EI 経済研究所 NEWS RELEASE “地域のことは地域で考えよう” 2015 年 2 月 26 日 おきぎん県内景況・速報 2015 年 1 月 ―県内景況は、拡大している― ■個人消費 スーパー売上高は全店ベース、既存店ベースともに前年同月を上回る。 百貨店売上高も前年同月を上回る。 家電卸出荷額は前年同月を下回り、新車販売台数も下回る。 ■建設関連 公共工事請負金額は前年同月を下回る。 生コン、セメントはともに前年同月を下回る。 ■観光関連 入域観光客数は前年同月を上回り、観光施設入場者数も上回る。 ホテル稼働率は、シティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を 上回る。ホテル客室単価は前年同月を下回り、宿泊収入(推計値)は上回る。 ■企業倒産 件数は前年同月と同数、負債総額は下回る。 現場主義とお客様からの信頼 ※お気づきの点、不明な点などがございましたら、下記までご連絡ください。 (株)おきぎん経済研究所 TEL:098-869-8711 FAX:098-869-2200 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 おきぎん県内景況・速報(2015 年 1 月分) ◎2015年1月 おきぎん「カトレア」景況図 県内景況 個人消費 建設関連 観光関連 企業倒産 良い ふつう やや良い やや良い 良 い ◎ 概況:県内景況は、拡大している。 1 月の県内景況は、個人消費関連では、スーパー売上高は全店ベース、既存店ベースともに前年同月を上 回りました。百貨店売上高は衣料品や食料品などが好調で、前年同月を上回りました。耐久消費財である家 電卸出荷額は、太陽光パネルの売上減少などにより前年同月を下回りました。新車販売台数は消費税増税に 伴う駆け込み需要の反動減などにより前年同月を下回りました。 建設関連では、公共工事請負金額は、沖縄県やその他の公共的団体での前年あった大型工事の反動などで 前年同月を下回りました。建設資材である生コン、セメントもともに下回りました。 観光関連では、入域観光客数は 28 ヵ月連続で前年同月を上回り、観光施設入場者数も前年同月を上回り ました。ホテル稼働率はシティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を上回りまし た。ホテル客室単価は前年同月を下回り、宿泊収入(推計値)は上回りました。 このような状況に鑑みて、個人消費において消費税増税に伴う駆け込み需要の反動等による影響が和らい でおり、また、建設関連や観光関連では堅調な動きが続いていることから「県内景況は拡大している」と景 気判断を据え置きました。 (2014 年 2 月の上方修正後から 12 ヵ月連続で判断維持) 主要景気指標前年同月比 (単位:%、ポイント) 40.0 20.0 16.3 7.1 3.0 0.0 7.3 1.5 ▲4.2 ▲20.0 10.0 4.0 4.0 3.7 ▲0.0 ▲2.2 ▲13.6 ▲28.4 ▲29.1 ▲40.0 ( 全 店 ) ス ー パ ー 売 上 高 ( 既 存 店 ) ス ー パ ー 売 上 高 百 貨 店 売 上 高 家 電 卸 出 荷 額 個人消費関連 新 車 販 売 台 数 公 共 工 事 請 負 金 額 生 コ ン 出 荷 量 セ メ ン ト 出 荷 量 入 域 観 光 客 数 観 光 施 設 入 場 者 数 ホ テ ル 稼 働 率 ( シ テ ィ ) ホ テ ル 稼 働 率 ( リ ゾ ー ト ) ホ テ ル 稼 働 率 ( ビ ジ ネ ス ) 観光関連 建設関連 2 ホ テ ル 客 室 単 価 ホ テ ル 宿 泊 収 入 ( 推 計 値 ) 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 ■ 個人消費: (やや良い) ①スーパー・百貨店売上高…スーパー売上高は全店ベ-ス、既存店ベースともに 前年同月を上回る。百貨店売上高は前年同月を上回る。 スーパー売上額 全 店 既存店 単位:% 百貨店 売上額 2014/1 5.2 3.6 0.9 2 2.4 0.8 2.8 3 16.8 14.6 14.7 4 △ 2.8 △ 4.7 △ 6.8 5 1.1 △ 0.1 3.5 6 0.6 △ 0.2 5.7 7 6.1 4.8 5.0 8 2.3 1.5 9 4.2 3.4 10.8 8.8 10 3.4 2.4 1. 7 11 3.8 3.0 15. 2 12 3.6 1.7 21. 0 (%) 25.0 スーパー(全店・青点 20.0 百貨店(赤・実線) 15.0 10.0 5.0 0.0 △ 5.0 スーパー(既存店・緑破線) 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2015/1 △ 10.0 2015/1 3.0 1.5 16. 3 資料)当社ヒアリング 注1) 前年同月比 注2) 百貨店売上額については、2014年9月よりサンプル数の変更に伴い、8月までの数値と連続しないため、 使用する際は注意する必要がある。 1 月の個人消費関連では、スーパー売上高は「全店ベース(前年同月比 3.0%増)」が 9 ヵ月連続で前年 同月を上回りました。昨年に比べて土曜日が 1 日多かったほか新規出店効果などからウェイトの高い「食 料品(同 3.3%増)」を中心に売れ行きが堅調で前年同月を上回りました。 「既存店ベース(同 1.5%増)」では 7 ヵ月連続で前年同月を上回りました。品目別でみると、ウェイトの高 い「食料品(同 1.4%増)」は、旧正月(昨年:平成 26 年 1 月 31 日⇒今年:平成 27 年 2 月 19 日)需要がな かったものの、生鮮全般(精肉・水産・青果)の売れ行きが堅調で、前年同月を上回りました。家電を含む 「家庭用品(同 2.3%増)」は全般的に気温が低く推移したことから家庭雑貨(寝具関連)の売れ行きが堅調 だったほか、訪日観光客向けの雑貨需要などもみられ、前年同月を上回りました。また、「衣料品(同 0.5% 増)」は気温が低く推移したことから、冬物衣料の売れ行きが伸び、前年同月を上回りました。 百貨店売上高* は、昨年に比べて土曜日が 1 日多かったこともあり「衣料品」や「食料品」の売れ行きが 好調で前年同月を上回りました(同 16.3%増)。内訳をみると、ウェイトの高い「衣料品(同 8.2%増)」は冬物 衣料バーゲンセールなどの販促効果から売れ行きが好調で、「婦人服(同 4.9%増)」を中心に前年同月を 上回りました。「食料品(同 10.6%増)」も初開催の催事に加え、生鮮(精肉・水産・青果)などの売れ行きが 好調で前年同月を上回りました。 また、「雑貨(同 39.5%増)」や「身の回り品(同 11.1%増)」なども、初商いの福袋や訪日観光客向けの 売れ行きが好調で前年同月を上回りました。 *百貨店売上高については、2014 年 9 月分より調査手法変更(サンプル数が異なる)に伴い、8 月分までの時系列デー タと連続していません。ご利用の際は、その点、ご留意頂けますようお願い申し上げます。 3 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 ②家電卸出荷額…太陽光パネルの売上減少などにより前年同月を下回る。 単位:% 沖縄県 (%) 沖縄県 2014/1 40.4 2 35.6 3 10.2 4 △ 8.7 30.0 5 △ 15.3 20.0 50.0 40.0 6 △ 14.2 7 10.0 △ 9.6 0.0 8 △ 16.1 9 △ 9.7 10 △ 20.8 11 △ 26.9 12 △ 20.1 △ 10.0 △ 20.0 △ 30.0 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2015/1 資料) 当社ヒヤリング 2015/1 △ 29.1 注)前年同月比 家電卸出荷額は、継続的な太陽光パネルの売上減少に加え、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動 減がみられ、10 ヵ月連続で前年同月を下回りました(同 29.1%減)。品目別でみると、「太陽光パネル(同 89.3%減)」は新規接続中止の影響から売上減少が続いています。「テレビ(同 12.1%減)」は4Kなどの新 型モデルの売れ行きが低調で前年同月を下回りました。「エアコン(同 15.7%減)」、「冷蔵庫(同 33.6% 減)」や「洗濯機(同 20.3%減)」といった白物家電全般は、昨年、量販店が増税前の在庫確保へ動いた反 動減などから、前年同月を下回りました。 ③新車販売台数…消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減などから、前年同月を下回る。 単位:台、% 台 数 合 計 普通 乗用車 小型 乗用車 軽 乗用車 2014/1 3,929 35.4 54.4 61.6 2 4,307 14.1 43.0 △ 7.2 3 6,481 20.5 26.1 23.1 4 3,590 △ 4.6 5 3,284 2.1 6 6,075 8.1 3.8 7 5,756 △ 8.2 15.3 8 2,914 △ 3.6 1.8 △ 4.7 9 4,229 11.1 21.5 △ 3.7 8.8 10 3,152 △ 2.3 △ 6.1 △ 35.1 12.3 11 3,554 5.9 12 4,483 21.5 △ 12.9 △ 20.3 △ 0.9 △ 29.2 24.4 (台) 7,000 (%) 合 計 前 年 同 月 比(線 グラフ、右 目盛) 17.1 6,000 15.8 40.0 合 計 販売台数(棒グラフ、左目盛) 30.0 20.0 △ 2.0 4.9 5,000 5.1 3.8 17.9 4,000 10.0 △ 9.9 △ 11.9 △ 3.0 3,000 △ 3.5 14.0 △ 17.7 △ 11.3 43.9 0.0 2,000 1,000 △ 10.0 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2015/1 △ 20.0 2015/1 3,394 △ 13.6 △ 17.0 △ 19.1 △ 13.9 資料)沖縄県自動車販売協会 注)前年同月比 注)普通乗用車及び小型乗用車は登録車、軽乗用車は届出車の数値を表示。 新車販売台数は、全体で 3,394 台(同 13.6%減)となり、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減など から 3 ヵ月振りに前年同月を下回りました。車種別にみると「普通乗用車(同 17.0%減)」が 4 ヵ月連続、「小 型乗用車(同 19.1%減)」が 7 ヵ月連続、「軽乗用車(同 13.9%減)」が 5 ヵ月ぶりに下回りました。 ※普通乗用車及び小型乗用車は登録ベース、軽乗用車は届出ベースの数値を合算。 4 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 ■ 建設関連: (やや良い) ①公共工事…公共工事請負金額は前年同月を下回る。 単位:百万円、% 請負金額 前年同月比 △3.4 (%) 100.0 (百万円) 50,000 2014/1 20,056 2 21,681 16.6 3 4 21,096 22,973 △21.6 41.3 5 6 19,683 19,751 83.2 △2.8 7 8 46,674 23,163 18.5 2.4 9 31,485 35.8 10 11 27,642 17,512 △11.8 △11.9 10,000 12 2015/1 22,968 14,359 36.8 △28.4 0 前年同月比 (折れ線・右目盛) 45,000 75.0 40,000 35,000 50.0 30,000 25,000 25.0 20,000 0.0 15,000 △ 25.0 5,000 公共工事請負金額 (棒グラフ・左目 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2015/1 △ 50.0 資料)西日本建設業保証沖縄支店 「公共工事動向」 1 月の公共工事請負金額は、前年同月比 28.4%減の 143 億 5,900 万円となりました(2 ヵ月ぶり減)。 発注者別でみると、「市町村(同 61.9%増)」が小中学校関連工事等で前年同月を上回ったものの、「国 (同 28.3%減)」は前年あった那覇空港滑走路関連の工事の反動、「独立行政法人等(同 91.4%減)」は 大学関連工事の反動、「沖縄県(同 56.0%減)」は国際物流拠点施設新築工事の反動、「その他の公共 的な団体(同 79.4%減)」はし尿処理施設更新工事の反動などで前年同月を下回りました。 ②建設資材…生コン、セメントはともに前年同月を下回る。 (%) 単位:前年同月比 (%) セメント出荷量 30.0 生コン セメント (折れ線・実線) 25.0 r 2014/1 9.3 3.4 2 9.2 5.2 r 20.0 3 26.8 r 15.0 15.0 4 14.9 r 10.3 5 7.0 13.2 r 10.0 r △ 0.1 6 3.9 5.0 r △ 11.2 7 △ 9.3 8 △ 3.9 r △ 9.4 0.0 r 9 9.6 8.2 △ 5.0 10 10.8 11.4 生コン出荷量 (折れ線・破線) 11 △ 1.3 △ 1.0 △ 10.0 12 2.7 2.2 △ 15.0 2014/1 2 3 4 5 6 7 2015/1 △ 4.2 △ 0.04 8 9 10 11 12 2015/1 資料)当社ヒヤリン グ 等による (注1) セメント出荷量は、速報値につき、確報にて修正される場合がある (注2) 生コンデータは、9月より調査対象先を増やした為、遡及し修正している 建設資材関連では、生コンの出荷量は 4.2%減少し、2 ヵ月ぶりに前年同月を下回りました。内訳では、 公共工事向け出荷が前年同月より 11.2%上回ったものの、民間工事向け出荷は 12.0%下回りました。 セメントの出荷量は 0.04%減と 2 ヵ月ぶりに前年同月を下回りました。 5 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 【参考】住宅投資(12月)…着工戸数は前年同月を下回る。 単位:戸、% 着工戸数 前年同月比 2013/12 1,437 49.5 2014/1 1,065 △1.7 2 1,298 11.7 3 1,540 39.6 4 1,418 36.2 5 1,116 25.0 6 1,432 34.1 7 1,172 △34.0 8 1,482 △5.3 9 1,301 △35.4 10 1,018 △35.6 11 1,216 △35.8 12 1,368 △4.8 (戸) 2500 持家 貸家 給与住宅 分譲住宅 2000 1500 1000 500 0 2013/12 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 資料)国土交通省「住宅着工統計」 r 新設住宅着工戸数 (12 月) は、全体で前年同月比 4.8%減の 1,368 戸と 6 ヵ月連続で前年同月を下回 りました。利用別戸数をみると、「分譲住宅(同 70.9%増)」は前年同月を上回ったものの、ウェイトの高い 「貸家 (同 3.3%減)」をはじめ、「持家(同 41.4%減)も前年同月を下回りました。 6 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 ■観光関連: (良い) ①入域観光客数(国内客・外国客の合計)…28ヵ月連続で前年同月を上回る。 単位:千人、% 入域 観光客 前年 同月比 (千人) 800.0 前年同月比(線グラフ、右目盛) 700.0 2014/1 495.1 15.2 2 503.1 8.6 600.0 3 4 630.2 565.6 10.8 9.5 500.0 5 561.4 17.5 400.0 6 7 557.3 653.9 13.9 12.0 300.0 8 9 731.2 658.7 3.6 8.4 200.0 10 586.0 7.9 100.0 11 12 564.5 549.2 9.9 6.5 0.0 2015/1 530.1 7.1 ※外国客は乗務員等を含む (%) 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 入域観光客(棒グラフ、左目盛) 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2015/1 △ 5.0 資料)沖縄県文化観光スポーツ部 外国客 入域観光客数…18ヵ月連続で前年同月を上回る。 単位:千人、% 入域 観光客 前年 同月比 (千人) 120.0 (%) 250.0 前年同月比(線グラフ、右目盛) 2014/1 2 48.1 44.3 208.3 80.8 100.0 200.0 3 4 48.7 73.9 98.0 48.1 80.0 150.0 5 91.7 54.4 60.0 100.0 6 7 95.5 92.3 52.8 41.6 40.0 50.0 8 84.2 39.4 9 10 99.9 93.8 63.2 62.3 20.0 11 12 56.4 64.7 68.4 78.7 0.0 2015/1 67.9 41.2 0.0 外国客 入域観光客(棒グラフ、左目盛) △ 50.0 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2015/1 資料)沖縄県文化観光スポーツ部 ※外国客は乗務員等を含む 1 月の入域観光客数は、35,000 人多い 530,100 人(前年同月比 7.1%増)となり、28 ヵ月連続で前年同 月を上回りました。(1 月としては過去最高) 内訳をみると、「国内客(同 3.4%増)」は 462,200 人と、一部航空路線の運休により成田からの入込が減 少したものの、関西や福岡方面は、航空路線の拡充(伊丹-那覇路線、LCC効果)やスポーツ大会の団 体需要などにより好調に推移したことなどから、15 ヵ月連続で前年同月を上回りました。 他方、「外国客(同 41.2%増)」は、67,900 人と 18 ヵ月連続で前年同月を上回りました。昨年に比べ、春 節(旧正月)の時期が後ろにずれた(昨年:平成 26 年 1 月 31 日⇒今年:平成 27 年 2 月 19 日)ことなどに より中国本土からの入込が減少したものの、航空路線の拡充等により韓国方面などからの入込が好調に 推移したことから、前年同月を上回りました。「台湾(同 34.8%増)」「韓国(同 112.0%増)」「中国本土(同 26.1%減)」「香港(同 73.1%増)」 ※乗務員等を除く 2015 年 1 月実績=全体 529,700 人(同 7.8%増)、外国客 67,500 人(同 51.7%増)、国内客は変わらない。 7 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 ②観光施設入場者数…11ヵ月連続で前年同月を上回る。 単位:% 入場者数(前年同月比) 全体 南部 中部 (%) 20.0 北部 2014/1 3.4 4.0 △0.1 4.0 2 △ 0.6 0.6 △4.0 △0.5 3 5.3 3.7 1.2 8.0 4 6.0 5.5 1.7 7.8 5 7.0 9.6 △0.01 6.7 6 10.9 11.1 5.6 12.0 7 4.3 4.9 △ 4.6 6.0 8 1.8 1.3 △ 3.0 3.4 9 2.0 5.1 △ 16.6 4.8 10 0.6 0.7 △ 8.5 3.1 11 14.2 11.7 20.0 14.9 12 5.4 r 4.8 △ 4.0 9.0 2015/1 7.3 6.3 8.7 7.6 南部 中部 北部 全体 10.0 0.0 △ 10.0 資料)当社ヒヤリング 注)棒グラフは各地域の寄与度を示している *調査対象施設数=南部6、中部6、北部5施設 観光施設入場者数は、全体で前年同月より 7.3%増加(11 ヵ月連続)しました。地域別にみると、南部に ある観光施設は同 6.3%増と 15 ヵ月連続、中部は同 8.7%増と 2 ヵ月ぶり、北部は同 7.6%増と 11 ヵ月連 続で前年同月を上回りました。 ③ホテル稼働率…シティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を上回る。 シティ 単位:%、ポイント 稼働率 前年同月差 リゾート ビジネス シティ リゾート ビジネス r 72.4 68.0 55.1 r 3.9 6.8 9.3 2 90.0 83.5 82.9 2.1 3.4 8.9 3 86.8 81.7 73.3 1.8 3.6 10.3 4 76.5 79.5 61.2 1.4 6.6 2.7 60.0 5 67.4 69.4 58.5 3.9 8.1 3.3 50.0 6 72.1 78.3 71.0 6.7 8.1 9.1 7 81.2 88.4 79.3 11.8 6.3 17.3 84.4 87.5 77.6 0.6 △ 4.2 10.9 20.0 稼働率(線グラフ、左目盛) 90.0 2014/1 8 (ポイント) (%) 100.0 15.0 80.0 70.0 10.0 5.0 40.0 前年差(棒グラフ、右目盛) 0.0 30.0 9 86.0 88.8 75.1 3.7 0.8 11.8 20.0 10 76.3 76.6 70.2 3.6 0.4 9.6 10.0 11 80.4 70.6 75.7 3.8 3.5 4.1 12 75.1 64.8 67.1 2.7 2.8 10.7 2015/1 76.4 72.0 65.1 4.0 4.0 10.0 △ 5.0 シティ リゾ ート ビ ジネス シティ リゾ ート ビ ジネス 0.0 △ 10.0 資料)当社ヒアリング 注)シティ10ホテル、リゾート19ホテル、ビジネス7ホテル ※公表後に改定する場合があり最新公表資料が確定値とする。 県内ホテル稼働率は、シティホテルが 76.4%と 4.0 ポイント上昇(14 ヵ月連続)、リゾートホテルが 72.0% と 4.0 ポイント上昇(5 ヵ月連続)、ビジネスホテルが 65.1%と 10.0 ポイント上昇(15 ヵ月連続)しました。 8 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 ④ホテル客室単価・宿泊収入…客室単価は前年同月を下回り、宿泊収入は上回る。 客室単価 単位:% 宿泊収入 2014/1 1.6 r - 8.3 2 △2.6 1.5 3 0.1 2.7 4 △1.2 3.0 5 1.3 10.5 6 2.1 12.2 7 4.8 13.6 8 6.3 2.1 9 4.0 6.8 10 1.4 3.2 11 3.7 9.0 12 4.3 r 9.4 2015/1 △2.2 3.7 (%) 15.0 10.0 5.0 0.0 △5.0 客室単価 △10.0 宿泊収入 △15.0 資料)当社ヒアリング ※対象施設数:29施設(シティ10、リゾート19)、ビジネスは除く ※客室単価は29施設の平均値、宿泊収入は各施設の推計値の総額(稼働率及び客室単価より当社推計) ※公表後に改定する場合があり最新公表資料が確定値とする ※2014年4月指標より新たに掲載 ホテル客室単価(シティ&リゾート)は前年同月比 2.2%減と前年同月を下回ったものの、宿泊収入は同 3.7%増と前年同月を上回りました。 9 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 ■企業倒産: (ふつう) 企業倒産…件数は前年同月と同数、負債総額は下回る。 単位:百万円、件 負債総額 倒産件数 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2015/1 1,492 214 386 1,314 683 2,090 361 697 808 774 487 806 375 7 4 7 3 6 5 4 7 7 11 8 9 7 (件) (百万円) 2,500 負債総額 (棒グラフ、左目盛) 16 14 2,000 12 倒産件数 (線グラフ、右目盛) 1,500 10 8 1,000 6 4 500 2 0 0 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2015/1 資料)東京商工リサーチ沖縄支店 1 月の企業倒産件数は、7 件(うち、1 億円以上の大口倒産 1 件)発生し前年同月と同数、負債総額は 3 億 7,500 万円と 74.9%減少しました。 【参考】 雇用関連: (やや良い) (参考)有効求人倍率(12月)…前月より上昇。 沖縄県 2013/12 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 0.63 0.63 0.62 0.63 0.64 0.63 0.68 0.71 0.74 0.75 0.76 0.77 0.80 単位:倍 全 国 1.03 1.04 1.05 1.07 1.08 1.09 1.10 1.10 1.10 1.09 1.10 1.12 1.15 (倍) 1.20 1.10 1.00 全国 0.90 0.80 0.70 沖縄県 0.60 0.50 0.40 0.30 0.20 2013/12 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 資料)沖縄労働局、厚生労働省 注)季節調整済 注)季節調整法は、センサス局法Ⅱ(X-12-ARIMA)による 12 月の雇用状況は、月間有効求人数(季節調整値)は前月比 3.9%増の 23,592 人に対して、月間有効 求職者数(同上)は同 0.2%減の 29,368 人となり、有効求人倍率(季節調整値)は 0.80 倍となり前月より 0.03 ポイント上昇しました。 10 調査インフォメーション(2015・2・26) おきぎん経済研究所 (参考) 完全失業率(12月)…前月より下落。 (%) 沖縄県 2013/12 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 注)季節調整済 4.6 4.6 4.9 5.5 5.1 4.8 5.5 6.2 6.3 6.2 5.3 5.6 4.6 単位:倍 全 国 7.2 3.7 3.7 3.6 3.6 3.6 3.5 3.7 3.8 3.5 3.6 3.5 3.5 3.4 6.2 沖縄県 5.2 4.2 3.2 全国 2.2 1.2 0.2 2013/12 2014/1 2 3 4 5 6 7 8 9 資料)沖縄県、総務省統計局 12 月の完全失業率(季節調整値)は、4.6%となり前月より 1.0 ポイント下落しました。 11 10 11 12
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