平成28年11月定例県議会の概要について 概 要 「一般質問」での教育委員会関係の主な質疑応答 中島 廣義 議員 ◇人口減少対策について ○将来を担う人づくりについて ・ふるさと長崎県に愛情と誇りを持った子どもの育成および高校生の県内就職推進、並び に高い知識や技術力を備えた人材の育成への取組について伺いたい。 (教育長答弁) 将来を担う子どもたちが県内に定着するためには、ふるさとに愛着と誇りを持たせると ともに県内企業を知ってもらうことが必要であると考えております。 公立中学校においては、本県独自の副読本「ふるさと長崎県」を全生徒に配布し、本県 の歴史、文化、産業などの学習を行っております。また、県立高校においては、授業や地 域の実状に応じた学校行事、郷土史の研究や伝統芸能を継承する部活動等を通して、郷土 理解の教育を行っております。さらに、本県のよさを知らせるために、県民生活部作成の 「暮らしやすさ指標」のリーフレットを全県立高校に配布し活用しております。 また、今年度からは、県内への就職割合が低い工業高校にもキャリアサポートスタッフ を配置し、これまで以上に県内就職を推進しております。そのほか、生徒・保護者を対象 とした校内企業説明会や企業見学会、また、インターンシップの実施等で、県内企業への より一層の理解を図っているところであります。 さらに、本県の産業を担う高い知識や技術力を備えた人材を育成するため、日頃の学習 に加え、地域と連携を図りながら、県内企業の各専門分野の講師による「産業教育民間講 師招へい事業」や産業教育を学ぶ生徒に対する実技研修やコンテスト等を行っております。 今後も、ふるさとに愛着と誇りを持つ子どもたちを育てるとともに、高校生の県内定着 の推進に努めてまいります。
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