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新潟県報道資料
平成 27 年2月 27 日
防 災 局 消 防 課
林野火災に対する警戒の強化について
1
春は林野火災が多くなる季節です。
春先は空気が乾燥し、風が強くなるため火災が多く発生します。特に林野火災は
3月から5月にかけて発生しやすい傾向があります。
総務省消防庁では例年この時期に都道府県に注意喚起を行っており、県でも市町
村や消防本部に広報車を利用した火災予防の呼びかけ等を依頼しました。
また、県ではホームページを通じて、林野火災の予防を呼びかけています。
<林野火災を予防するために>
○ 火入れやたき火などを行う農作業者や周辺住民の方
・ 気象状況、周囲の可燃物の状況に注意すること
・ 近くに消火用の水を用意し、火から離れないようにすること
○ レジャー目的で入山する方
・ たばこの投げ捨てをしないなど、マナーの向上に努めること
(※ 詳しくは、県 HP → http://www.pref.niigata.lg.jp/shobo/1356804577659.html)
2
平成 26 年中の県内の林野火災は 24 件(速報値)(別紙参照)
平成 26 年は 631 件の火災が発生し、うち林野火災は 24 件で、前年の 17 件と比
べ7件増加しました。(過去 10 年間の平均は 27 件)
出火原因別では、「たき火」によるものが9件と最も多く、次いで「火入れ」に
よるものが4件、
「放火」によるものが2件、
「溶接機・切断機」によるものが1件、
他はその他、不明・調査中となっています。
月別では、4月に 14 件と最も多く、次いで5月に6件、6月に2件、3月及び
9月に各1件と春に多い傾向となっています。
3
春の火災予防運動を4月1日から行います。
新潟県では例年、降雪期後の4月1日から7日までを春の火災予防運動の期間と
しています。期間中は、林野火災に対する注意喚起を含め火災予防を呼びかけます。
また、県内各消防本部で火災予防に係る行事を実施します。行事予定については3
月中旬に別途お知らせします。
本件についてのお問い合わせ先
消防課予防係 〔担当〕 大野、田中(佑)
(直通)025-282-1665(内線)6445
別 紙
林 野 火 災 の 発 生 状 況(新潟県)
林野火災の月別出火件数
16
H16~H25平均
14
H25
H26
14
林野火災発生件数
平成16~25年平均 27件
平成25年
17件
平成26年
24件(速報値)
12
10
出火件数(件)
10
8
8
7
6
6
5
4
3
3
2
2
2
2
1
000
000
1月
2月
2
1
00
1
00
1
0
000
000
000
9月
10月
11月
12月
0
3月
4月
林野火災
5月
6月
7月
8月
出火原因別(平成26年速報値)
9
たき火
4
火入れ
平成26年
林野火災件数
24件
2
放火
1
溶接機・切断機
その他
4
不明・調査中
4
0
1
2
3
4
5
6
出火件数(件)
7
8
9
10