002 2014年景況確報本文(2014年10月) - 株式会社おきぎん経済研究所

EI
経済研究所
NEWS RELEASE
2014 年12 月19 日
おきぎん県内景況・確報
2014 年 10 月
-県内景況は、拡大している○個人消費関連
スーパー・百貨店売上高…スーパー売上高は「全店ベース」、「既存店ベース」はともに前年同月を
上回る。百貨店売上高も上回る。
家電卸出荷額…消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が続く中、太陽光パネルの接続中止などから
前年同月を下回る。
新車販売台数…レンタカー需要の反動減などにより前年同月を下回る。
○建設関連
公共工事…公共工事請負金額は前年同月を下回る。
住宅投資・建設資材…着工戸数は前年同月を下回り、生コン、セメントはともに上回る。
○観光関連
入域観光客数…25 ヵ月連続で前年同月を上回る。
観光施設入場者数…8 ヵ月連続で前年同月を上回る。
主要大型ホテル稼働率…シティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を上回る。
ホテル客室単価・宿泊収入(推計値)…客室単価は前年同月を上回り、宿泊収入も上回る。
○倒産・雇用
企業倒産…件数は前年同月を上回り、負債総額は下回る。
有効求人倍率…前月より上昇。
○生産関連
鉱工業生産(9 月)…前月より上昇。
大口電力使用量…前年同月を上回る。
○物価関連…消費者物価指数は前年同月を上回り、ガソリン(レギュラーのみ)価格も上回る。
現場主義とお客様からの信頼
※お気づきの点、不明な点などがございましたら、下記までご連絡ください。
(株)おきぎん経済研究所
TEL:098-869-8711 FAX:098-869-2200
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
おきぎん県内景況・確報(2014 年 10 月分)
◎2014年10月 おきぎん「カトレア」景況図
県内景況
個人消費
建設関連
やや良い やや良い
観光関連
生産動向
企業倒産
雇用状況
良い
ふつう
ふつう
やや良い
良 い
◎概況:
県内景況は、拡大している。
10 月の県内景況は、個人消費関連では、スーパー売上高は全店ベース、既存店ベースともに前年同月を上
回りました。百貨店売上高は衣料品や雑貨などが好調で、前年同月を上回りました。耐久消費財である家電
卸出荷額は、太陽光パネルの売上減少などにより前年同月を下回りました。新車販売台数はレンタカー需要
の反動減などにより前年同月を下回りました。
建設関連では、建設関連では、公共工事請負金額は、市町村や国発注工事減などにより前年同月を下回り
ました。新設住宅着工戸数は前年同月を下回り、建設資材である生コン、セメントはともに上回りました。
観光関連では、入域観光客数は 25 ヵ月連続で前年同月を上回り、観光施設入場者数も前年同月を上回り
ました。ホテル稼働率はシティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を上回りまし
た。ホテル客室単価は前年同月を上回り、宿泊収入(推計値)も上回りました。
このような状況に鑑みて、個人消費において消費税増税に伴う駆け込み需要の反動等による影響が和らい
でおり、また、建設関連や観光関連では堅調な動きが続いていることから「県内景況は拡大している」と景
気判断を据え置きました。(2014 年 2 月の上方修正後から 9 ヵ月連続で判断維持)
主要景気指標前年同月比
10.8
10.0
3.4
2.4
11.4
(単位:%、ポイント)
9.6
7.9
1.7
0.5
3.7
1.5
0.4
3.4
1.3
▲2.3
▲10.0
▲11.8
▲20.8
▲30.0
▲35.6
石 油製 品小 売 価格( レギ ュラ ー)
ホ テル 宿泊 収 入(推 計値 )
2
ホ テ ル客 室単 価
観光関連
ホ テル 稼働 率( ビジ ネス )
ホ テル 稼働 率( リゾ ート )
ホ テ ル稼働 率 (シテ ィ)
観 光 施設 入場 者数
入 域観 光客 数
建設関連
セ メ ント出 荷 量
生 コ ン出荷 量
新 設 住宅 着工 戸数
公 共 工事 請負 金額
新 車販 売台 数
個人消費関連
家 電卸 出荷 額
百 貨店 売上 高
( 既 存店) スーパ ー売 上高
( 全店 )スー パー 売 上高
▲50.0
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
■個人消費:
(やや良い)
①スーパー・百貨店売上高…スーパー売上高は全店ベ-ス、既存店ベースともに
前年同月を上回る。百貨店売上高は前年同月を上回る。
スーパー売上額
全 店
既存店
単位:%
百貨店
売上額
2013/10
3.3
1.5
3.1
11
5.6
4.1
5.5
12
3.8
2.6
△ 0.4
2014/1
5.2
3.6
0.9
2
2.4
0.8
2.8
3
16.8
14.6
14.7
4
△ 2.8
△ 4.7
△ 6.8
5
1.1
△ 0.1
3.5
6
0.6
△ 0.2
5.7
7
6.1
4.8
5.0
8
2.3
1.5
9
4.2
3.4
10.8
8.8
(%)
20.0
15.0
百貨店(赤・実線)
スーパー(全店・青点線)
10.0
5.0
0.0
△ 5.0
スーパー(既存店・緑破線)
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
△ 10.0
1.7
10
3.4
2.4
資料)当社ヒアリング
注1) 前年同月比
注2) 百貨店売上額については、9月よりサンプル数の変更に伴い、前月(8月)までの数値と連続しないため、
使用する際は注意する必要がある。
10 月の個人消費関連では、スーパー売上高は、「全店ベース(前年同月比 3.4%増)」が 6 ヵ月連続で
前年同月を上回りました。ウェイトの高い「食料品(同 4.2%増)」の売れ行きが堅調で前年同月を上回りまし
た。
他方、「既存店ベース(同 2.4%増)」では 4 ヵ月連続で前年同月を上回りました。品目別でみると、ウェイ
トの高い「食料品(同 3.1%増)」は、台風 19 号接近による臨時休業や一部青果(葉野菜など)の相場高が
みられたものの、生鮮(肉・魚)などの売れ行きが堅調で前年同月を上回りました。家電を含む「家庭用品
(同 1.5%増)」は台風の影響や下旬の気温高などから家庭雑貨の布団関連で売れ行きが低調だったもの
の、化粧品が外国人観光客向け免税制度の拡大により売れ行きが好調で前年同月を上回りました。一方、
「衣料品(同 3.0%減)」は、台風接近による休業の影響から前年同月を下回りました。
百貨店売上高*は、「衣料品」や「雑貨」の売れ行きが好調で前年同月を上回りました(同 1.7%増)。内
訳をみると、ウェイトの高い「衣料品(同 7.6%増)」は台風 19 号接近による臨時休業の影響がみられたもの
の、改装効果や販促効果により売れ行きが好調で、「婦人服(同 8.4%増)」や「紳士服(同 1.4%増)」が前
年同月を上回りました。
また「雑貨(同 17.2%増)」は、化粧品などが外国人観光客向け免税制度の拡大により売れ行きが好調
で前年同月を上回りました。一方、「食料品(同 17.2%減)」は生鮮(肉・魚)などの売れ行きが好調だった
ものの、物産展の開催減少などにより前年同月を下回りました。
*百貨店売上高については、9 月分より調査手法変更(サンプル数が異なる)に伴い、8 月分までの時系列データと連続していません。
ご利用の際は、その点、ご留意頂けますようお願い申し上げます。
3
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
②家電卸出荷額…太陽光パネルの売上減少などにより前年同月を下回る。
単位:%
沖縄県
(%)
全国
50.0
2013/10
17.6
6.8
11
29.9
12.3
40.0
30.0
12
18.2
12.7
2014/1
40.4
34.7
2
35.6
30.6
3
10.2
19.1
4
20.0
10.0
△ 8.7
5.3
0.0
5 △ 15.3
△ 5.7
△ 10.0
6 △ 14.2
△ 6.8
7
△ 9.6
△ 15.9
8 △ 16.1
△ 8.6
9
△ 9.7
1.9
10 △ 20.8
△ 13.6
沖縄県(赤・実線)
全国 (青・破線)
△ 20.0
△ 30.0
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料) 当社ヒヤリング
注)前年同月比
家電卸出荷額は、旧型モデルの販促効果や新型モデル効果がみられたものの、太陽光パネルの売上
減少により、7 ヵ月連続で前年同月を下回りました(同 20.8%減)。品目別でみると、「太陽光パネル(同
71.6%減)」は新規接続中止に伴う売上減少の影響などから、「テレビ(同 13.0%減)」は新型モデルの売
れ行きが低調で、前年同月を下回りました。一方、「冷蔵庫(同 26.0%増)」「洗濯機(同 6.1%増)」は旧型
モデルの販促効果や新型モデルを投入したことなどから、「エアコン(同 8.2%増)」は大口商談により売れ
行きが好調で、前年同月を上回りました。
③新車販売台数…レンタカー需要の反動減などから、前年同月を下回る。
単位:台、%
台 数
合 計
普通
乗用車
小型
乗用車
軽
乗用車
2013/10
3,226
23.5
37.2
52.4
12.6
11
3,356
21.9
46.3
12.8
16.9
12
3,689
26.1
51.9
24.9
23.7
2014/1
3,929
35.4
54.4
61.6
24.4
2
4,307
14.1
43.0
△ 7.2
17.1
3
6,481
20.5
26.1
23.1
15.8
4
3,590
△ 4.6
△ 12.9 △ 20.3
4.9
5
3,284
2.1
6
6,075
8.1
3.8
7
5,756
△ 8.2
15.3
8
2,914
△ 3.6
1.8
△ 4.7
△ 3.0
9
4,229
11.1
21.5
△ 3.7
8.8
△ 0.9
△ 2.0
5.1
3.8
17.9
△ 9.9 △ 11.9
(台)
7,000
合計 前年同月比(線グラフ、
合計販売台数(棒グラフ、左目盛)
右目盛)
(%)
40.0
6,000
30.0
5,000
20.0
4,000
10.0
3,000
0.0
2,000
△ 10.0
1,000
2013/10 11
12 2014/1 2
3
4
5
6
7
8
9
10
△ 20.0
資料)沖縄県自動車販売協会
10
3,152
△ 2.3
△ 6.1 △ 35.1
12.3
注)前年同月比
注)普通乗用車及び小型乗用車は登録車、軽乗用車は届出車の数値を表示。
新車販売台数は、全体で 3,152 台(同 2.3%減)となり、2 ヵ月ぶりに前年同月を下回りました。車種別に
みると、昨年みられたレンタカー需要の反動減などにより「普通乗用車(同 6.1%減)」が 5 ヵ月ぶり、「小型
乗用車(同 35.1%減)」が 4 ヵ月連続で前年同月を下回りました。一方、「軽乗用車(同 12.3%増)」は新商
品(モデルチェンジ、マイナーチェンジなど)の需要が堅調に推移し、2 ヵ月連続で前年同月を上回りまし
た。 ※普通乗用車及び小型乗用車は登録ベース、軽乗用車は届出ベースの数値を合算。
4
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
■ 建設関連:
(やや良い)
①公共工事…公共工事請負金額は前年同月を下回る。
単位:百万円、%
請負金額
前年同月比
(%)
(百万円)
50,000
2013/10
31,327
6.4
45,000
11
19,880
2.5
40,000
35,000
12
16,792
12.0
2014/1
20,056
△3.4
2
21,681
16.6
3
21,096
△21.6
25,000
4
22,973
41.3
20,000
5
19,683
83.2
15,000
6
19,751
△2.8
7
46,674
18.5
8
23,163
2.4
9
31,485
35.8
10
27,642
△11.8
100.0
前年同月比
(折れ線・右目盛)
75.0
50.0
30,000
25.0
0.0
10,000
△ 25.0
5,000
公共工事請負金額 (棒グラフ・左目盛)
0
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
△ 50.0
資料)西日本建設業保証沖縄支店 「公共工事動向」
10 月の公共工事請負金額は、前年同月比 11.8%減の 276 億 4,200 万円となりました(4 ヵ月ぶり減)。
発注者別でみると、「沖縄県(同 25.3%増)」は北部での橋梁整備工事などの大型工事で前年同月を上
回ったものの、それ以外の「国(同 16.9%減)」や「独立行政法人等(同 95.9%減)」、「市町村(同 20.7%減)」、
「その他の公共的な団体(同 44.7%減)」は前年の大型工事の反動などで下回りました。
②住宅投資等…着工戸数は前年同月を下回り、生コンやセメントは上回る。
単位:戸、%
着工戸数
前年同月比
2013/10
1,580
29.2
11
1,895
60.1
12
1,437
49.5
2014/1
1,065
△1.7
2
1,298
11.7
3
1,540
39.6
4
1,418
36.2
5
1,116
25.0
6
1,432
34.1
7
1,172
△34.0
8
1,482
△5.3
9
1,301
△35.4
10
1,018
△35.6
(戸)
2500
持家
貸家
給与住宅
分譲住宅
2000
1500
1000
500
0
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料)国土交通省「住宅着工統計」
10 月の新設住宅着工戸数は、全体で前年同月比 35.6%減の 1,018 戸と 4 ヵ月連続で前年同月を下回
りました。利用別戸数をみると、ウェイトの高い「貸家 (同 35.7%減)」をはじめ、「持家(同 38.3%減)」などの
も前年同月を下回りました。建設資材関連では、生コンの出荷量は 10.8%増加し、2 ヵ月連続で前年同月
を上回りました。内訳では、公共工事向け出荷が前年同月より 37.2%上回ったものの、民間工事向け出荷
は 0.6%下回りました。セメントの出荷量は 11.4%増と 2 ヵ月連続で前年同月を上回りました。
5
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
■観光関連:
(良い)
①入域観 光客数…25ヵ月連続で前年同月を上回る 。
(千人)
800.0
単位:千人、%
入域
観光客
前年
同月比
(%)
20.0
前年同月比(線グラフ、右目盛)
2013/10
543.0
4.5
700.0
11
513.6
6.3
600.0
12
515.5
11.2
2014/1
495.1
15.2
500.0
2
503.1
8.6
400.0
3
630.2
10.8
4
5
565.6
561.4
9.5
17.5
6
557.3
13.9
7
653.9
12.0
8
731.2
3.6
9
658.7
8.4
10
586.0
7.9
15.0
10.0
5.0
300.0
200.0
0.0
100.0
入域観光客(棒グラフ、左目盛)
0.0
△ 5.0
2013 /10
11
12
2 014 /1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料)沖縄県文化観光スポーツ部
※外国客は乗務員等を含む
10 月の入域観光客数は、43,000 人多い 586,000 人(前年同月比 7.9%増)となり、25 ヵ月連続で前年同
月を上回りました。(10 月としては過去最高)
内訳をみると、「国内客(同 1.4%増)」は 492,200 人と 10 月前半は台風襲来による影響(航空便の欠航
やキャンセル)があったものの、継続的な沖縄方面への旅行需要や航空路線の拡充(LCC就航、伊丹-
那覇路線)等により、12 ヵ月連続で前年同月を上回りました。
他方、「外国客(同 62.3%増)」は、93,800 人と 15 ヵ月連続で前年同月を上回りました。一部で台風の影
響がみられたものの、航空路線の拡充、クルーズ船の寄港回数増加などにより、空路・海路ともに好調で
あったことから前年同月を上回りました。「台湾(同 41.4%増)」「韓国(同 167.3%増)」「中国本土(同
143.1%増)」「香港(同 48.6%増)」
※乗務員等を除く 2014 年 10 月実績=全体 573,700 人(同 7.4%増)、外国客 81,500 人(同
65.7%増)、国内客は変わらない。
② 観光 施設 入 場者 数… 8ヵ月 連 続で 前年 同 月を 上回 る 。
単位:%
入場者数(前年同月比)
全体
南部
中部
(%)
20.0
北部
南部
中部
北部
全体
r 4.7
2013/10
r 2.8
△1.4
10.2
11
2.9
0.6
0.05
6.1
12
9.9
6.5
14.4
11.6
2014/1
3.4
4.0
△0.1
4.0
2
△ 0.6
0.6
△4.0
△0.5
3
5.3
3.7
1.2
8.0
4
6.0
5.5
1.7
7.8
5
7.0
9.6
△0.01
6.7
6
10.9
11.1
5.6
12.0
7
4.3
4.9
△ 4.6
6.0
8
1.8
1.3
△ 3.0
3.4
9
2.0
r 5.1
△ 16.6
4.8
10
0.5
0.7
△ 8.5
3.0
10.0
0.0
△ 10.0
資料)当社ヒヤリング
注)棒グラフは各地域の寄与度を示している
*調査対象施設数=南部6、中部6、北部5施設
観光施設入場者数は、全体で前年同月より 0.5%増加(8 ヵ月連続)しました。地域別にみると、南部に
ある観光施設は同 0.7%増と 12 ヵ月連続、北部は同 3.0%増と 8 ヵ月連続で前年同月を上回り、中部は同
8.5%減と 4 ヵ月連続で下回りました。
6
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
③ホテル稼働率…シティホテル、リゾートホテル、ビジネスホテルのすべてで前年同月を上回る。
シティ
2013/10 r 72.7
100.0
前年同月差
リゾート ビジネス
シティ
(ポイント)
(%)
単位:%、ポイント
稼働率
リゾート ビジネス
90.0
76.2
60.6
r 1.9
1.6
△ 4.1
11
76.6
67.7
71.6
△ 0.1
2.7
5.2
12
73.7
62.0
56.4
6.3
4.4
3.7
2014/1
72.0
68.0
55.1
3.5
6.8
9.3
60.0
2
90.0
83.5
82.9
2.1
3.4
8.9
50.0
3
86.8
81.7
73.3
1.8
3.6
10.3
4
76.5
79.5
61.2
1.4
6.6
2.7
5
67.4
69.4
58.5
3.9
8.1
3.3
6
72.1
78.3
71.0
6.7
8.1
9.1
20.0
7
81.2
88.4
79.3
11.8
6.3
17.3
10.0
8
84.4
87.5
77.6
0.6
△ 4.2
10.9
9
86.0
88.8
75.1
3.7
0.8
11.8
10
76.4
76.6
70.2
3.7
0.4
9.6
20.0
稼働率(線グラフ、左目盛)
15.0
80.0
70.0
10.0
5.0
40.0
30.0
0.0
前年差(棒グラフ、右目盛)
△ 5.0
シティ
リゾ ート
ビ ジネ ス
シティ
リゾ ート
ビ ジネ ス
0.0
△ 10.0
資料)当社ヒアリング
注)シティ10ホテル、リゾート19ホテル、ビジネス7ホテル
※公表後に改定する場合があり最新公表資料が確定値とする。
県内ホテル稼働率は、シティホテルが 76.4%と 3.7 ポイント上昇(11 ヵ月連続)、リゾートホテルが 76.6%
と 0.4 ポイント上昇(2 ヵ月連続)、ビジネスホテルが 70.2%と 9.6 ポイント上昇(12 ヵ月連続)しました。
④ ホ テル 客 室 単 価・ 宿 泊 収入 … 客 室単 価 は 前年 同 月 を上 回 り 、宿 泊 収 入も 上 回 る。
客室単価
単位:%
宿泊収入
2013/10
r △3.7
r △3.7
11
△3.4
△2.1
12
4.6
10.6
2014/1
1.6
8.1
2
△2.6
1.5
3
0.1
2.7
4
△1.2
3.0
5
1.3
10.5
6
2.1
12.2
7
4.8
13.6
8
6.3
2.1
9
r 4.0
r 6.8
10
1.5
3.4
(%)
15.0
10.0
5.0
0.0
△5.0
客室単価
△10.0
宿泊収入
△15.0
資料)当社ヒアリング
※対象施設数:29施設(シティ10、リゾート19)、ビジネスは除く
※客室単価は29施設の平均値、宿泊収入は各施設の推計値の総額(稼働率及び客室単価より当社推計)
※公表後に改定する場合があり最新公表資料が確定値とする
※2014年4月指標より新たに掲載
ホテル客室単価(シティ&リゾート)が前年同月比 1.5%増と前年同月を上回ったほか、宿泊収入も同
3.4%増と前年同月を上回りました。
7
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
■企業倒産:
(ふつう)
企 業倒 産…件 数は 前年同 月を 上回り 、負 債総額 は大幅 に下 回る。
単位:百万円、件
負債総額 倒産件数
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
4,376
419
3,910
1,492
214
386
1,314
683
2,090
361
697
808
774
6
5
3
7
4
7
3
6
5
4
7
7
11
(件)
(百万円)
5,000
16
負債総額
(棒グラフ、左目盛)
4,500
14
4,000
12
3,500
倒産件数
(線グラフ、右目盛)
3,000
10
2,500
8
2,000
6
1,500
4
1,000
2
500
0
0
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料)東京商工リサーチ沖縄支店
10 月の企業倒産件数は、11 件(うち、10 億円以上の大型倒産が 0 件、1 億円以上の大口倒産 3 件)発
生し前年同月より 83.3%増加し、負債総額も 7 億 7,400 万円と 82.3%減少しました。
■雇用関連:
(やや良い)
① 有効 求人倍 率… 前月よ り上 昇。
沖縄県
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
0.59
0.60
0.63
0.63
0.62
0.63
0.64
0.63
0.68
0.71
0.74
0.75
0.76
単位:倍
全 国
0.98
1.01
1.03
1.04
1.05
1.07
1.08
1.09
1.10
1.10
1.10
1.09
1.10
(倍)
1.20
1.10
1.00
0.90
全国
0.80
0.70
0.60
沖縄県
0.50
0.40
0.30
0.20
2 013/10
11
12
2 014 /1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料)沖縄労働局、厚生労働省
注)季節調整済
注)季節調整法は、センサス局法Ⅱ(X-12-ARIMA)による
10 月の雇用状況は、月間有効求人数(季節調整値)は前月比 2.4%増の 22,353 人に対して、月間有効
求職者数(同上)は同 0.4%増の 29,290 人となり、有効求人倍率(季節調整値)は 0.76 倍となり前月より
0.01 ポイント上昇しました。完全失業率(原数値)は前年同月と同水準で 4.9%となりました。
8
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
■鉱工業・大口電力関連:
(ふつう)
①鉱工業生産指数(9月)…前月より上昇。
沖縄県
全 国
2013/10
92.6
11
101.9
99.5
12
99.3
100.0
2014/1
97.9
103.9
2
92.6
101.5
3
117.6
102.2
4
104.5
99.3
5
105.2
100.0
6
103.7
96.6
7
100.4
97.0
8
102.8
95.2
9
102.9
98.0
10
-
120.0
99.2
P
2010=100
沖縄県(実線)
110.0
100.0
全国(点線)
90.0
80.0
70.0
2013/10 11
98.2
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料)沖縄県統計課「沖縄県鉱工業指数」、経済産業省「鉱工業指数」
注)数値は季節調整済指数
鉱工業生産指数(県内:9 月)は、前月より 0.1%上昇し、102.9 となりました。 産業別にみると、「プラス
チック製品工業(同 22.4%増)」、「金属製品工業(同 21.7%増)」、「窯業・土石製品工業(同 6.1%増)」等
の業種で前月を上回りました。
②大口電力使用量…前年同月を上回る。
単位:百万kWh、%
大口電力
使用量
前年
同月比
(百万kWh)
90.0
(%)
12.0
前年同月比(右目盛、折線グラフ)
2013/10
75.5
6.0
85.0
10.0
11
73.3
4.9
80.0
8.0
12
70.0
5.4
2014/1
65.1
4.7
75.0
6.0
2
59.7
△1.8
70.0
4.0
3
69.2
8.1
4
70.5
10.8
65.0
2.0
5
69.7
△2.9
60.0
0.0
6
75.1
3.4
7
78.0
1.8
55.0
8
84.4
7.0
50.0
9
80.4
1.5
10
78.6
4.1
△2.0
大口電力使用量(左目盛、棒グラフ)
△4.0
2013/10 11
12 2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料)当社ヒアリング
10 月の大口電力使用量は、「化学工業製造業(同 10.1%増)」が生産量の増加、「その他(同 7.6%
増)」が水道関連での稼動増などから上回り、全体では 4.1%増と前年同月を上回りました。
9
調査インフォメーション(2014・12・19)
おきぎん経済研究所
■物価関連:
(ふつう)
①消費者物価指数…前年同月を上回る。
沖縄県
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
(2010年=100)
全国
105.0
101.5
101.4
101.4
100.7
100.8
100.9
101.3
101.1
101.4
100.7
100.7
101.0
103.0
103.3
103.6
103.6
103.1
103.5
103.4
101.0
103.9
104.6
104.7
104.5
103.4
103.6
103.9
103.6
沖縄県(実線)
104.0
全国(点線)
102.0
100.0
99.0
2013/10 11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料) 沖縄県「消費者物価指数」
10 月の消費者物価指数(総合)は、前年同月比 2.9%上昇し、104.5 となりました。内訳をみると、調理食
品を含む「食料(同 4.3%増)」や自動車等関係費を含む「交通・通信 (同 3.1%増)」などが全体を押し上げ
ました。
②ガソリン小売価格(税抜き)…レギュラー価格は前年同月を上回り、軽油は下回る。
沖縄県
レギュラー
2013/10
11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
148.5
146.6
146.3
150.0
150.4
150.3
150.7
151.8
153.4
156.1
155.4
153.2
150.5
軽油
132.1
134.5
134.5
135.2
135.2
135.1
133.5
134.3
134.7
136.9
136.2
134.4
131.7
単位:円/リットル
全国
レギュラー
152.0
150.6
150.1
151.0
150.8
150.9
152.1
153.2
154.7
157.2
156.5
154.7
152.1
軽油
131.6
131.2
131.6
132.5
132.3
132.2
132.1
133.2
134.4
136.6
136.0
134.5
132.3
(円/リットル)
170
160
レギュラー(全国・赤点線)
150
軽油(沖縄県・青実線)
レ ギュラー(沖縄県・赤実線)
140
130
120
軽油(全国・青破線)
110
100
2013/10 11
12
2014/1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
資料)経済産業省データを加工
注) 各月次データは、週次調査結果の平均値を 用いている。
10 月のガソリン小売価格等(税抜き)において、県内におけるレギュラー小売価格は前年同月より 1.3%
上昇しましたが、軽油小売価格は前年同月より 0.3%下落しました。
10