人権啓発事業についてのアンケート 県では、平成 13 年 4 月に「滋賀県人権尊重の社会づくり条例」を施行し、県民の皆様 とともに、すべての人の人権が尊重される豊かな社会づくりをめざして、人権に関する様々 な啓発活動に取り組んでいます。今後、より効果的な人権啓発を行うため、アンケート調 査を実施しました。 ※四捨五入により割合の合計が 100%にならない場合があります 実施時期:平成 27 年 1 月 対象:県政モニター396 人 担当課:人権施策推進課 回答者数:303 人 回答率:76.5% 【基本属性】 ●性別 ●年代 70代以 上 14.2% 女 36.0% 男 64.0% 30代 12.5% 40代 22.4% 60代 29.7% 50代 17.8% ●地域 湖北 湖東 4.6% 9.6% 東近江 15.2% 甲賀 6.9% 湖西 3.3% 大津 34.0% 湖南 26.4% 10 代・ 20代 3.3% 【問1】次のア~コの方法で行った人権啓発について、 (1)~(3)の設問にそれぞれご 回答ください。 (1)今年度、これを見たり聞いたり、または読んだりしたことがありますか。 0% 20% 40% ア:ポスター 41.3% イ:新聞 38.9% ウ:地域情報誌 ク:じんけん通信 ケ:インターネット コ:シネアド 100% 61.1% 77.6% 59.7% 40.3% 15.2% ある 84.8% 36.3% カ:CM キ:テレビ番組 80% 58.7% 22.4% エ:プラスワン オ:冊子 60% ない 63.7% 27.7% 72.3% 15.2% 84.8% 12.2% 87.8% 16.8% 83.2% (2)それが「人権」について考えるきっかけとなりましたか。 ((1)で「1.ある」を選択され た方のみ) 0% 20% 40% 60% ア:ポスター 21.6% 55.2% イ:新聞 22.0% 54.2% ウ:地域情報誌 26.5% エ:プラスワン 27.6% オ:冊子 カ:CM キ:テレビ番組 ク:じんけん通信 ケ:インターネット コ:シネアド 29.1% 41.8% 37.0% 20.6% 20.0% 100% 8.0% 5.1% 4.4% 45.9% 15.2% なった 5.0% 4.3% 9.1% 16.7% 41.3% 47.1% 17.7% 23.9% 50.0% 40.5% 23.5% 18.6% 49.7% 41.3% 26.2% 15.2% 48.5% 30.4% 80% 7.1% 6.5% 2.7% 10.8% 15.7% 13.7% 少しなった あまりならな かった ならなかった (3)今後もこの啓発を行うべきだと思いますか。 0% 20% 40% 60% 80% 100% ア:ポスター 78.5% 21.5% イ:新聞 77.2% 22.8% ウ:地域情報誌 73.6% 26.4% 81.8% エ:プラスワン 18.2% オ:冊子 75.2% 24.8% カ:CM 73.6% 26.4% キ:テレビ番組 73.9% 26.1% ク:じんけん通信 71.6% 28.4% ケ:インターネット 69.6% 30.4% コ:シネアド 67.3% 32.7% 思う 思わない 【問2】県では、市町や関係機関・団体とともに、9 月の同和問題啓発強調月間と 12 月の 人権週間に、駅や量販店等で街頭啓発(啓発物品の配布等)を行いました。 このような街頭啓発は、人権問題についての関心や理解を深めるために効果的だ と思いますか。 思わない 11.9% あまり思 わない 18.5% 少し思う 40.6% 思う 29.0% 【問3】県では、毎年、県民参加型の人権啓発イベント「じんけんフェスタしが」を開催 しています。 このような催しは、人権問題についての関心や理解を深めるために効果的だと思 いますか。 あまり 思わな い 14.9% 思わな い 10.9% 思う 32.3% 少し思 う 41.9% 【問4】 県では、スポーツと連携した啓発活動を行うことで、幅広い層の方々に人権につ いて考えていただこうとプロバスケットボールチーム「滋賀レイクスターズ」と の連携事業を実施しています。 この事業は、人権問題についての関心や理解を深めるために効果的だと思われま すか。 あまり 思わな い 19.1% 思わな い 12.2% 思う 31.0% 少し思 う 37.6% 【問5】 人権に関連したどのような内容であれば参加したいですか。 (複数回答) 0 20 40 60 80 100 120 131 著名人の講演 112 専門家の講演 97 当事者の講演 74 コンサート 77 映画上映 65 子ども向きのワークショップ その他 140 32 【問6】 県では、人権啓発キャラクター「ジンケンダー」を制作し、紙面への挿絵、TV 番組放送、イベント出演など、広く活用することで、より親しみやすい啓発とな るよう取り組んでいます。 このキャラクター「ジンケンダー」を知っていますか。 知らな い 40.3% 知って いる 59.7% 【問7】 このキャラクターを活用した啓発が、 「人権」について考えるきっかけとなると 思いますか。 (問6で「知っている」を選択された方のみ) 思わない 7.7% あまり思 わない 18.2% 少し思う 46.4% 思う 27.6% 【問8】県では、幅広い層の方々に人権について考えていただこうと、多くの人が集まる 場所に出かけ、ジンケンダーとふれあうステージショーや人権についての紙芝居 を上演する「人権ふれあい啓発事業」を実施しています。 この催しは、人権問題についての関心や理解を深めるために効果的だと思います か。 思わない 13.2% 思う 25.4% あまり思 わない 16.5% 少し思う 44.9% 【問9】 今後、より効果的な人権啓発を実施していくための御提案・御意見があればお聞 かせください。 〈抜粋〉 啓発のための媒体はいくつもあるほうが良いと思います。 専門家より若い学生さんなどが企画や掲示をしている様子を見ると、応援したくなり ます。 (色々な)取り組みを行われているのに、知っていたものは一つだけでした。残念で なりません。 地道ではあるが、継続していくことが大事だと思うので、予算等と鑑みながら、長く 続けられて効果的な方法を考えていくことが大事だと思う。 身近なことから、他人に対するやさしさや想像力を持つことができるよう、自分自身 の問題として考えられるよう具体的な出来事を題材にしてほしい。 大人の意識改革も必要だと思うが、子どもが差別意識を持たずに成人できるよう、学 校や保護者への道徳教育が有効だと思う。 ジンケンダーに県内の各小中学校を訪問してもらい、子どもたちに問題提起や話し合 うきっかけ作りをしてもらいたいです。 本当に効果があることを選択して、優先順位をつけて(啓発をして)ほしい。 内容より人集めを目指したような啓発は止めるべきだと思っている。集まりが少なく ても可。真に考えさせられるような啓発事業をしてほしいと思います。 幅広い層に人権について考えるきっかけができることを望みます。 地域における人権啓発の取り組みは必要であると思います。 いろんな催し物の中で、その一つのコーナーとして「人権もあるのだよ」などと啓蒙 できればいいのじゃないかなと思います。 発信力が無いように思います。そもそも人権って何かわかってもらえているのでしょ うか? 人権について関心の薄い人に対してどのように対応するかがポイントと思います。 日常生活を送る上で「人権」問題が当たり前のように認識できる、実践できる、取り 組める、環境作りが不可欠と思います。日々、毎日が実践、又実践が必要かと思いま した。 根気よく啓発活動を行い、私たちが人間としての生活、行動が自然に身に付くような 環境に努力する必要を感じます。 人それぞれの多様性を認め、それぞれが他人を思いやる気持ちを大切にしていく。そ のようなモノが感じられない人権啓発活動など、 (いくら)やっても同じだと思います。
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