感染症発生動向速報

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ザ
インフル流行ど真ん中
うつさない!もらわない!
感染症発生動向速報
平成 27 年 2 月 4 日
富山県感染症情報センター
(直 0766-56-5431)
(直 0766-56-8142)
( 平 成 27 年 第 5 週 分 ・ 1 月 26 日 ~ 2 月 1 日 )
《 インフォメーション 》
人/定点 インフルエンザ患者報告数の推移(富山県)
●インフルエンザ
50
シーズン
今週、インフルエンザの報告数が定
40
2011/2012
点あたり 33.77 人となり、
先週
(41.90)
2012/2013
から減少しました。県内では、年明け
30
2013/2014
以降、
急激に報告数が増加しましたが、
2014/2015
20
まだ定点あたり 30 人以上と警報レベ
10
ルを超えています。
インフルエンザによる学級閉鎖等
0
の措置も続いています。今シーズンの
9 10 11 12 1 2 3 4 5 6
報告数の合計は、昨日まで 119 件(保
育所・幼稚園 9、
小学校 84、
中学校 21、
その他 5)になり昨シーズンの同時期
よりも多くなっています。
県内のインフルエンザウイルスの検
出状況は、昨日までに AH3(香港型)
が 49 件検出されています。今シーズ
ンは AH3(香港型)が流行しています。
県内のインフルエンザの流行は、今後
しばらくは報告数の多い状態が続くと
思われます。引き続き次のことに注意して感染予防に努めて下さい。





インフルエンザ対策の基本は「手洗い・うがい・咳エチケット」
発熱等の症状がある場合は無理をせず、登園や登校、出勤を自粛
人混みや繁華街への外出をなるべく控え、外出する際はマスクを着用
集団生活施設では、流行期の全員マスクの着用が効果的
意識がもうろうとするなどの重症感がある場合は、直ぐに医療機関を受診
まめに!
手洗い
まめに!
《 全数報告の感染症 》
マスク
二類感染症 結核 4件
四類感染症 レジオネラ症 2件(①60 歳代、男性、肺炎型 ②90 歳代、女性、肺炎型)
《 定点報告の感染症 》
今週の県内上位6疾患
定点あたりの数
順位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
疾病名
今週
先週
増減
インフルエンザ
33.77
41.90
↓
感染性胃腸炎
10.83
10.24
↑
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
2.97
3.00
↓
マイコプラズマ肺炎
1.20
0.80
↑
咽頭結膜熱
0.93
0.72
↑
水痘
0.72
0.72
-
この内容は以下のホームページでさらに詳しくご覧いただけます
アドレス http://www.pref.toyama.jp/branches/1279/kansen/
月
平成27年2月4日
富山県感染症情報センター
(直0766-56-5431)
(直0766-56-8142)
インフルエンザ定点における患者診断状況
このデータは、インフルエンザ定点医療機関で実施されたインフルエン
ザ迅速診断キットの診断数を集計したものです。現在、下の表によると、
A型が96%を占めています。
第5週(1/26~2/1) : 富山県 33.77人/定点
厚生セン
ター・保健所
名
迅速診断キット
報告定点数
7
5
13
7
16
48
新川
中部
高岡
砺波
富山市
富山県
(単位:件)
A型
/7
/5
/13
/7
/16
/48
富山県累計(2014年36週~)
その他
B型
134
153
367
257
648
1,559
7,521
1
7
4
3
6
21
89
合計
6
16
6
3
10
41
184
141
176
377
263
664
1,621
7,794
※「その他」には、臨床症状等によりインフルエンザと診断したが型別までは不明な患者や迅速診断
キットの結果がA型とB型共に陽性の患者が対象となります。
件数
2,500
インフルエンザ迅速診断キット型別患者報告状況(富山県 2014/2015年)
2,000
A型
B型
1,500
1,000
500
0
36 38 40 42 44 46 48 50 52 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24
9月
件数
25
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
週
6月
<参考>インフルエンザウイルス検出状況(富山県2014/2015年)
B型
AH1pdm09
AH3(香港型)
AH1(ソ連型)
20
15
10
5
0
36 38 40 42 44 46 48 50 52 2
9月
10月
11月
12月
4
1月
6
8 10 12 14 16 18 20 22 24
2月
3月
4月
5月
6月
週
kansen1505w
インフルエンザ情報
● 定点医療機関からのインフルエンザ患者報告状況
第 5 週(1/26~2/1):富山県 33.77 人/定点
新川 HC(20.14)、中部 HC(35.20)、高岡 HC(29.00)、砺波 HC(37.57)、富山市 HC(41.50)
インフルエンザの患者報告数
は、全国は第 2 週、県内は第 3
週に警報レベルとなる定点あた
り 30 人を超えました。
県内のインフルエンザの流行
は、例年よりも早く、注意報・
警報レベルを超えており、今後
しばらくは報告数の多い状態が
続くと思われます。
インフルエンザ患者報告数の推移(2014/2015年)
50
人 40
/ 30
定
点 20
10
全国
富山県
0
36 38 40 42 44 46 48 50 52 2 4 6
9月
10月
11月 12月 1月
2月
8週
● 都道府県別インフルエンザ患者報告状況 第 4 週(1/19~1/25)
全国の患者報告数は、定点あたり 39.42 人となり、前週(37.00)よりも増加してい
ます。地域別では九州地方を中心とする西日本地域、中部地方で報告数が多い状態で
す。また、31 都道府県で前週の報告数よりも増加しています。
都道府県 人/定点
都道府県 人/定点
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
14.85
35.09
22.88
38.12
25.43
34.46
33.97
29.76
29.64
33.84
25.38
37.93
23.14
27.84
48.44
41.90
53.60
63.31
38.53
43.45
39.05
45.15
60.98
41.94
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
全国
40.23
26.21
28.05
37.26
24.72
30.56
39.14
43.79
58.98
47.81
75.12
37.42
32.00
36.64
51.08
60.72
70.03
57.64
71.68
71.57
86.05
78.59
65.16
39.42