平 成 ２ ７ 年 ２ 月 ２ ５ 日 青森県健康福祉部高齢福祉保険課 「あおもり高齢者すこやか自立プラン２０１５（案）」の要点 １．プランの性格、位置付け 本プランは、県の高齢者福祉施策の基本的指針となる青森県老人福祉計画と県内市町村の介 護保険事業の運営を支援するための計画である青森県介護保険事業支援計画を一体的に策定し たものです。また、県の基本計画である「青森県基本計画未来を変える挑戦」の趣旨に沿った 高齢者福祉及び介護保険事業に関する個別計画です。 本プランの策定に当たっては、青森県保健医療計画と整合性を保つとともに､青森県地域福祉 支援計画、青森県障害福祉計画、青森県医療費適正化計画、青森県健康増進計画「健康あおも り２１」 、青森県住生活基本計画及び青森県高齢者居住安定確保計画と調和を図っています。 ２．計画期間 本プランは、平成２７年度から平成２９年度までの３年間を計画期間として策定し、平成 ２９年度に見直しを行います。 なお、本プランは、団塊の世代が７５歳以上となる平成３７年度（２０２５年度）までの中 長期的なサービス給付等の水準を踏まえ、第６期計画として策定するものです。 ３．基本理念・基本目標・推進戦略 （１）本プランでは、本県のめざす姿（基本理念）を次のとおり設定します。 高齢者が生きがいを持ち、介護が必要になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる青森 県 （２）基本理念に基づく基本目標を次のとおり設定します。 ① 高齢者が人生の最期まで自分らしい暮らしができる青森県 ② 高齢者一人ひとりのニーズに合った介護サービスが受けられる青森県 ③ 持続可能な介護保険制度の運営により高齢者が安心できる青森県 （３）基本目標を達成するため、４つの施策の柱（推進戦略）を設定します。 ① 生涯現役で活躍できる社会づくり 高齢者が、生涯にわたり生きがいをもち、自分らしい暮らしができるよう、高齢者の 活躍の場づくりや長寿の喜びを実感できる環境づくりを推進します。 ② 高齢者の健康づくりと介護予防の推進 高齢者が、人生の最期まで自立した日常生活を送ることができるよう、高齢者の健康 づくりと介護予防を推進します。 ③ 地域生活支援体制の整備 高齢者が必要なサービスを受けられる体制を整備するため、保健・医療・福祉包括ケ アシステムの充実、在宅医療・介護連携の推進、認知症対策の推進、生活支援・介護予 防サービスの基盤整備の推進等に取り組みます。 ④ 介護サービスの充実と質の確保 高齢者一人ひとりのニーズを的確に捉え、必要な介護サービスを受けられる体制を整 備するため、高齢者のニーズに合った介護サービスの提供、質の高い介護人材の確保・ 育成等に取り組みます。 また、介護保険制度への信頼性を高め、持続可能な介護保険制度の運営に取り組みま す。
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