1 プレーパーク事業業務委託 仕様書 1 事業名 プレーパーク事業業務

プレーパーク事業業務委託
仕様書
1 事業名
プレーパーク事業業務委託
2 業務の目的
「プレーパーク」とは、こどもたちが、
「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、既存
の公園では禁止されているような火や水を自由に使ったり、木のぼりや穴をほったり等、
こどもたちがやりたい、遊びたいと思うことを可能な限り自由にできることをめざした遊
び場である。
本事業は、前年度に実施した「プレーパーク事業調査業務」の結果を基にして、西成区
がめざす常設のプレーパークの実現に向けて、プレーパークをモデル的に実施(2 か月間)
することなどにより、平成 28 年度以降の常設実施にかかる施設整備・管理運営体制・利用
者見込等について、調査・検証した結果をまとめた「にしなりプレーパーク基本計画(案)
」
を作成すること、また、プレーパークの運営に携わる地域ボランティア等の人材育成や、
市民に対する周知・広報活動に取り組むことを目的とする。
3 契約期間
契約日(平成 27 年 4 月中旬を予定)~平成 28 年 3 月 31 日
4 事業内容
次のとおり事業を実施すること。
ただし、本事業については、平成 26 年度の「プレーパーク事業調査業務」の調査結果を
参考にして、西成区が、地域の特性にあった「プレーパーク」を実現するための基本的な
運営方針を決定し、その方針に沿って事業を行うことが前提となっているため、契約後に、
「プレーパーク」にかかる運営方針の見直し等が生じた場合、事業の内容を一部もしくは
全部を変更し、または事業の一部もしくは全部を一時中断、停止もしくは中止する場合が
ある。
(1)プレーパーク(常設型及び出張型)の企画・運営
「にしなりプレーパーク基本計画(案)
」作成に必要な調査等を行うことを目的とした「常
設型プレーパーク」及びプレーパークの周知・啓発等を図ることを目的とした「出張型
プレーパーク」の企画・運営全般を実施すること。
なお、実施にあたっては、区内子育てボランティア等と連携して実施すること。
①プレーパーク(常設型及び出張型)の実施期間等について
ア 常設型プレーパーク
・実施期間:平成 27 年 7 月 1 日~8 月 31 日
・開設時間:週 5 日(午前 10 時~午後 6 時)予定
・実施場所:未定
1
イ 出張型プレーパーク
・実施回数:年4回(6 月・9 月・12 月・3 月)
・実施日:未定(1 回あたり 4 日間開催する予定)
・開設時間:午前 10 時~午後 6 時
・実施場所:未定
②プレーパーク(常設型及び出張型)の内容について
内容については、火・水・木・工具などを自由に使うことができるような内容を企画
すること。
なお、事前に本市と協議のうえで決定すること。
③プレーパーク(常設型及び出張型)実施にかかる資材調達・運搬について
実施にあたり必要となる資材の調達・運搬を行うこと。
④プレーパーク(常設型及び出張型)の運営スタッフについて
実施にあたり必要となる運営スタッフを配置すること。
なお、運営スタッフについては、特別なスキルを要しないが、1日あたり常時 2 名以
上配置すること。
⑤参加者アンケート調査の実施について
次のとおり常設型プレーパーク参加者(保護者及びこども)に対するアンケート調査
を実施すること。
ア 調査票作成
・設問数は、10 問程度とする。
・調査項目の内容は、受託者が作成し、本市と協議のうえ、決定すること。
イ アンケート調査結果の報告
・提出期限は、平成 27 年 9 月 30 日までとする。
・受託者は、アンケート集計結果をもとに分析を行い、アンケート調査結果報告書
を作成すること。
報告書は、PDF 形式及び編集可能な形式の電子ファイルで作成、提出すること。
(2)人材育成研修の実施
プレーパークの運営に携わる地域ボランティア等の人材育成研修を、次のとおり行
うこと。
なお、研修内容については、事前に協議のうえ、決定すること。
①実施時期:平成 27 年 6 月及び平成 28 年 2 月
②開催回数:2 回(1 回あたり 2 時間実施)
③開催場所:西成区が指定する場所
④受講人数:40 人程度
⑤資料部数:各 50 部(事前提出分含む)
⑥参加費(資料代含む)
:無料とする。
(3)広報活動の実施
プレーパークについて、区内外へ向けた情報発信を行うこと。
2
ただし、広報の内容については、事前に西成区と協議のうえ、決定すること。
なお、西成区は、本市の広報媒体を活用することにより協力を行う。
(4)
「にしなりプレーパーク基本計画(案)
」の作成
平成 28 年度以降の常設実施にかかる施設整備・管理運営体制・利用者見込等について、
調査・検証した結果をまとめた「にしなりプレーパーク基本計画(案)
」について、次の
とおり作成すること。
なお、基本計画(案)の対象となるプレーパークの常設候補地(1 箇所)については、
平成 26 年度において実施した調査結果を基に決定することとなっており、決定次第、速
やかに受託事業者に報告する。
①主な調査内容
ア 現地調査
イ 施設設置にかかる関係法令調査
ウ プレーパークモデル実施(2 か月間)の検証・分析
エ プレーパーク施設整備にかかる基本設計
②主な提言内容
ア プレーパーク設置にかかる要件確認(現地調査・関係法令等の確認)
イ プレーパーク施設整備計画(施設配置、改修内容、設計図面、工事費等)
ウ 適正な運営・管理体制(運営主体、利用者見込数、開催日数・時間帯、従事体制等)
③報告期限:平成 27 年 9 月 30 日
④報告形式:A4サイズ、PDF 形式及び編集可能な形式の電子ファイル
5 事業実施スケジュール
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
常設型プレーパー
企画
実
ク(2 か月実施)
作成
施
出張型プレーパー
ク(4 回実施)
アンケート調査
企画
実
実
実
実
作成
施
施
施
施
調査
実
結果
票作成
施
報告
プレーパーク基本
作
報
計画(案)報告
成
告
人材育成研修
実
実
(2 回実施)
施
施
通年
広報活動
実施
3
6 委託料の支払い
業務完了後、本市の検査に合格した場合は、受託者の請求に基づき委託料を支払いま
す。
受託者が希望する場合、出来高部分に相応する委託料相当額について、契約書等の手
続きにより部分払いを請求することができます。また、本市が業務の円滑な遂行を図る
ため必要があると認めるときは、委託料の前払いを本市に請求できるものとします。
7 個人情報の取扱い
(1)本契約の履行に際しては、市民の個人情報保護の重要性に鑑み、大阪市個人情
報保護条例(平成7年大阪市条例第 11 号)
(以下「条例」という。)の趣旨を踏ま
え、各条項の規定を遵守し、また、受注者の従事者にも各条項の規定を遵守させ
なければならない。
(2)受注者は、個人情報が漏えい、減失、き損又は改ざんされないよう、適正な管
理に努めなければならない。
(3)受注者は、本件業務に関して知り得た事項を他に漏らしてはならない。本契約
の終了後においても同様とする。
(4)受注者は、本件業務を第三者に委託または請け負わしてはならない。ただし、
発注者の承諾を得たときは、この限りではない。
(5)受注者は、個人情報を本件業務以外の目的に使用してはならない。
(6)受注者は、個人情報を第三者へ提供してはならない。ただし、発注者の承諾を
得たときは、この限りではない。
(7)受注者は、個人情報を複写及び複製してはならない。ただし、発注者の承諾を
得たときは、この限りではない。
(8)受注者は、個人情報に関する本件業務の履行において事故が生じ、又は生じる
おそれがあることを知ったときは、直ちに発注者に報告し、発注者の指示に従わ
なければならない。
(9)発注者は、受注者に対し個人情報の取扱いについて立入検査を行い、又は必要
な措置を講じるように指示することができる。
(10)受注者は、個人情報が記載された資料を、本契約の終了後直ちに発注者に返還
し、又は引き渡さなければならない。ただし、発注者が別に指示したときは、そ
れに従うものとする。
(11)発注者は、受注者が、本仕様書に定める個人情報の取扱いに違反していると認
めたときは、本契約の解除及び受注者に対する損害賠償の請求をすることができ
る。
(12)発注者は、受注者が条例第 15 条第 1 項第 1 項各号に規定する義務に違反してい
ると認めるときは、受注者に対し、是正勧告を行い、勧告に従わない場合はその
事実を公表する措置を講じることができる。
4
8 発注担当
西成区役所保健福祉課(子育て支援) 担当者:関屋・福岡
〒557-8501 大阪市西成区岸里1-5-20
TEL 06-6659-9824
FAX 06-6659-9468
9 その他
(1)この仕様書に定めのない事項については、発注担当と受注者がその都度協議し
て定めるものとする。
(2)職員等の公正な職務の執行の確保に関する条例を遵守すること。
(3)大阪市暴力団排除条例及び大阪市暴力団排除条例施行規則を遵守すること。
(4)再委託に関する特記事項を遵守すること。
5
暴力団等の排除に関する特記仕様書
1 暴力団等の排除について
(1) 受注者(受注者が共同企業体であるときは、その構成員のいずれかの者。以下同じ。)は、大
阪市暴力団排除条例(平成 23 年大阪市条例第 10 号。以下「条例」という。
)第 2 条第 2 号に規
定する暴力団員(以下「暴力団員」という。
)又は同条第 3 号に規定する暴力団密接関係者(以
下「暴力団密接関係者」という。)に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料の購入
契約又はその他の契約をしてはならない。
(2) 受注者は、条例第 7 条各号に規定する下請負人等(以下「下請負人等」という。)に、暴力団
員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料の購入契約又はそ
の他の契約をさせてはならない。
また、受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者と下
請契約、資材・原材料の購入契約又はその他の契約をした場合は当該契約を解除させなければな
らない。
(3) 受注者は、この契約の履行にあたり暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者
から条例第 9 条に規定する不当介入(以下「不当介入」という。
)を受けたときは、速やかに、
この契約に係る本市監督職員若しくは検査職員又は当該事務事業を所管する担当課長(以下「監
督職員等」という。
)へ報告するとともに、警察への届出を行わなければならない。
また受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者から不
当介入を受けたときは、当該下請負人等に対し、速やかに監督職員等へ報告するとともに警察へ
の届出を行うよう、指導しなければならない。
(4) 受注者及び下請負人等が、正当な理由なく本市に対し前号に規定する報告をしなかったと認め
るときは、条例第 12 条に基づく公表及び大阪市競争入札参加停止措置要綱による停止措置を行
うことがある。
(5) 受注者は第 3 号に定める報告及び届出により、本市が行う調査並びに警察が行う捜査に 協
力しなければならない。
(6) 発注者及び受注者は、暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者からの不当介
入により契約の適正な履行が阻害されるおそれがあるときは、双方協議の上、履行日程の調整、
履行期間の延長、履行内容の変更その他必要と認められる措置を講じることとする。
2
誓約書の提出について
受注者及び下請負人等は、暴力団員又は暴力団密接関係者でないことをそれぞれが表明した誓
約書を提出しなければならない。ただし、発注者が必要でないと判断した場合はこの限りでない。
不適正な契約事案の再発防止対策における特記仕様書
第1条 発注者と本契約を締結した受注者は、この契約の履行に関して、発注者の職員から違法又は
不適正な要求を受けたときは、その内容を記録し、直ちに西成区役所総務課(コンプライアン
ス担当 連絡先:06-6659-9625)に報告しなければならない。
6
職員等の公正な職務の執行の確保にかかる特記仕様書
(条例の遵守)
第1条 受注者および受注者の役職員は、この契約の履行に際しては、「職員等の公正な職務の執行
の確保に関する条例」
(平成18年大阪市条例第16号)
(以下「条例」という。
)第5条に規
定する責務を果たさなければならない。
(公益通報等の報告)
第2条 受注者は、当該業務について、条例第 2 条第 1 項に規定する公益通報を受けたときは、速
やかに、公益通報の内容を発注者へ報告しなければならない。
2 受注者は、公益通報をした者又は公益通報に係る通報対象事実に係る調査に協力した者か
ら、条例第 12 条第 1 項に規定する申出を受けたときは、直ちに、当該申出の内容を発注者
へ報告しなければならない。
(調査の協力)
第3条 受注者および受注者の役職員は、発注者又は大阪市公正職務審査委員会が条例に基づき行う
調査に協力しなければならない。
(公益通報に係る情報の取扱い)
第4条 受注者の役職員又は受注者の役職員であった者は、正当な理由なく公益通報に係る事務の処
理に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。
(発注者の解除権)
第5条 発注者は、受注者が、条例の規定に基づく調査に正当な理由なく協力しないとき又は条例の
規定に基づく勧告に正当な理由なく従わないときは、本契約(協定)を解除することができ
る。
(指定管理者の指定を取り消すことができる。
)
再委託に関する特記事項
1 本委託業務における「主たる部分」とは次の各号に掲げるものをいい、受注者はこれを再委託す
ることはできない。
(1)委託業務における総合的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判断等
2 受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理などの簡易な業務の再委託にあ
たっては、発注者の承諾を必要としない。
3 受注者は、第1項及び第2項に規定する業務以外の再委託にあたっては、書面により発注者の承
諾を得なければならない。
4 地方自治法施行令第 167 条の 2 第 1 項第 2 号の規定に基づき、契約の性質又は目的が競争入札に
適さないとして、随意契約により契約を締結した委託業務においては、発注者は、前項に規定する
承諾の申請があったときは、原則として業務委託料の 3 分の 1 以内で申請がなされた場合に限り、
承諾を行うものとする。ただし、業務の性質上、これを超えることがやむを得ないと発注者が認め
たとき、又は、コンペ方式若しくはプロポーザル方式で受注者を選定したときは、この限りではな
い。
5 受注者は、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関係を明確にしてお
くとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に業務を実施しなければならない。
なお、再委託の相手方は、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置期間中の者、又は
大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けている者であってはならない。
(発注者:大阪市 受注者:事業者)
7