分譲マンションの防災 ~分譲マンション管理組合の防災への取り組み~ 企画 一般社団法人宮城県マンション管理士会 分譲マンションは、区分所有という特殊な所有形態で、区分所有者の団体(管理組合)が自ら管理します。ま た住民が一つ屋根の下で集いあって暮らす集合住宅です。その特性から社会資産とも考えられています。東日本 大震災のような大規模災害に対応するためには、マンションにおいても自助、共助の両方が必要となります。加 えて、マンションの防災面での制度的な課題についても検討の必要性を共有したいと思います。 プログラム 第一部 講演会「東日本大震災とマンション」 4 年前の東日本大震災で多くの方が被災し、仙台市内のマンションも大きな被害を受けました。仙台市内で は 100 棟以上のマンションが全壊判定を受け、5 棟が取壊しになりました。震災からの復旧工事もマンション の資金力により大きな差が出ました。これらの事例を参考に改めて防災について考えたいと思います。 18:30 ‐19:15 講演① 東日本大震災のマンション被害状況、復興への取り組み マンション管理士 浅野豊明 東日本大震災の教訓から、多くのマンションで防災・減災に取組んでいます。宮城県マンション管理士会で も多くの管理組合の支援を行って来ました。今回は防災マニュアル、防災訓練、防災備蓄品の整備など管理組 合の取組みを紹介し、マンションの防災対策について考えてみたいと思います。 19:15 ‐19:50 講演② マンションの防災への取り組み マンション管理士 濱田賁弘 休憩 19:50‐20:00 第二部 パネルディスカッション「マンション防災の今後の課題」 パネルディスカッションで、管理組合理事長、仙台市担当課、宮城県マンション管理士会等がパネリストに なり、今後の課題について討論します。管理組会理事長からは、防災への取り組み、今後の課題等について発 表していただきます。仙台市からは、現在取り組んでいる「杜の都 防災力向上マンション認定制度」・ 「マン ション防災マニュアル作成支援専門家派遣事業」の紹介をしていただきます。 20:00 パネリスト 飯野 實 ‐21:00 管理組合法人サンライズ東照宮理事長 サンライズ東照宮自主防災組織本部長・仙台市地域防災リーダー パネリスト 嶋 勝巳 ナイスアーバン鶴ケ谷ヒルズ副理事長 震災復興委員長(当時)・自主防災委員会副本部長 パネリスト 菅原幸三 仙台市都市整備局住環境整備課主幹兼建築防災係長 「杜の都防災力向上マンション認定制度」担当係長 パネリスト 濱田賁弘 一般社団法人宮城県マンション管理士会理事・同防災委員長 マンション防災マニュアル作成支援専門家派遣員 コーディネーター 高橋悦子 一般社団法人宮城県マンション管理士会会長
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