菅早野線(白山工区)開通後の状況について(PDF形式

平成27年2月23日
報 道 発 表 資 料
すげ は や の
菅早野線(白山工区)開通後の状況について
(道路開通による整備効果)
本市の道路整備プログラムに基づき、着実に整備を進め、平成26年9月1日に開通いたしました都市
計画道路菅早野線(白山工区:新ゆりグリーンタウン~新大谷交差点間:約400m)の開通後の状況に
ついてお知らせいたします。
1. 開通後の交通量と周辺道路の変化について
・菅早野線の開通区間は昼間12時間で約3,500台の車が通行しています。また、既に供用されてい
た新ゆりグリーンタウン以北の区間についても、より利用されやすい状況となっています。
・この開通後、菅早野線に平行する麻生9号線や王禅寺278号線では、交通量が1~2割程度減少して
います。
至 新宿
至 千代ヶ丘
菅早野線(開通区間)
(7~19時:12時間計)
開通後
新百合ヶ丘駅
(H26.11.11)
3,450台
調査地点:白山東緑地前
菅早野線(既供用区間)(7~19時:12時間計)
開通前
(H26.8.26)
約2割増
4,963台
至 唐木田
開通後
(
(H26.11.18)
)
6,065台
台
調査地点:王禅寺消防署前交差点
鶴亀松公園西側
王禅寺公園北側
至 川崎
山口台公園東
吹込
王禅寺消防署前
日本映画大学前
至 町田
麻生9号線
王禅寺278号線
(夕方ピーク 16~19時:3時間計)
(夕方ピーク 16~19時:3時間計)
約1割減
2,514台
王禅寺
小学校前
2,248台
王禅寺278号線
並木橋
開通前
(H25.12.3)
開通後
(H26.11.11)
調査地点:並木橋交差点
新大谷
至 下麻生
約2割減
1,516台
開通前
(H25.7.11)
1,104台
開通後
(H26.11.11)
調査地点:新大谷交差点
※グラフの(カッコ)は交通量調査日
2. 開通区間周辺の生活道路について
・従来、抜け道として利用されていた王禅寺275号線では、この開通後、交通量が3割程度減少し
ています。
・王禅寺374号線では、すれ違いが困難な旧道区間で、ほぼ全ての車が新しい道路に転換する一方、
並木橋交差点に接続する区間では、開通前に比べ交通量が1割以上増えています。
至 尻手黒川線
①王禅寺374号線
新ゆりグリーンタウン
(夕方ピーク16~19時)
(3時間計)
白山神社
開通後
(H26.11.11)
調査地点: 白山東緑地前
③王禅寺275号線
3
至 新百合ヶ丘駅
10台
開通前
(H25.7.11)
王禅寺275号線
354台
(夕方ピーク16~19時)
(3時間計)
約3割減
②王禅寺374号線
504台
(夕方ピーク16~19時)
(3時間計)
至 王禅寺中央小学校
約1割増
335台
376台
開通後
(H26.11.11)
調査地点: 並木橋交差点
至 上麻生 丁目
開通前
(H25.12.3)
331台
並木橋
開通前
(H25.7.11)
開通後
(H26.11.11)
調査地点: 白山神社前
新大谷
7
※グラフの(カッコ)は交通量調査日
至 下麻生
3. 地域の皆様の声について
「安全に歩けるようになった」「街が明るくなった」「新百合ヶ丘駅や東名川崎ICに行きやすくなっ
た」など、道路整備を評価する声が多数寄せられました。また、 「横断しづらくなった」 「並木橋
交差点に向かう道路の車が増えて危険になった」「うるさくなった」との今後の課題につながるご意
見も頂いています。
※開通区間の歩行者への聞き取り調査の結果(調査日:平成26年11月11日(火))
4. まとめ
●この開通に伴う地域の道路ネットワーク形成により、周辺道路から菅早野線へ一定程度の交通が転
換しており、生活道路に流入する通過交通も減少するなど、地域における交通環境の改善が図られ
ました。
●しかしながら、王禅寺374号線では、菅早野線から並木橋交差点への短絡ルートであることから、
開通に伴い交通量が増えておりますので、今後、地域の皆様のご意見を伺いながら、交通管理者と
ともに通過交通の流入抑制に向けた対策を検討してまいります。
<お問い合わせ先>
川崎市 建設緑政局
道路河川整備部
北部都市基盤整備事務所
小林
電話
044-955-1200