平成27年2月議会定例会議案 市 長 提 案 理 由 説 明 要 旨

平成27年2月議会定例会議案
市長提案理由説明要旨
(平 成 2 6 年 度 分)
(平成27年2月18日提出)
新
潟
市
本日提案いたしました議案のうち、平成26年度分の
概要につきまして、説明を申し上げます。
議案第203号から第207号は、一般会計ほか4会計
の補正予算です。
はじめに、一般会計の主な内容について申し上げます。
まず、経済対策関連事業については、国の補正予算を
積極的に活用し、市内経済の活性化や市民生活の支援を図
るとともに、
「まち・ひと・しごと創生」に向けた総合戦略
にいち早く取り組むこととしました。
「地域消費喚起・生活支援型」として、プレミアム商品
券の発行支援や子育て支援商品券の配付などを実施すると
ともに、
「地方創生先行型」では、航空機産業など、成長が
見込まれる分野を重点的に支援する設備投資補助金や、農
業戦略特区における農産物・食品の高付加価値化を実現す
るための食品機能性表示制度の調査、農業と福祉が連携し
た障がい者雇用の促進など、安定した雇用の創出に向けた
取組みを推進します。
さらに、定住人口増加に向けた学生Uターン促進事業や、
外国人観光客の受入環境整備のほか、子育て世帯を応援す
る取組みを先行実施することにより、
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地方創生を新潟から先導していきます。
また、避難・防災拠点の耐震化や小学校の改築など、防
災・減災、老朽インフラ改修事業を前倒して実施すること
により、都市防災機能の強化を図り、足元の安全度を向上
させていきたいと考えています。
その他の補正内容としては、生活保護費や障がい者自立
支援関連給付費などの社会保障関係費や、除雪費用の増加
などに対応するとともに、現段階で見込まれている歳出不
用額について、一定の整理を行うものです。
また、国民健康保険事業会計では、後期高齢者支援金な
どを増額するものであり、
介護保険事業会計では、いわゆるマイナンバー制度に伴
うシステム改修経費について、繰越明許費を補正するもの
です。
公債管理事業会計では、利率の確定などに伴い、公債費
を調整するものであり、
下水道事業会計では、国の経済対策補正に伴い、建設改
良費の増額などを行うものです。
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次に、一般議案の概要について、説明いたします。
議案第208号は、厳しい財政状況を踏まえ、私の退職
手当について、算定額の5割に相当する額を減ずる規定を
定めるものであり、
議案第209号は、生活保護費返還金などの長期滞納者
に対し支払いを求めるため、訴えの提起を行うものです。
議案第210号及び第211号は、新津斎場及び小須戸
温泉健康センターについて、指定管理者の指定を行うもの
であり、
議案第212号は、西区上新栄町地内における下水道埋
設管に係る事件において、裁判所の勧告に基づき和解しよ
うとするものであります。
以上、提案いたしました議案について、説明申し上げ
ました。
なにとぞよろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げ
ます。
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