「生活困窮者自立相談支援事業」に係る技術提案書作成要領 平成27年2月26日 長崎県西彼福祉事務所 本書は、「生活困窮者自立相談支援事業」に係る技術提案書の作成要領を提示するものである。 1.技術提案書の構成及び作成方法 技術提案書は、別に示す「生活困窮者自立相談支援事業に係る技術提案書の評価基準」(以下、「評価基準表」 という。)の評価項目に基づき、次に従って作成すること。 (1)「はじめに」の項を冒頭に設け、『本書は、「生活困窮者自立相談支援事業 業務委託仕様書」に基づき、その実 施方法等に関する技術提案を行うものである。本業務の実施に当たっては、同仕様書を遵守し、本提案書をそ の実施計画書と位置づけて行うものとする。』と必ず記載すること。 このため技術提案書の作成に当たっては、仕様書に反し、または矛盾する事項がないか十分に点検すること。な お、技術提案書が仕様書に反し、または矛盾すると認められたときは、評価項目「0 仕様の遵守」に基づき、当該 提案書は不合格となる。また、各評価項目の基礎点のあるものすべての基礎点を満たしていない場合は不合格 となる。 (2)評価基準表の評価項目に従い「1業務の基本方針」から「5組織の実績」までの各評価項目ごとに記載とすること。 記述上の必要性に応じ、各評価項目内を細分化して目次立てすることは差し支えない。 (3)技術提案書に詳細に記載するよりも添付資料を参照した方がわかりやすい事項については、提案書中に「△につ いては、別紙資料○参照」と記載して、資料添付を行うことは差し支えない。ただし、添付資料が大量にわたる場合 は、必ずその要点を技術提案書中に記載すること。「評価項目」及び「要求要件」との関係が容易にわかり難い添 付資料は、添付されなかったとみなすことがある。 (4)技術提案書は、難解な専門用語には注釈を付すなど、専門家以外でも理解でき、審査可能なように平易な記述に 努めること。 2.技術提案書様式、提出部数等 (1)技術提案書の様式は、1を踏まえて、任意とする。 (2)技術提案書は、添付資料を含めて綴じ込んだ1式を7部提出すること。 (3)西彼福祉事務所から連絡が取れるよう、技術提案書上に連絡先(電話番号、FAX番号及びメールアドレス) を記載すること。 3.留意事項 落札した者が提出した技術提案書は、仕様書として本業務の実施計画書になることも想定しているため、確実に実 施可能な内容として作成すること。技術提案書に従った履行がなされない場合は、債務不履行として契約解除及 び損害賠償請求の事由となる。 4.落札者決定基準 落札者決定基準については、別に示す「落札者決定基準生活困窮者自立相談支援事業業務委託(長与町)」に よるものとし、別紙「生活困窮者自立相談支援事業 補足説明書」により補足する。 1 (別紙) 「生活困窮者自立相談支援事業 補足説明書」 本説明書は、別添の評価基準表に記載する評価項目について、補足説明したものである。 1.業務の基本方針 当所管内の生活困窮者(生活保護受給者を除く)で、支援を希望する者に対し相談支援を行い、併せて自立向上 を目的とする本事業を受託するにあたっての基本方針をまとめる。 ※基礎点あり……事業の目的・内容について理解していない場合は失格とする。 2.業務の実施体制 本業務の執行体制及び各従事者の役割分担、各従事者における類似する業務の経験年数を明示すること。 3.業務の実施方法 本事業業務について、具体的な業務内容を明示すること。提案された業務内容については、原則として契約事 項となる。 (1)実施場所 仕様書を踏まえ、事業実施に適切な場所を記載すること。 ※基礎点あり……事業実施が可能な場所を選定すること。 (2)実施内容 仕様書を踏まえ、具体的な内容を明示すること。 ※基礎点あり……事業目的が達成できる内容となっていること。 (3)相談者への支援 相談者対して各要領等に定めのない特別な支援・効果的取組内容があれば記述すること。 特別な提案がない場合はこの項目は省略して差し支えない。 (4)危機管理体制 事業実施中の問題発生時の連絡体制や、情報漏えいへの対策、相談者の個人情報の遵守について記述する こと。 ※基礎点あり……危機管理体制の記述が不十分な場合は失格とする。 (5)情報共有・連携体制 仕様書を踏まえ、福祉事務所への事業報告・関係機関との連携体制について記述すること。 ※基礎点あり……実績報告、例月報告が実施されない団体については失格とする。 4.業務の実施計画 仕様書を踏まえ、事業実施の年間スケジュールを記載すること。来所のあった相談者、アウトリーチよる相談者等 を分けて計画実施することを基準とする。 ※基礎点あり……事業実施が可能なスケジュールとなっていること。 5.組織の実績 過去に取り組んだ生活困窮者相談支援に関わる業務の実績について明示するとともに、発注機関(発注元)、業 務概要を記載すること。また業務内容がわかる契約書のコピー等を添付すること。 ※基礎点あり……生活困窮者の相談支援業務の実績があること。 2
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