施 策 評 価 表 (1/2) 1.施策の概要と位置付け ①施策コード 12 ③担当課名 豊島清掃事務所 ②施策名 資源循環型清掃事業の推進 ④関係課名 計画管理課 (1)施策の概要 (1)円滑なごみ収集・運搬等を実施する。 (2)ごみの発生抑制、リサイクルを中心とした循環型清掃事業へ転換する。 (3)戸別収集等地域実態に応じた事業運営を行う。 (4)効果的・効率的な事業運営を進める。 (2)関連する長期目標 (1)ごみの減量・リサイクルを中心とした循環型清掃事業の実現 (2)円滑なごみ収集・運搬等の実施 2.施策の現状、課題(住民ニーズ・環境変化) (1)施策の現状(5年前から現在までの変化) (2)今後3年で予想される住民ニーズの変化、課題 平成12年4月から、清掃事業が都から区に移管され、 より円滑なごみの収集・運搬体制をめざすとともに、地 域実態に即した事業展開が求められている。 ごみの減量、リサイクルの推進が今以上に求められて いる。また、戸別収集、不法投棄対策等、より一層の地 域特性に応じた事業運営が必要になってくる。 3.施策の対象・意図と指標 (1)対象(誰に対して施策を行うのか) (2)意図(どのようにしたいのか) 区民・事業者 排出抑制と分別収集の徹底により、より一層のごみ減 量化とともに資源としての有効利用を図る。排出された ごみについては、適正な処理・処分を行うとともに、効 果的・効率的な収集体制等を実現し、地域実態に応じた 清掃事業となっている。 (3)指標(施策の活動量や施策目的の達成状況の把握) 指 標 値 活動指標名 活動指標の説明 単位 現状値 目標値 達成度 (13年度) (16年度) (20年度) ベースライン (1) 作業日数 ごみ収集量の把握(可燃・不燃・粗大) 日 (2) ふれあい指導件数 区民へのごみの出し方指導や事業者への有料シー ル貼付指導 件 (3) 不法投棄処理件数 区内で不法投棄された件数 件 2,237 2,864 2,500 115% 対象となる事業用大 延べ床面積千㎡以上の事業用大規模建築物の数 規模建築物 件 388 1,100 1,500 73% t 883 1,047 500 209% (4) (5) 資源回収量 直営車両により回収された資源の量 362 362 362 100% 99,226 126,000 125,000 101% 指 標 値 成果指標名 成果指標の説明 単位 現状値 目標値 達成度 (13年度) (16年度) (20年度) ベースライン ① ごみ収集量 ごみ収集量の把握(可燃・不燃・粗大) t 88,927 75,926 74,000 103% ② 集積所改善件数 ごみの出し方等指導により改善された集積所 件 5,013 4,673 4,500 104% ③ 住民指導・相談・苦 区民からの苦情等の件数の減少を目指す 情処理件数 件 1,000 2,073 1,700 122% ④ 大規模建築物への立 千㎡以上の大規模建築物のうち立入指導した件数 入り指導件数 件 70 160 500 32% 施 策 評 価 表 (2/2) 4.施策の評価(内部評価) 施策名 資源循環型清掃事業の推進 (1)目標及び達成状況 (目標) 地域実態に応じた円滑な清掃事業を実施する。清掃事業の効率化のため新清掃事務所を建設する。 (達成状況) 区民ニーズに応じて時間帯収集等の導入や8品目12分別資源回収を実施した。 (2)長期目標への貢献度 廃棄物収集経費をはじめ、全ての事務事業がごみの収集・運搬に必要である。 (3)施策を構成する各事務事業の優先性 廃棄物収集作業経費等、全ての事業が円滑なごみの収集・運搬のために欠かすことができない。 (4)今後の施策のあり方 円滑なごみの収集・運搬、そしてごみの適正な処理・処分を引き続き実施する。一方、ごみ減量のためのリサイ クルの推進や不法投棄対策等、地域実態に応じた効率的・効果的な清掃事業の推進を目指す。 5.施策の評価(外部評価) (1)評価表の作成内容等についての評価 施策評価表としては見やすく、わかりやすいが、「全ての事務事業が∼必要である/欠かすことができない」とい う表現は「思考停止」のようにも見える。より柔軟に検討することが求められる。 成果指標には、苦情処理件数や立ち入り指導件数など適切さに欠けるものもあった。苦情は、どのように処理さ れてどれだけの満足をもたらしたか、立ち入り指導の結果、何がどのように変わったのか、具体的な効果を示して ほしい。 (2)施策についての評価 事務事業により、成果のあがっているものと、あがっていないものがあるが、本施策は、改善点はあるものの総 体として成果をあげている。 ただし、個別収集が行われている実態を念頭に置くと、生活実感と離れた評価がなされているようなところもあ る。できるだけ早い時期に個別収集をしなくてもすむように努力されたい。 不法投棄に関しては、清掃協力員を有効活用している地域が効果をあげている。ただパトロールのない地域に 投棄場所が移るだけにならないよう、住民意識の向上も大切と思われる。 収集作業員がよく作業をしているが、必ずしもそれは評価に現れていない。安全確保と健康管理にいっそうの 配慮を求めたい。 6.外部評価に対する所管課の意見 評価欄の記載について、各事務事業の優先性が明確にできるように努めていくとともに、成果指標についても具 体的効果が表現できるものとする(次回の事務事業評価から実施:平成18年6月頃)。 戸別収集を含め効率的な収集体制を推進し、不法投棄については、あらゆる方策を活用し、特に地域との連携 を強化し、今年度中に不法投棄防止のための専用電話、メールボックス等を設置する。 収集職員の安全確保と健康管理については、各種講習会の活用や産業医との連携により、一層留意していく。 構成事業一覧表 種別 番 号 1 事 業 名 事業費(A) 単位:千円 (A)+(B) 整理 1既存 番号 2新規 総事業費 国・都 支出金 受益者 負担分 その他 特定財源 人件費(B) 差引: 一般財源 職員+ 非常勤職員 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 主たる指標の説明 今後の注力度 内部評価 内部評価 A.大 B.中 C.小 A.力を入れる B.現状を維持 C.力を下げる B A 千㎡以上の大規模建築物 廃棄物排出指導業務 1 229 24,225 0 0 0 626 23,599 160 のうち立入指導した件数 313 ふれあい指導日数 2 3 長期目標への貢献度 主たる 指標値 ふれあい指導 1 231 49,974 0 0 0 3,752 46,222 2,864 不法投棄処理件数 B A 事務所・事業所維持管理 1 232 49,745 0 0 0 39,660 10,085 5,394 清掃事務所の面積(㎡) A B 直営車両経費 1 233 191,988 0 0 0 19,188 172,800 3,825 ごみ収集車の配車台数 A B 可燃・不燃・粗大ごみの収 75,926 集量(t) A A B B B B 2 交通安全講習会 B B ごみ減量・リサイクル推進に関す 1 る各種計画の策定件数 A A B B A B A B C B 廃棄物収集作業経費 1 234 1,610,006 0 0 0 粗大ごみ中継所経費 1 235 26,232 0 0 0 568,734 1,041,272 25,392 840 職員安全・衛生対策 1 236 15,575 0 0 0 10,533 5,042 交通対策経費 1 237 5,890 0 0 0 7 5,883 計画推進経費 1 198 30,240 0 0 0 5,028 25,212 リサイクル・清掃調整経費 1 199 2,442 0 0 0 761 1,681 ごみ処理券事業(本庁分) 1 205 47,688 0 0 1 35,404 12,283 共同処理運営 1 206 1,186,131 0 0 0 1,184,450 1,681 繁華街ごみ夜間・早朝収集モデル事業 1 1614 4,391 0 0 0 189 4,202 3,244,527 0 0 1 14 15 16 17 18 19 20 合計 1,893,724 1,350,802 126,006 粗大ごみの取扱い件数 安全衛生委員会等の開催 19 回数 区民等へのリサイクル・清掃 3 啓発PR事業の委託数 廃棄物手数料の徴収額 392,070 (千円) 可燃・不燃・粗大ごみの収 75,926 集量(t) 民間業者収集への移行事 16 業者数(累積)
© Copyright 2024 ExpyDoc