パンフレット(PDF:337KB)

(平成 25年 4 月改正)
設置補助制度について
千葉市では、公共用水域等の水質保全を図るため、単独処理浄化槽やくみ取り便槽を
合併処理浄化槽に転換される方に、設置費用の一部を補助しています。
① 補 助 対 象 施 設
自己居住用の戸建て住宅の単独処理浄化槽またはくみ取り便槽に換えて
設置する合併処理浄化槽(新築・家屋の建替えに伴うものは除く)。
② 補 助 対 象 地 域
下水道法に基づく認可区域外かつ農業集落排水事業採択区域外の地域。
※補助対象施設・地域に該当するかどうかを、必ず下記
ください。
収 集 業 務 課 (浄化槽係)に確認して
③ 補 助 限 度 額 ( 金 額 は 改定される場合があります。)
設置補助基準額(円)
人槽等
5 人槽
6~7 人槽
8~10 人槽
常 型
332,000
414,000
548,000
高度処理型
444,000
486,000
576,000
区分
通
上乗せ補助額(円)
単独転換
放 流 水
処理装置
180,000
200,000
●単独転換(単独処理浄化槽からの転換費補助)
単独処理浄化槽をお使いの方が合併処理浄化槽に転換する場合、転換に要した費用のうち上表の
額を限度に補助します(くみ取り便槽からの転換は対象外です)
。
●放流水処理装置(放流先がない場合の処理装置設置費補 助 )
合併処理浄化槽と併せて放流水処理装置を設置する場合、装置の設置に要する費用の 3 分の 1 の
額から 1,000 円未満を切りすてた額と上表の額を比較し、少ないほうの額を補助します。
④手続きの流れ
補助制度を利用する方は、工事に着手する前に次の手順により手続きを
進めてください。
補助対象の確認
補助金交付の対象となるか否か、収集業務課(浄化槽係)で確認する。
工事業者を選定
千葉県に登録または届出がある業者を選ぶ(この時点では契約しません。)。
設 置 の 届 出
浄化槽法に基づく「浄化槽設置届出書」を提出。
補 助 金 申 請
「補助金交付申請書」を提出。
工事業者と契約
主
工
着
工
事
完
了
補 助 金 請 求
補 助 金 受 領
「補助金交付決定通知書」を受領後、工事業者と契約を結ぶ。
工事に着手する。市の「中間検査」を受けます。
「実績報告書」を提出。市の「完了検査」を受けます。
「補助金額確定通知書」を受領後、
「補助金交付請求書」を提出。
申請者が指定した口座に振り込まれます。
生活排水まできれいにする
合併処理浄化槽
「合併処理浄化槽」とは?
水洗トイレの汚水と生活排水(風呂・台所等の排水)を併せて処理する装置です。
下水道の終末処理施設と同等の放流水質に浄化する能力があります。
●浄化槽の放流水質基準
浄化槽からの放流水質は、浄化槽法により「BOD20mg/ℓ 以下及びBOD除去率90%
以上」と定められています。
BOD(生物化学的酸素要求量)は、水の汚れ(有機物)が微生物の働きで分解される時に
消費される酸素の量を表します。この値が大きいほど、汚濁が著しいことになります。
※ 単独処理浄化槽を新たに設置することは禁止されています。