解 答 - 難関私大文系専門 増田塾

2015 入試解答速報
難関私大文系専門予備校
2 月 18 日
⻘⼭学院⼤学(法学部・A 方式)英語
解答と解説
解 答
(満点︓150 点)
Ⅰ(80 点)
問Ⅰ(16 点 各 4 点×4)
1. ④
2. ①
3. ③
4. ②
問Ⅱ(16 点 各 4 点×4)
5. ②
6. ①
7. ②
8. ②
問Ⅲ(4 点)
9. ①
問Ⅳ(10 点 各 2 点×5)
10. ①
11. ①
12. ①
13. ③
14. ①
問Ⅴ(4 点)
15. ①
問Ⅵ(15 点)
スマートフォン(=ソーシャルメディア)で他人と常につながっていると、必要ない情報を特に考えるこ
となくやりとりしてしまうようになるということ。
問Ⅶ(15 点)
<解答例 1>
As I don’t have a smartphone, I cannot connect with my friend through media, so when I meet
friends, I can share with them in a more emotional way.
1
解答速報の著作権は増田塾に帰属します。許可無く⼀切の転⽤・転載を禁じます。
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<解答例 2>
Not having a smartphone lets my friends drop out of constant contact with me, so I can share
with them in emotional way when reaching out to them.
Ⅱ(20 点)
A(10 点 各 1 点×10)
16. ⑦
17. ②
18. ①
19. ⑨
20. ③
21. ⑥
22. ④
23. ⓪
24. ⑧
25. ⑤
28. ①
29. ②
30. ③
B(10 点 各 2 点×5)
26. ③
27. ③
Ⅲ(20 点 各 2 点×10)
31. ①
32. ③
33. ④
34. ①
35. ④
36. ②
37. ②
38. ②
39. ④
40. ④
Ⅳ(30 点)
The thing that I am proud of is my success in the entrance examination of high school. When I
selected a high school for myself, my grades weren’t good, and most of the people around me
said I would fail in the entrance examination. However, I truly wanted to enter the high school,
so I studied as hard as possible. As a result, I passed the entrance examination, which fact
afforded me the opportunity to learn that I would always be okay on my own. Therefore, I am
proud of my success in the high school entrance examination.
(※配点は予想配点です)
2
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解 説
Ⅰ
問Ⅰ
スマートフォンを持たないことに対する恩恵を中心に展開する文章で、内容自体は受験生にとってもイ
メージしやすく取り組みやすかったかと思われる。Ⅳの語彙問題もやや差がつくかと思われるが、やは
り合否に大いに影響するのは記述問題×2 である。どちらも本文を丸写しするのではなく、内容をしっか
りつかんで適切な⾔葉で説明する必要がある。
1.
1 ページ 5 ⾏目が該当箇所、道に迷った上に携帯がインターネットに接続しないことをうけて溜息をつ
いていることに注目。
2
1 ページ目の 16 ⾏目に a flip phone ~ survived the violence とあるのでそれが根拠。粗雑な筆者の扱
いに「生き延びた」のである。
3
2 ページ目の 5 ⾏目や枠で仕切られている箇所を⾒れば、筆者が迷⼦になることを恩恵と感じているこ
とは容易に読み取れる。ここを間違えている場合は、本文全体の内容をつかみ損ねている可能性がある。
4
記述問題の解答部分などが読めていれば②を選べる。③の no や④の the best などの強い表現には注意
を払うこと。
問Ⅱ
5
1 ページ目 10 ⾏目に 55%という記述があるのでそこが根拠。majority「大多数」とは一致しないと判
断できる。投票などの際は「過半数」となるが、本問の場合は大多数=most と考えることが妥当であろ
う。
3
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6.
1 ページ目の 13 ⾏目、On the practical side 以下の部分の記述と一致。
7
not ~ any と強い否定になっているのでそこがチェックポイント。1 ページ目 23 ⾏目から数⾏に渡って、
スマートフォンによる恩恵が書かれているので、選択肢は不⼀致と判断できる。
8.
本⽂の主題とそもそも逆なので不⼀致と即答したい。
問Ⅲ
迷子になることで、偶然チーズケーキがおいしいカフェが⾒つかるなどという記述を追いかけていれば、
①だとすぐわかる。
問Ⅳ
10
behind the wheel「運転している」
11
abstain「さし控える」
12
wander「徘徊する」
13
emotional「感情的な」
14
browse「ざっと⾒る」
問Ⅴ
正解は①で本文の趣旨がそのまま正解になっている。②、③、④はともにスマートフォンを賛美してい
る内容となり、筆者の⾒解とは明確に⽭盾するので問題なく落とせるはずだ。
4
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問Ⅵ
「それが常に手元にあると、それは私を自分自身から引っ張り出すようになる」が下線部の直訳。ポイ
ントは it の内容を social media(ここでは要するにスマホのこと)であることを⾒抜くこと。pull ~
myself も下線部だけではよくわからないが、直後の文がその言いかえだと判断できるので、その部分を
利⽤すればよい。字数制限がないので、解答用紙の大きさからも多少推測する必要があると思われるが、
設問の指示に「つまり、どういうこと」という断りがあるので、直後の文を全訳するのではなく、要点
を簡単にまとめることが要求されていると思われる。
問Ⅶ
「私の携帯は私がダメな友人でいることを難しくする⇒私が dump phone をもっているために、私はダ
メな友人でいることが困難になった」が下線の直訳。ポイントは大きく下記の 2 点。
my dump phone⇒「スマートフォンをもっていないこと」を示している
harder ~ lazy friend⇒ソーシャルメディアでくだらないことを伝え合うのではなく、下線部後方の
But 以下にあるように、他者とより感情的なつながりが持てるということ
上記の 2 点を軸に、SVOC を因果関係として読み取って解答をすればよい。「別の英語でわかりやすく」
という指⽰がどの程度のものなのかは定かではないが、⽂法的なミスが出ないように丁寧に作⽂をする
こと。仮に英作⽂にそこまで⾃信が持てない場合は、解答例 2 で示したように、本文の表現や設問の選
択肢の表現をうまく組み合わせて貼り付けるだけでもある程度の得点は⾒込めるだろう。
Ⅱ
A
会話問題⻑⽂形式だが、実質的には⽂法問題と考えてよい。選択肢の品詞を考慮しながら取り組めばさ
ほど時間はかからずに処理できるはずだ。
16
looking の補語なので形容詞の miserable と決まる。a little は副詞。
17
動詞の原型かつ接続詞の that が省略されていることを⾒抜けば admit になる。
5
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18
C の位置で後ろに that 節がつながっているので、感情を示す形容詞を入れれば直後の that 節が感情の原
因を示す副詞節になりつじつまが合う。よって glad を入れる。
19
most people「ほとんどの人々」形容詞だと分かれば即答できる。
20
no amount が主語なので is going to で決まる。
21
we’ll(=we will)につながるので be able で決まる。
22
付加疑問文。
23
who の先⾏詞が people と複数形であるので are going to がつながる。
24
my friends と限定された名詞があることから most of my friends とすれば文法的に正しい。
25
a があるので名詞 shame とわかる。ここでは「残念なこと」の意味。
B
こちらは内容も聞いている会話⻑⽂だが、半分以上は⽂法問題。
26
I grew up in Yokohama が文法的に正しい。①は I was born なら可、②は from in と前置詞が重複す
るので不可。
6
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27
bridge the gap「ギャップを埋める、橋渡しする」
28
the がついているので名詞の majority
29
because of A「A のために」
30
「そんなことは⾒逃してもらえなかったでしょうね」というつながり。正解は③だが、②の put up が
put up with = tolerate という同意表現との引っかけと気づけば、③を正解としてつくったあとに②を
間違いの選択肢として⽤意した出題者の意図が⾒えてくる。
Ⅲ
文法問題と慣用表現の問題が混在している。後者は受験生には馴染みのないものが多いので、33,35,36
あたりは失点しても構わないだろう。そのかわり他の問題で確実に得点したい。
31
正解は①だが、②、③がともに現在分詞で使⽤されていないので不可と判断できればよい。おそらくひ
っかけは②だろう。
32
get to A「〜につく」
33
under the weather「体調が悪い」
34
coincide with A「A と一致する」
7
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35
on the plate「(仕事などを)かかえている」
36
We haven’t got all day「時間があまりないのだからね」
37
deal with A「A を扱う」
38
due to A「A のために」
39
for があるから①と即断してはいけない。when 以下が過去の一時点を示しているので過去形を選択する。
40
仮定法過去完了の基本パターン。
Ⅳ
自由英作対策で自分の得意な分野(一応対策を施した受験⽣は環境問題を⼀度は書いたことがあるはず)
がある人は、そこと結びつけて作文すると書きやすかっただろう。配点は比較的高めに設定されている
と予想されることと、テーマ自体がそこまで困難ではないことを考慮すると、この設問も合否に大きな
影響を与えると思われる。
8
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