平成 4年に結成。福津市文化会館カメリアホールを拠点として、小学生 ∼社会人の子どもから大人までが、歌やミュージカルなど元気に活動しています。これまでに、ウィーン国立歌劇場合唱団、由紀さおり。安田祥子、サーカス、ダ・カーポ、倍賞千恵子、クミコ、ビリーバンバン、岡本矢□高などと共演。平和への取り組みにも積極的で、 “ 吉永小百合原爆詩朗読会 "や、毎年行われる “ 平不□のつどい"、徳島での “ ぞうれつしゃがやってきた "公演、沖縄・新潟へ演奏旅行に出かけるなど、平不 □の尊さを歌で伝えています。また、東日本大震災後には、宮古市、仙台市、郡山市、福島市などの被災地に、義援金とともに心温まる歌声を届けました。今、子どもたちはいろいろな問題を抱え、悩み、苦しみ、あえいでいます。楽しいはずの学校が苦しみに代わり、学校に行きたくても行けない子、皆と仲良くしたいのに仲良くできずいじめをする子、いじめられ苦しむ子 …本当に心が痛みます。学校つてなんでしょう ?友だちつてなんでしょう ?生きるって ?命つて ?幸せつて ?学ぶつて ? 今回の音楽劇「月夜の卒業式」では、演じる私たちも観てくださる皆様にも―緒に感じていただきたいと思います。生きている喜びを、幸せを。学べることの素晴らしさを…。時は明治、日本の学校教育が始まつたばかりの、今から 100年以上も前のことです。実話をもとにした、ある漁村の学校が舞台です。当時は家の手伝いをするために、学校へ行きたくても行けない子どもたちがたくさんいました。雨が降ると子どもたちは大喜び。なぜなら漁が休みになり、大好きな学校へ行けるからです。そんな子どもたちと先生の心あたたまるお話で 0。