業務委託仕様書 (PDFファイル)

観光資源の価値向上戦略策定事業実施業務委託仕様書
１趣旨
地域の特色を生かした魅力ある観光地づくりの一環として，中長期的な視点での観光資源の価
値向上と，全国的なブランド力を有する観光地づくりを促進するため，観光分野の高い知見と課
題解決能力を有する外部専門家に委託し，観光資源の価値向上戦略を策定する。
２本事業の狙い
(1) 「ひろしま未来チャレンジビジョン」で示す「観光が広島県の成長を支える産業の一つとな
る」ためには，観光産業の担い手と連携して経済の活性化に直結するような地域資源の価値向
上や新たな観光資源を開発・育成し，観光客数の増加や，なかでも，観光消費額の増加に大き
く寄与する宿泊客数の増加を追求していく必要がある。
(2)宿泊客数の増加による観光消費の拡大に向け，滞在時間の延長や夜間・早朝観光等を推進する
ための，中長期的な視点を持った戦略を策定し，各年度の具体的な事業に繋げていくことを目
指す。
(3) 県内の中心都市であり県内全体への誘客の波及効果の高い広島市を対象に，戦略策定を進め
る。
(4) 広島県内全体への観光客数や宿泊客数の増加に向け，当該広島市での戦略策定をモデルケー
スとして，広島県内の他地域での展開策を検討する。
(5) そのため，観光資源の価値向上や滞在型観光振興に関する高い知見と課題解決能力を有する
外部専門家に，戦略策定に関する業務を委託することで，中長期的な観光資源の価値向上とと
もに，全国的なブランド力を有する観光地づくりを促進する。
３業務内容
(1) 受託者は、次の業務を行うこと。
ア戦略策定計画の作成
戦略を策定するために必要な手法，手順，体制，日程を盛り込んだ戦略策定計画を４月末
までに作成すること。
イ現状評価及び戦略の方向性の設定
広島市における観光資源等の現地調査やデータ分析等を行い，滞在型観光の振興に向けた
戦略の基本的方向性（目指すべき姿）を設定すること。
ウ他地域展開策の検討
今回の広島市の戦略策定をモデルケースとして，広島県内の他地域での観光客数や宿泊客
数の増加へ向けた展開策について記述すること。
エ戦略及び中間報告
① 戦略及び中間報告の策定
アの計画に基づいた検討結果を踏まえ，広島市の観光客数や宿泊客数を増加させるため
取り組むべき具体的な
の具体的な戦略（目標値設定及び平成３２年度までの各年度ごとの
施策を含む。）を策定すること。また，事業期間の中間時点（９月）において，広島県及び
広島市が，平成 28 年度予算に反映できるような中間報告を別途作成すること。
②
書提出時期及び提出部数
間報告：27 年９月
報告
中
：8
価値向上戦略 2 年２月末
ずれも２部ずつ
い
留意すること。
ア経済効果が大きく即効性のある消費を生み出すとともに，広島市をモデルケースとして県
内他地域でも応用できる観光資源として，広島ならではの「食」をテーマの一つとして取り
(2) 受託者は戦略の策定に当たり次の点に
上げること。
イ
ウ
民間の活力や取組を生かした戦略とすること。
地域経済の好循環を生み出す戦略とすること。
４基本スケジュール
原則として次のスケジュールのとおりとする。
３の業務は
27 年
業務
4月
5
上旬中旬下旬月
戦略策定計画の作
成
6
月
7
月
●
8
月
9
月
10
月
11
月
12
月
28
年
１月
2
月
3
月
計画に基づく戦略の検討
現状評価及び戦略の
方向性の設定
中間報告
★
価値向上戦略報告
書
★
５業務委託期間
契約締結日から平成 28 年３月 31 日までとする。
６業務委託費
０００千円（消費税及び地方消費税を含む。）を上限とする。
４，
７再委託
第三者に再委託することができる。その場合は再委託先ごとの業務内
容，再委託先の概要及びその体制と責任者を明記の上，事前に書面にて報告し，広島県の承諾を
得なければならない。
受託者は，業務の一部を
８その他
実施に当たっては，広島県，広島市及び各関係者との連絡調整を十分に図ること。
(2) 不測の事態が発生した場合は，速やかに県に報告すること。
(3) その他，この仕様書に記載のない事項については，関係者において協議し，決定する。
(1) 業務の

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