募集要領(PDF:281KB)

~京丹後市地域産業人材育成事業~
委託事業受託者募集要領
1. 趣旨
京丹後市では、現下の雇用労働情勢において雇用のミスマッチ解消や域内人材の潜在力
発揮が求められる中、京都府緊急雇用対策事業を活用することにより、地域の実情に応じ
た多様な人材育成と就業支援を推進する事業を実施します。
この事業は、市内事業者に対し、失業者を雇用した上で、委託期間終了後の雇用継続又
は地域の事業所等での就業を達成するために必要な知識・技術を習得させるための人材育
成を行う事業、又は市内の失業者の就業支援を行う事業を委託し、雇用の創出・マッチン
グと産業の活性化を図るものです。
この要領は、事業を委託する事業者等の選定に関し、必要な事項を定めるものです。
2. 委託事業の概要
(1)事業名
京丹後市地域産業人材育成事業
(2)実施期間
平成 27 年 3 月 16 日から平成 27 年 12 月 10 日まで
(3)募集対象者の要件
次のア~ケのすべての要件を満たす者とします。
ア. 京丹後市内に事業所を有する民間企業、NPO 法人、その他の法人又は法人以外
の団体であること。
イ. 以下の①または②を満たす事業者であること。
①失業者の雇い入れを行った上で、人材育成及び実施期間終了後の継続雇用(又
は就業支援)を行う意思・体制があること。
②失業者の雇い入れを行わず、失業者の就業支援を行う意思・体制があること。
ウ. 失業者の雇い入れを行う場合は、社会保険及び労働保険に加入すること。
エ. 宗教活動や政治活動を主たる目的とする団体、暴力団若しくは暴力団員の統制
の下にある団体又は個人ではないこと。
オ. 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)167 条の 4 の規定に該当しない者
であること。
カ. 京丹後市から指名停止を受けている者ではないこと。
キ. 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)
、民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)
の規定に基づき、更正又は再生手続きを行っている者ではないこと。
ク. 市税の滞納がないこと。
ケ. 同一の事業や同一の経費に対して国・府・市の各種助成金・補助金の支給を受
けていない又は受けようとしないこと。
(4)委託事業の要件(事業例については別紙参照のこと)
ア. 失業者の雇い入れを行う事業
次の①~⑨のすべての要件を満たす事業とします。
①失業者の人材育成を目的とした事業であること。
②新規雇用する予定の労働者の募集に当たっては、公共職業安定所への求人申
込みのほか、文書による募集、直接募集等においても募集の公開を図るもの
であること。また、新規雇用する労働者本人に、失業者であることの確認を
行うこと。
※当事業においては、従前の緊急雇用対策事業(起業支援型地域雇用創造事
業を除く)で雇用された労働者であっても雇用可能。
③雇用される失業者の労働時間・日数は、当該事業所における他の正規労働者
のそれの概ね 3/4 以上であること。
④失業者に対し、職場での実務経験を積む OJT や職場外での講義等の研修を受
講する OFF-JT などの方法の組み合わせによる「人材育成・就業支援計画」
を策定し、これに基づき人材育成及び就業支援を行うものであること。
⑤対象経費・対象外経費は以下のとおりとすること。
対象経費
○新規雇用の失業者の人件費
・賃金
・通勤手当
・賞与
・諸手当
・社会保険料に係る事業主負担分 等
○研修に係る経費
・研修機関での授業料
・教材費
・通信制講座の受講に必要な通信費
・外部講師謝金
・既存の従業員が指導にあたる間の当該従業員の賃金
・OJT で使用する資材に係る費用 等
対象外経費
○施設・設備・機器の購入経費・改修経費
○土地・建物を取得するために必要な経費
○その他事業と関連が認められない経費
また、委託事業費に占める新規雇用の失業者にかかる人件費の割合が 1/2 以上
であること。
⑥業務に要する経費は、新規雇用者数 1 人当たり 780 万円以内とする。ただし、
市の当該事業全体の目標設定として、新規雇用者 1 人当たりの経費を平均 85
万円以内としていることを考慮した上で事業計画を策定すること。
⑦平成 27 年 3 月 31 日までに雇用を開始すること。
⑧契約締結後から平成 27 年 3 月 31 日までに委託事業者の責によらない事由に
より雇用できなかった場合は、合意解約により契約を終了すること。
⑨平成 27 年度の雇用人数は平成 26 年度の雇用人数を上限とすること。
イ. 失業者の雇い入れを行わない事業
次の①~⑤のすべての要件を満たす事業とします。
①失業者の就業支援を目的とした事業であること。
②就業支援(就職支援セミナー、合同就職説明会等)を行うに当たり、人材育
成を実施する事業については、
「人材育成・就業支援計画」を策定し、これに
基づき人材育成及び就業支援を行うこと。
ただし、就業支援のみを行う事業については計画の作成は不要。
③対象経費・対象外経費は以下のとおりとすること。
対象経費
○セミナー等の会場費
○講師謝金
○事業に従事する既存社員の賃金実費分
○イベント開催時に必要となる人員の人件費 等
対象外経費
○施設・設備・機器の購入経費・改修経費
○土地・建物を取得するために必要な経費
○その他事業と関連が認められない経費
④業務に要する経費は、新規就業者数 1 人当たり 780 万円以内とする。ただし、
市の当該事業全体の目標設定として、新規就業者 1 人当たりの経費を平均 85
万円以内としていることを考慮した上で事業計画を策定すること。
⑤平成 27 年 3 月 31 日までに事業に着手すること。
3. 委託事業者の選定スケジュール
(1)企画提案募集
平成 27 年 2 月 26 日(木)~3 月 9 日(月)
(2)質問受付
平成 27 年 2 月 26 日(木)~3 月 4 日(水)
(3)審査(書類審査)
平成 27 年 3 月 11 日(水) ※予定
(4)審査結果通知
平成 27 年 3 月 11 日(水) ※予定
(5)契約締結・事業開始
平成 27 年 3 月 16 日(月)
4. 提案書等の提出方法
(1)提出期間
平成 27 年 2 月 26 日(木)~3 月 9 日(月)必着
(2)受付時間
8 時 30 分~17 時 15 分
(3)提出先
京丹後市商工観光部商工振興課
〒629-3101 京丹後市網野町網野 353-1
TEL:0772-69-0440
FAX:0772-72-2030
MAIL:[email protected]
(4)提出方法
直接持込み又は郵送(郵送の場合は提出期間最終日の 17 時 15 分必着)
(5)提出部数
原本 1 部
(6)提出書類
ア. 申込書(様式 1)
イ. 事業者概要書(様式 2)※添付資料含む
ウ. 事業提案書(様式 3)
エ. 経費見積書(様式 4)
(7)質問受付
質問書(様式 5)に質問内容を記入の上、直接持込み、郵送、メール又は FAX にて質
問受付期間内に提出してください。
5. 委託事業者の選定方法
提出頂いた書類に記載の経費総額、雇用者数、人材育成の内容等により、事業内容の妥
当性、費用対効果、成果の実現性等の観点から総合的に評価を行います。なお、審査につ
いては非公開とし、審査結果に対する異議申し立てはできないこととします。
6. 選定対象からの除外
提案を行う事業者等が、次のいずれかに該当する場合は選定の対象としません。
(1)提出期限を過ぎて、提案書等を提出した場合。
(2)提出書類に虚偽の記載があった場合。
(3)募集対象者の要件を満たさなくなった場合。
(4)私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号)等に抵
触する行為等、審査の公平性を害する行為を行った場合。
(5)前各号に定めるもののほか、提案にあたり著しく信義に反する行為等、京丹後市が
失格であると認めた場合。
7. その他留意事項
(1)本事業は、京丹後市の委託事業となるため、選定された契約候補者と市が本事業の
契約交渉を行い、契約を締結します。ただし、提案内容及び事業費等については、市
と契約候補者との協議により変更することがあります。
(2)委託契約の締結にあたっては、地方自治法や京丹後市契約規則をはじめとする諸規
定が適用されます。
(3)委託金の支払いは、原則として実績に基づき事業終了時の精算払いとします。ただ
し、市が必要と認めるときは、事業終了までの間に 1 回の部分払いをすることも可能
です。ただし、平成 27 年 3 月分については、平成 26 年度事業精算分として支払いを
行います。
(4)委託事業の実施にあたっては、契約書及び仕様書に基づき行います。また、契約締
結後は下記の書類の他、市が必要と認めるときは、雇用・就業状況等に関する報告を
求めることがあります。
ア. 雇用者決定・雇用開始時(失業者の雇い入れを行う事業のみ)
①失業者であることの確認書(別紙様式 1)
②雇用者の履歴書の写し
イ. 雇用者退職時(失業者の雇い入れを行う事業のみ)
①雇用者退職報告書
②雇用者の退職願いの写し
ウ. 事業完了時
①事業実績報告書(別紙様式 2)
②事業内容が確認できる資料(写真、業務日報、各種報告書他)
③出勤簿、給与明細の写し(人件費が発生する事業のみ)
(5)事業の委託により得られた情報等については、委託事業終了後においても守秘義務
があります。
(6)本事業の取組状況や成果については、市のホームページ等で公表する場合がありま
す。
(7)本事業は、平成 27 年度京丹後市当初予算を活用して実施する事業であるため、京丹
後市議会において当該事業が議決されない場合は、事業の採択及び委託契約を行うこ
とができませんのでご了承願います。
(別紙)
~京丹後市地域産業人材育成事業~
委託事業の内容例
1.失業者の雇い入れを行う事業の例①
建設業における若年者の入職と人材育成を促進するため、建設業事業主
が、若年者を期間雇用し、働きながら資格取得のための講習・訓練を実施
し、その後の正規雇用に結びつける事業
2.失業者の雇い入れを行う事業の例②
介護事業所が地域の無業者を有期雇用契約にて雇い入れ、業務に従事させ
ながら訓練を受講させることにより能力を高め、正規雇用につなげる事業
3.失業者の雇い入れを行わない事業で、人材育成・就労支援ともに実施
する事業の例
協議会、NPO 法人等が就農希望者を募集し、農業法人等での就業体験や
遊休農地を活用した農業体験・実習等の実践的な研修を行うことで、農業
への理解を含め、地域の農業法人等への新規就農を促進する事業
4.失業者の雇い入れを行わない事業で、就労支援のみを実施する事業の
例
NPO 法人等が、高齢者向けの就労事業の掘り起しや高齢者の就労・社会
参加に関するセミナー、相談等を実施し、高齢者の就労に結びつける事業