CSR目標と実績

CSR目標と実績
中期CSR目標
テーマ
重点活動項目
2015年度中期目標
コンプライアンス教育の
定期的実施
● 企業倫理通報制度の運用
● 安全保障貿易管理体制の
強化
●
コンプライアンスの
徹底
2014年度実績
● コンプライアンス教育の実施
● 在中国グループ会社への
企業理念・行動指針の浸透
● 企業倫理通報制度の
P.22
継続運用
● 階層別輸出管理教育対象の拡大
内部統制システムの
継続的な整備・運用
●
●
BCPの拡充
リスク管理の強化
情報セキュリティ対策の
強化
PL問題発生ゼロの継続
● 品質問題発生件数の低減
● 顧客満足度向上施策の
継続推進
●
●
●
企業情報の適時適切な
発信
国際的人財育成の支援
セキュリティ管理システムを更新
(未登録パソコン、
USBメモリの接続制限) P.45
PL問題発生ゼロ
● 品質問題発生件数は前年度比微増
● 顧客満足度向上施策の実施
○
○
●
△
企業情報の適時適切な発信の継続
P.22
年2回欧州投資家
(のべ29社)
を訪問
●
●
○
P.45
ジュニアテニスプレーヤーの
P.50
南米派遣
●
●
地域貢献活動
次世代教育
未来社会への寄与
●
産学共同研究の推進
●
●
●
事業所周辺地域活動へ参加
P.49∼50
事業所ものづくり教育の実施
P.50
インターンシップの推進
産学共同研究をほぼ計画通り推進
業務監査、IT内部監査の実施
財務報告に係る内部統制の
整備・運用評価の実施
● グループ会社の
内部統制体制構築
●
グループBCM/BCP体制の
構築
● 安否確認・緊急連絡システムの
拡充
● 情報システムを社内サーバーから
外部データセンターへ段階的に
移行
●
セキュリティ管理の強化継続
●
人権啓発活動の拡充
● ハラスメントの防止
●
●
人財のグローバル化の推進
● 女性が働きやすい
職場環境の整備
● 障がい者雇用率の向上
●
多様性の推進
日清紡グループCSR報告書
P.39
人権啓発活動の実施
ハラスメント相談窓口
新任担当者向け研修の実施
P.39
○
P.41∼42
労働災害防止策の実施
重大災害の発生ゼロ
● 労働災害多発事業所の重点指導を実施
●
●
メンタルヘルス対策の推進
●
メンタルヘルス対策の実施
●
CSR調達の推進
●
CSR調達の継続推進
●
安全衛生活動
○
P.40
労働災害の防止
2015年度活動計画
●
●
人権啓発活動の継続実施
ハラスメント相談窓口担当者
フォローアップ研修
留学生採用の継続
こども看護休暇制度の見直し
● 積立有給休暇制度の見直し
● 障がい者雇用率向上の
取り組み継続
●
障がい者雇用の取り組みの継続
●
○
●
●
●
重大災害発生ゼロを継続
労働災害多発事業所に
対する重点指導の継続実施
企業情報の適時適切な
発信の継続
● 海外IR活動の継続
●
官民協働海外留学支援制度への
協力、支援
● 国際的テニスプレーヤー育成の
継続支援
○
○
○
●
●
事業所周辺地域活動への
参加の継続
次世代教育の継続実施
P.42
P.44
○
△
●
各社・事業所のニーズに応じた
メンタルヘルス研修の実施
●
グループCSR調達方針の
策定
中期環境目標
テーマ
2014年度中期環境目標
●
生物多様性保全活動の強化
環境マネジメントシステム
(ISO14001等)
の拡充・推進
●
2014年度実績
河川清掃・保護活動:3社実施、森林・
マングローブ保全・植林活動:3社実施
●
●
P.25
ISO14001の中で必要な教育を実施
生物多様性教育を推進
●
グリーン調達からCSR調達に統合
●
売上に占める割合 11.0%
●
売上に占める割合 26.0%
売上あたりの使用エネルギー削減:
2010年度比5%以上
●
2010年度比 20%削減
売上あたりの温室効果ガスの排出量削減:
2010年度比5%以上
●
売上あたりのPRTR*2物質排出量削減:
2010年度比 10%以上
●
環境教育の充実
●
グリーン調達の推進
1
ライフサイクルアセスメント*(
LCA)
の推進:
売上に占める割合15%以上
●
●「持続可能な社会に貢献する製品」
の拡販:
売上に占める割合25%以上
●
●
●
P.35
●
○
2018年度中期環境目標
●
各事業1事業所で
「生態系保全
先行推進モデル事業」
を実施
日清紡賽龍
(常熟)
汽車部件有限公司認証取得
●
●
評価
エレクトロニクスセグメントにて
認証対象範囲を拡大
●
P.44
○
ー
○
ー
○
ー
×
●
売上に占める割合 40%以上
○
●
売上に占める割合 40%以上
P.28
○
●
2014年度比 5%以上削減
2010年度比 23%削減
P.29
○
●
2014年度比 5%以上削減
2010年度比 64%削減
P.33
○
●
2014年度比 10%以上削減 ×
● リサイクル率 90%以上
P.30
● リサイクル率の向上
○
●
産学共同研究の継続推進
● 84.5%
[リサイクル率=
(2013年度の86.0%より1.5ポイント悪化)
リサイクル量÷リサイクル量を含む廃棄物総発生量]
:
P.31
95%以上
*1:原材料から生産、使用、廃棄まで製品のライフサイクルをとおした環境負荷量の把握
*2:Pollutant Release and Transfer Register
(特定化学物質)
18
評価
若手社員の語学力把握の
P.40
仕組み導入
● 語学判定ツール
P.40
受験料補助制度新設
● こども看護休暇制度の見直し実施
●
公正な取引慣行の
浸透
PL問題発生ゼロの継続
● 品質問題発生件数の低減の継続
● 顧客満足度向上施策を
継続実施
●
社会貢献活動
●
2014年度実績
●
●
P.46∼48
●
作成・展開
企業倫理通報制度の
継続運用
● 階層別輸出管理教育対象の
拡大
2015年度中期目標
●
P.23
●
人権の尊重
よりよい地球環境にむけ
よりよい社会にむけ
社会との対話
グループBCM/BCP体制の構築
P.45
●
品質・顧客満足度
向上
○
重点活動項目
●
●
P.45
安否確認・緊急連絡
P.23
システムの導入
● 情報システムを社内サーバーから
外部データセンターへ段階的に移行
●
○
業務監査、IT内部監査を実施
財務報告に係る内部統制の
整備・運用評価を実施
P.22
● TMDグループの
内部統制体制構築
P.22
●
テーマ
よりよい職場にむけ
マネジメント
●
2015年度活動計画
●「腐敗行為防止のてびき」
P.43
●
内部統制の強化
評価
評価基準:○目標を達成 △一部未達成 ×未達成
日清紡グループCSR報告書
19
マテリアリティの特定/次期中期CSR目標
日清紡グループは、企業価値の向上に努めるとともに、さまざまなステークホルダーから信頼されることを目指して
います。2015年2月、CSRに関する国際的なガイドラインなどを参照し、ステークホルダーにとっての重要性を加味
しながら当社グループの重要課題
(マテリアリティ)
を特定しました。
日清紡グループのマテリアリティ
●
●
●
グローバル・コンプライアンス
環境・エネルギー分野の貢献
安心・安全な社会づくり
マテリアリティの特定プロセス
ISO26000、GRIガイドライン第4版、国連グローバル・コンパクト10原則などの社会的規範やCSR評価機関の調査
1. 検討対象の
社会課題の
抽出
として22項目を抽出しました。
2. 社会課題の
優先順位づけ
にとっての重要性」
の2つの観点から優先順位づけを行ない、
試案を取りまとめました。
項目などを参考に社会課題を整理しました。さらに当社グループの事業との関連性を評価し、検討対象の社会課題
グループCSR会議での審議のなかで、抽出した社会課題を
「ステークホルダーにとっての重要性」
と
「日清紡グループ
3. 経営会議体での
審議、承認
日清紡ホールディングスの社長が議長をつとめ、全執行役員により構成する経営戦略会議でマテリアリティに
ついて審議し、社会課題の大きさと当社グループ事業との関連性から上記3項目をマテリアリティとして特定
しました。
次期中期CSR目標(2016年度∼2018年度)重点活動項目
日清紡グループでは2008年度より中期CSR目標を策定しCSR活動を展開してきました。
2016年度からの次期中期CSR目標における重点活動項目は、マテリアリティに基づき、社会的責任に関する
国際規格ISO26000
「7つの中核課題」
に沿って設定しました。
次期中期CSR目標の具体的な内容については、2015年度の達成状況を踏まえて今後策定していきます。
ISO26000中核課題
重点活動項目
ISO26000中核課題
重点活動項目
ISO26000中核課題
生物多様性保全活動の
強化
企業理念の浸透
コンプライアンスの徹底
ライフサイクルアセスメント
(LCA)
の推進
組織統治
内部統制の強化
重点活動項目
CSR調達の推進
公正な事業慣行
「持続可能な社会に
貢献する製品」
の拡販
IR活動の展開
リスク管理の強化
環境
売上あたりの
使用エネルギー削減
人権の尊重
ダイバーシティの推進
人権・労働慣行
労働安全衛生活動の推進
社員の健康づくり
20
日清紡グループCSR報告書
売上あたりの温室
効果ガスの排出量削減
消費者課題
品質・顧客満足度の向上
売上あたりのPRTR物質
排出量削減
リサイクル率の向上
コミュニティへの参画・
コミュニティの発展
社会貢献活動の展開