堺エコロジー大学専門コース運営補助業務仕様書 1. 業務名 堺エコロジー大学専門コース運営補助業務 2. 業務目的 本市では、低炭素都市「クールシティ・堺」を実現し、持続可能な社会の構築に向 け、市民の環境意識の向上、新たな環境リーダーの輩出及び NPO・企業・地域・教育 機関等多様な主体が行う環境教育・環境活動の拡大を図ることを目的として、平成 22 年 10 月に堺エコロジー大学事業を開始した。 同大学では、 幅広い層の市民を対象に「一 般講座」を順次実施するとともに、平成 23 年 10 月からは地域で環境教育・環境活動 を実践する人材を育成する「専門コース(第 1 期) 」を開講し、コース修了後の活動に 有効な様々な講座を展開している。 本業務は、平成 27 年 4 月から「専門コース(第 5 期) 」あたり、その運営に係る事 務を補助することを目的とする。 3. 履行場所 堺市及び堺市が指定する場所 4. 履行期間 契約締結日から平成 28 年 3 月 31 日まで 5. 業務内容 平成 27 年 4 月に開講する堺エコロジー大学「専門コース(第 5 期)」の運営に関する 次の業務を行う。 なお、堺エコロジー大学「専門コース」等の詳細については、以下の堺エコロジー 大学ホームページ http://www.sakai-ecodai.jp/ も合わせて参照すること。 <専門コース(第 5 期)について> 【受講生数】20 名(募集定員) 【カリキュラムの構成】必修大阪府立大学「環境学」全 3 科目 +必修「専門共通講座」 全 12 回+任意「コース別講座」 (各 5 回×3 コース) 1/7 (1)「専門共通講座」における受講生のサポート業務 <専門共通講座について> 【受講生数】35 名程度(予定)※人数は変動する可能性があります。 (第 5 期募集定員 20 名 +第 1 期~第 4 期専門コース受講生のうち希望者 15 名程度) 【実施期間等】平成 27 年 4 月~平成 28 年 3 月末の平日全 12 回(各回 1.5~5 時間程度) 「専門共通講座」 (全 12 回)の運営に関する次の業務を行う。 (業務内容) 【講座実施前】 ・受講生への講座の案内及び出欠確認 【講座実施当日】 ・会場設営等の事前準備及び受付業務 ・司会進行及び講座風景の写真撮影 【講座実施後】 ・講座レポートの作成 (講座内容や受講生に実施したアンケートの集計結果をまとめたもの) ・撮影写真その他データの提供 【その他】 ・講座を円滑に実施するために必要な事項 (2) コース別講座「エコ大運営実践講座」におけるワークショップ形式講座の企画・運 営 <ワークショップ形式講座について> 【概要】講座の企画を通して必要な手法を学び、堺エコロジー大学の運営をサポートする 人材の育成を行う。 【受講生数】20 名(予定)※人数は変動する可能性があります。 (第 5 期 15 名 +第 1 期~第 4 期専門コース受講生のうち希望者 5 名) 【実施期間等】平成 28 年 1 月~平成 28 年 3 月の間の平日全 3 回(各回 2 時間程度) 第1回講座「テーマ設定」第 2 回講座「中間報告」第 3 回講座「発表会」 ※上記とは別に各班(2 班もしくは 3 班)でグループワークを実施 「ワークショップ形式講座」 (全 3 回)の運営に関する次の業務を行う。 ※「ワークショップ形式講座」 (全 3 回)はコース別講座「エコ大運営実践講座」 (全 5 2/7 回)の中に位置づけられる講座となりますが、「ワークショップ形式講座」以外の各 講座(全 2 回)の運営は本業務の対象外です。 (業務内容) ・課題研究テーマの設定及びワークショップの進め方に関する企画・立案 ・ワークショップ形式講座の実施に係る事前準備 ・ワークショップ形式講座における司会進行及びワークショップの進捗管理 ・第 1 回講座「テーマ設定」から第 3 回講座「発表会」までの期間中に、各班メンバーが 集まって話し合うグループワーク(各班 2 回程度)における、受講生のサポート(グル ープワークを行う会場の確保、受講生からの質問に対する助言、事務局との連絡調整 等) ※グループワークには、市職員は同行しません。 ※ワークショップに、専門コース修了後の活動の発展につながる内容を盛り込むこと。 (3)コース別講座「環境活動実践講座」の企画・運営 <環境活動実践講座について> 【概要】環境リーダーとして、地域等でこれから活躍していくための心構えや手法・技術 について学び、活動を自主的・積極的に行っていく人材の育成を行う。 【受講生数】20 名(予定)※人数は変動する可能性があります。 (第 5 期 15 名 +第 1 期~第 4 期専門コース受講生のうち希望者 5 名) 【実施期間等】平成 27 年 7 月~平成 28 年 3 月の間の平日全 5 回 (業務内容) 【講座実施前】 ・全 5 回の講座の企画・立案 ・講座実施に向けた準備 【講座実施当日】 ・会場設営等の事前準備 ・司会進行及び講座風景の写真撮影 【講座実施後】 ・講座レポートの作成 (講座内容や受講生に実施したアンケートの集計結果をまとめたもの) ・撮影写真その他データの提供 【その他】 ・講座を円滑に実施するために必要な事項 3/7 (4)情報誌の作成 専門コース受講生に配布する情報誌を、下の条件に従って作成する。 (作成条件) ・コース実施期間中に最低 2 回作成すること。 ・A4 サイズ、両面、4 ページ、4 色フルカラーを基本とすること。 ・受講生及び関係者に配布するため印刷部数は 50 部とし、電子データによる提供も行う こと。 ・1 回目の作成は、専門コース開始後の早い段階で発行するものとする。内容は受講生や 修了生の紹介を中心とし、受講生どうしが交流を深めるためのツールとなるよう工夫す ること。 ・2 回目の作成は、コース中旬(秋頃)の発行とする。内容は専門コース前半の振り返り や専門コース修了後に想定される活動に参考となる情報提供を中心とすること。 ・記載内容、デザイン等については、本市と協議の上、確定すること。 (5)修了証書の作成 平成 28 年 3 月末に実施予定の修了式で配布する修了証書を、以下の条件に従って作 成する。※第 1 期~第 4 期専門コース受講生のうち、第 5 期において修了要件を満た したものにも交付する。 平成 26 年 3 月中旬に実施予定の修了式で配布する修了証書を、下の条件に従って作成 (作成条件) する。 ・A4 サイズ、4 色フルカラー、横書きとすること。 ・修了生へ授与する枚数(計 2 パターン、最大 30 枚)を印刷すること。 ・記載内容、デザイン等については、本市と協議の上、確定すること。 6. 成果品 ・報告書(CD 又は DVD、冊子各 2 部(枚) ) ・各種印刷物その他関係書類及びデータ一式 7. その他留意事項 1) 原則として、3 ヶ月に 1 回以上、本市との協議を実施すること。また必要に応じて、 関係機関との協議を行うこと。 2) 受注者は、業務で知り得た情報及び業務に係る内容を第三者に漏らしたり、その 他の目的に転用したりしてはならない。 3) 業務を受注したとき、受注者は信義を守り誠実に履行しなければならない。 4) 本仕様書に明記されていない事項及び疑義が生じた内容については、受託者は本 市と協議を行い、それに基づく指示に従うものとする。 4/7 5) 本業務に必要な事務用品、媒体、通信費、交通費等の経費については受託者の負 担とする。ただし、専門共通講座及びコース別講座(ワークショップ形式講座にお けるグループワークは除く)における外部講師の謝金、会場借り上げ費等講座の開 催に係る経費については、本市が別途負担する。 6) 委託業務について、研究機関等と共同で行う場合には、事前に本市の承諾を得な ければならない。 7) 受注者は、暴力団等の排除に関しては別添記載事項を順守しなければならない。 5/7 参 堺エコロジー大学専門コースの内容 ・第 5 期:定員 20 名 (ただし、第 1 期~第 4 期の受講者も適宜受講する) 大阪府立大学「環境学」(必修) 大阪府立大学が行う環境人材育成教育プログラムで、以下の科目を受講可能 ・環境・生命・倫理 【全 15 回】 ・環境学と社会科学への招待 【全 15 回】 ・自然環境学概論 【全 15 回】 専門共通講座 (必修) 堺市の環境をはじめ、さまざまな分野を深く学習する講座 【全 12 回】 コース別講座 (任意) 具体的な活動を想定し、実践力を身につけるための連続講座 ・共生の森づくり実践講座 【全 5 回】:大阪府と連携予定 ・エコ大運営実践講座 【全 5 回】:関西大学と連携予定 (5 回のうち、3 回をワークショップ形式講座とし、時間が不足す る場合、別途グループワークの時間を設定する) ・環境活動実践講座 【全 5 回】 太枠内:本業務に関係する部分 6/7 考 別添 暴力団等の排除について 1.入札参加除外者を再委託先等とすることの禁止 (1)受注者は、堺市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札参加除外を受けた者又は 同要綱別表に掲げる措置要件に該当する者を、再委託先並びに受注者及び再委託先の 資材、原材料の購入契約その他の契約の相手方(以下「再委託先等」という。)として はならない。 (2)これらの事実が確認された場合、本市は受注者に対し、当該再委託先等との再委託 契約等の解除を求めることができる。 2.再委託契約等の締結について 受注者は、再委託先等との再委託契約等の締結にあたっては、再委託契約締結時には本 市の契約約款に準じた暴力団排除条項を加えることとする。 3.誓約書の提出について (1)受注者は、堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密接関 係者でない旨の誓約書を提出しなければならない。ただし契約金額(税込)が500 万円未満の場合、もしくは受注者が国若しくは地方公共団体その他公共団体又は本市 の外郭団体である場合はこの限りでない。 (2)受注者は、契約金額(税込)が500万円以上となる再委託先等がある場合には、 これらの者から堺市暴力団排除条例第8条第2項に規定する暴力団員又は暴力団密接 関係者でない旨の誓約書を徴収して、本市へ提出しなければならない。 (3)受注者及び再委託先等が当該誓約書を提出しない場合は、入札参加停止を行うもの とする。 4.不当介入に対する措置 (1)受注者は、この契約の履行にあたり、暴力団員又は暴力団密接関係者から、暴力団 を利することとなるような社会通念上不当な要求又は契約の適正な履行を妨げる行為 (以下「不当介入」という。 )を受けたときは、直ちに本市に報告するとともに、警察 に届け出なければならない。 (2)受注者は、再委託先等が暴力団員又は暴力団密接関係者から不当介入を受けたとき は、直ちに本市に報告するとともに、当該再委託先等に対して、警察に届け出るよう 指導しなければならない。 (3)本市は、受注者が本市に対し、(1)及び(2)に定める報告をしなかったときは、 堺市暴力団排除条例に基づく公表及び入札参加停止を行うことができる。 (4)本市は、受注者又は再委託先等が不当介入を受けたことによりこの契約の履行につ いて遅延等が発生するおそれがあると認めるときは、受注者が(1)に定める報告及 び届け出又は(2)に定める報告及び指導を行った場合に限り、必要に応じて履行期 間の延長等の措置をとるものとする。 7/7
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