの作成を通じて、評価者間のばらつきを抑え、
⑤産業・農業系施設
9
客観性の高い定性評価を行う。
⑥医療系施設
5
●
⑦学校教育施設(小中学校除く)
12
●
⑧社会教育施設(図書館)
14
⑨行政施設
86
・測定指標の例
(3)測定指標など
H26
234
④福祉系施設
2
評
価
基
準
重点期間(3年)
①データ評価結果
建物性能
・残存年数
(絶対評価)
・耐震性能(Is値) など
利用度
・稼働率
(相対評価)
・延べ利用者数 など
運営コスト
・利用者1人当たりコスト など
(評価結果の考察、同一施設グループ内の特性分析)
●
●
②現用途の需要見通し
(利用実績・将来見通しを踏まえた資産の効率性の変化)
⑩その他
23
③公共施設再配置
(相対評価)
(検討すべき再配置パターンと制約条件)
●
●
庁舎・区役所等
出先機関等
●
●
休止施設等
貸付財産等
533
※ 施設数は、施設の新設・廃止等により変更の場合あり。
④資産の立地特性
(公共・民間それぞれからの活用ポテンシャル)
■ 個別のアプローチで取り組むもの
3 評価の流れ
役
割
等
資産経営課
施設所管課等
資産経営会議
資産経営推進委員会
対象施設
グループ決定
●
■
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評価実施
●
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結果報告
評価(案)作成
●
●
(意見等)
■
■
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評価(案)決定
▶
●
(出席等)
■
附属機関に
よる審議
●
(出席等)
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評価決定
●
(出席等)
■
テーマ・グループ
主な取組み
①小中学校
・適正配置実施方針に基づく取組みを引き続き進めるとともに、公共施設
見直し方針及び公共施設再配置計画(ともに仮称)の中で、周辺施設を
加えた検討を行う。
②市営住宅
・市営住宅長寿命化・再整備計画に基づく取組みを引き続き進めるととも
に、計画の中間見直し等にあたり、協議・調整を行う。
③清掃工場等
・現に稼働しているプラント系施設のため、当面の間、施設所管課の計画
に基づく取組みを進める。
④自転車駐車場
・自転車等の駐車対策に関する総合計画の見直し等にあたり、協議・調
整を行う。
■
※データ評価における測定指標の具体的なベンチマークについては、
①評価対象施設グループの特性、②類似施設グループ間の比較、及び③総量縮減の観点からの必要抽出量
などの視点から個別に設定する必要があることから、評価対象施設グループの決定後、データ評価の実施時に
検討・設定することとする。