資料3 千葉市外郭団体経営見直し指針の概要(PDF:190KB)

資料3
千葉市外郭団体経営見直し指針の概要
1
5
市の関与のあり方
外郭団体が自主性・自立性を発揮できるように、市の関与を適正化。
指針策定趣旨
外郭団体の本来目的
①役員・・・特別職、職員の外郭団体役員への就任必要最小限
環境変化
多様化、複雑化
する市民ニーズ
に迅速・効率・柔
軟に対応
人的関与
外郭団体見直
①
社会経済情勢の変化
②
行政と民間の役割分担の見直し
②職員・・・平成 21 年度までに 20%以上を引き揚げ
しの必要性
ア 民間事業者、NPO 法人等の台頭
①補助金・・・平成 19 年度までに平成 15 年度の補助金額の 7%以上削減
イ 指定管理者制度の創設
行政を補完、代
千葉市新行政改革大綱(第 3 次改定版)
替、支援
外郭団体の見直しを取組項目として掲げる
ア
独立採算に向けた経営改善
イ
統廃合等などの合理策による体制の強化
市 OB 役員を平成 21 年度までに 10%以上削減
財政的
関与
千葉市外郭
団体見直し
指針の策定
へ
②委託料・・・優位性・効率性の検証、再委託率の高い事業の見直し
③貸付金・・・貸付の必要性の見直し、適正な利息の徴収
④各種減免制度・・・減免目的、期間の明確化など適正な運用により極力限定
制度的
市に準拠している給与体系、勤務条件などの諸制度に、独自制度の導入を検討
関与
2
取組期間及び見直し対象団体
(1)取組期間
平成21年度までを集中取組期間
(2)見直し対象団体
外郭団体22団体のうち株式会社4社を除く18団体
6
※ 株式会社は、経営の自由度や独立性が高く、既に経営評価を実施しているため、除外。
外郭団体の経営改善に向けた取組
盛り込むべき事項
外郭団体は本指針策定後、速やか
( (㈱千葉ショッピングセンター、㈱千葉経済開発公社、千葉都市モノレール㈱、㈱千葉マリンスタジアム)
に経営改善計画を策定
①経営方針、②経営改善に向けての課題、③具
体的取組、④数値目標、⑤スケジュール
3
見直しの基本的な考え方
(1)公共性の視点
4
外郭団体の方向性
廃止を検討すべき団体(2 団体)
外郭団体が行う事業が、本来は行政が自
①
設立目的の達成または希薄化
ら行うべきものであるか、若しくは間接的
②
事業に対する市民ニーズの低下
に関与し続けていくべきものであること。
③
民間事業者等によるサービス提供が可能
④
財務状況が悪化
7
原則として、外郭団体自らが具体的
外郭団体の対応
(2)効率性の視点
統合を検討すべき団体(1 団体)
りも迅速、効率、柔軟な手段を選択するこ
①
設立目的・事業の関連性
とができる法人であること。
②
統合による効率化
→動物公園協会
8
①
給与体系の見直し
②
新規採用の中止による雇用調整
③
勧奨退職制度の積極的活用
④
再就職支援
(3)自主自立の視点
独立した法人であることから、市への依
存をできる限りなくし、自己責任による運
営を行うこと。
上記団体以外の団体は、効率性や自主自立の視点か
ら、経営改善に取り組むことが必要。
公の施設の管理を主に行っている団体が、指定管理
者に指定されなかった場合は、あり方を再検討。
設置者と
①
外郭団体間転籍の調整
して支援
②
指定管理者への就職斡旋
③
退職給与引当金の適正化
経営改善の推進体制
指導体制の構築
経営改善に努めるべき団体(15 団体)
市が支援する事項
対応を決定し取り組む。
→土地開発公社、駐車場公社
事業目的の達成のためには、市が行うよ
プロパー職員の雇用問題への対応
経営評価委員会の設置
平成 17 年度中に指導に関する
外郭団体の経営改善計画の進
基準を設定し、外郭団体の運営に
捗状況を定期的に点検するとと
ついて適切な指導・調整を行う体
もに、必要に応じて改善に向けた
制を構築。
指導を実施。必要に応じ、外部の
アドバイザーを活用。