解答と解説 - 難関私大文系専門 増田塾

2015 入試解答速報
難関私大文系専門予備校
2 月 12 日
中央大学(法学部)英語
解答と解説
解 答
(満点︓150 点)
Ⅰ(30 点 a︓15 点 b︓15 点)
(a)
「もしあなたの問題があなたの好奇⼼を刺激し、あなたの独創的な能⼒を働かせるならば、そして、あ
なたが⾃分⾃⾝のやり⽅でその問題を解決したなら、あなたは発⾒の緊張感と勝利を経験することにな
るのかもしれない」
(b)
「数学の楽しみを味わってしまったら、彼はその楽しさを簡単には忘れることはないであろうし、その
後、数学が彼にとって何か⼤切なもの – 趣味、自分の仕事の道具、自分の職業、あるいは、壮大な志 –
になる可能性が十分にある」
Ⅱ(20 点 a︓10 点 b︓10 点)
(a)
Living space has so much influence on our daily lives, so you should try to find the favorite design
so as not to regret later.
(b)
His new book discusses clearly the difference between what the government has been aiming at
and what is going on in the present society.
Ⅲ(10 点 各 2 点×5)
1. specialize
2. assumption
3. expansion
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解答速報の著作権は増田塾に帰属します。許可無く⼀切の転⽤・転載を禁じます。
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4. sense
5. tendency
Ⅳ(10 点 各 2 点×5)
1. supposed / scheduled :
2. after
3. run
4. happened
5. improvement
Ⅴ(20 点 各 2 点×10)
1. (c) regarding
2. (a) but
3. (b) selective
4. (b) blaming
5. (c) at the latest
6. (d) breath
7. (d) with
8. (d) No sooner
9. (c) involving
10. (c) in spite of
Ⅵ(20 点 各 2 点×10)
1. (d) which → what :
2. (d) and → to :
3. (c) which → that :
4. (b) used to making → used to make /used in making:
5. (b) of environmental issues → on environmental issues :
6. (b) that weight → that weigh :
7. (d) worsening → worsens :
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8. (c) why → that :
9. (a) as has answered → as it has answered :
10. (a) associate with → associated with :
Ⅶ(20 点 各 2 点×10)
(1) (c)
(2) (j)
(3) (f)
(4) (g)
(5) (a)
(6) (i)
(7) (e)
(8) (h)
(9) (b)
(10) (d)
Ⅷ(20 点 各 2 点×10)
問 1 (b)
問 2 (c)
問 3 (d)
問 4 (a)
問 5 (b)
問 6 (d)
問 7 (d)
問 8 (c)
問 9 (b)
問 10 (a)
(※配点は予想配点です)
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解 説
Ⅰ
(a)
・bring 〜
into play「〜を働かせる」
・means = way
・2 つの if 節が and で並列されている
「もし、あなたの問題があなたの好奇⼼を刺激し、あなたの独創的な能⼒を働かせるならば、そして、
あなたが⾃分⾃⾝のやり⽅でその問題を解決したなら、あなたは発⾒の緊張感と勝利を経験することに
なるのかもしれない」
(b)
・Having tasted 〜︓分詞構文。 元の文は When you have tasted the pleasure〜
・there is a good chance that S V ~. 「〜する(という)可能性は十分にある」
・something for him「自分にとって⼤切なもの」が、a hobby, 〜 a great ambition と具体化されて
いる。
「数学の楽しみを味わってしまったら、彼はその楽しさを簡単には忘れることはないであろうし、その
後、数学が彼にとって何か⼤切なもの – 趣味、自分の仕事の道具、自分の職業、あるいは、壮大な志 –
になる可能性が十分にある」
Ⅱ
(a)
・〜に…な影響を与える︓have a … influence on/upon 〜
・否定目的「〜しないように」︓so that Sin order not to 〜 / so as not to 〜
(a)Living space has so much influence on our daily lives, so you should try to find the favorite
design so as not to regret later.
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(b)
・「A と B との距離」︓ここでは”違い”とかんがえて difference between A and B
His new book discusses clearly the difference between what the government has been aiming at
and what is going on in the present society.
Ⅲ
1. specialize
special の動詞形 specialize を使って specialize in 〜「〜を専門とする」
「その新しく設⽴された団体は学⽣に昼⾷を提供することを専門とすることになっている」
2. assumption
assume の名詞形 assumption「前提、想定、仮定」
「研究者の中には、その地域のクジラの数は数⼗年間安定しているという想定を疑問に思
っているものもいる」
3. expansion
expand の名詞形 expansion
「新規の海外マーケットを開拓する必要はない、というのも、⾃国のマーケットは無限に
拡大しうるからだ」
4. sense
sensitive の名詞形 sense
「頼り甲斐がある⼈や⼒強い⼈によって励まされるという感覚によって、私は⾃分のプロ
ジェクトに集中し続けることができた」
5. tendency
tend の名詞形
「多くの有権者が現在の政策に反対する傾向が強くなってきつつある」
Ⅳ(10 点
各 2 点)
1. supposed / scheduled: be supposed to 〜「〜することになっている」
be scheduled to〜「〜するよていである」
2. after : name A after B 「B にちなんで A を名付ける」
3. run 「(選挙に)⽴候補する」
4. happened : happen to 〜「たまたま〜する」
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5. improvement : in the improvement of 〜「〜の改善のために」
Ⅴ(20 点
各 2 点)
1. (c) regarding : regarding 「〜に関して、〜に関する」
2. (a) but : have no choice but to 〜「〜せざるをえない」
3. (b) selective : 選択的な、選別をおこなう
自分の名前を音の中から聞き分けて反応しているわけだから「選択的な」を選ぶ
4. (b) blaming : blame 人 for 〜「〜のことで(人)を非難する」
なお、with は付帯状況の with
5. (c) at the latest : 「(どんなに)遅くとも」
6. (d) breath : in the same breath with 〜「〜と同時に」
7. (d) with : provide 人 with もの「(人)にものを供給する」
8. (d) No sooner : No sooner had S p.p 〜 than S …「〜するやいなや…」
9. (c) involving : involving 〜
= including 〜「〜を含む」
10. (c) in spite of : in spite of 〜「〜にもかかわらず」
Ⅵ(20 点
各 2 点)
1. (d) which → what :
〜, and 以降の⽂構造は以下のように、what ~ discovered を主語になる名詞節として構成すべきで
ある。
名詞節[S] [what they discovered] [V] came [M] as a shock.
2. (d) and → to :
from A to B の形を作るひつようがある為、and は 前置詞 to へ変更すべき
3. (c) which → that :
抽象名詞 the notion を説明するために同格節(that + S V ~)が続く必要がある
4.(b) used to making → used to make /used in making:
used to make 目的の不定詞「マイクロチップを作るために使われる主たる原料」
used in making *in ~ing「〜する際に」「マイクロチップを作る際に使われる主たる原料」
5. (b) of environmental issues → on environmental issues :
have an effect on 〜「〜に影響を与える」
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6. (b) that weight → that weigh :
weight は名詞で「重さ」。ここでは動詞の weigh を使う。weigh + 重さ「〜の重さがある」
7. (d) worsening → worsens :
The fact that 〜 so quickly までが本文の主部で、worsens が動詞になっている。The fact という
主語に対応する動詞なので worsens と 3 人称単数形にするべきである。
8. (c) why → that :
「その理由は〜だからだ」 The reason is that S V 〜.
9. (a) as has answered → as it has answered :
as は接続詞なので、後ろには以下のように完全文が来る。as it has answered many questions.こ
の英文では many questions が前⽂と重複しているので省略され、as it has answered が残った。
10. (a) associate with → associated with :
associated with 〜「〜と関連した」
Ⅶ(20 点
(1)
各 2 点)
(c)
them と前文の some toys ,including a toy bus, a ball , and a teddy bear との対応関係を⾒つける。
「彼はそれら(前文の some toys ,including a toy bus, a ball , and a teddy bear を指す)に特に関
心を払っていなかった」
(2)
(j)
後続の文から、赤ん坊が bus という単語を知らないことを読み取れる。
「しばらくして私は『バスはどこだ』と⾔った。今度は彼は微動だにしなかった。Steven はボールとテ
ディという単語は知っていたが、バスという単語は知らなかったのだ」
(3)
(f)
maybe で始まる英文が or で並列されていることを読み取る。
「おそらく彼はそのゲームに飽きたのだろう。あるいは、こう考えていたのだろう『もう実験の被験者
になるのはうんざりだ。晩御飯を食べたいよ』と」
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(4)
(g)
後続の slight movements 以下が the signs are very subtle の具体例であることを読み取る。
「(⼤⼈の⾔うことを理解している)徴候は時に非常に微妙なものである
–
赤ちゃんの目や頭や手の
微細な動きなどである」
(5)
(a)
後続の文が (a) の具体例になっていることを読み取る。
「彼は幾つかの単語をそれらが関係する活動と結びつけることができたのだろう。彼が積み木の山を倒
したら、誰かが”down”と言う可能性が高いということを知っていたのだ」
(6)
(i)
文脈は、active vocabulary と passive vocabulary の対⽐を表していることから解答は容易。
「単語を自分自身で積極的に使う時には、active vocabulary を持っていると我々は言う。単語を知っ
てはいるが、実際に使っていない場合は、passive vocabulary を持っていると我々は言う」
(7)
(e)
直前の疑問⽂に対する答えを探せば容易に解答できる。
「それ(最初に赤ちゃんが話す単語)は mummy か duddy か。それはどちらでもなかった。それは all
gone だった」
(8)
(h)
all gone は「品切れ」という意味だが、当然⾚ん坊がそのような複雑な意味の 2 語の組み合わせででき
た表現を知っていることはないだろうと推測すること。
「それは all + gone で 2 単語のように思える。しかし、彼はそれを聞いたことはない。彼が聞いたのは、
その語の中に含まれる一連の音の連なりにすぎない。(意味はわかっていない)」
(9)
(b)
the rest「それ以外のこと」
(10) (d)
前文に active vocabulary がおよそ 50 にまで増えた。とあるので、同様に passive vocabulary も増
えたと考えることができる。
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Ⅷ(20 点
各 2 点)
問 1 (b)
サラが一方的にしゃべり続け、ベティーが会話に入り込めない状況が描かれている。問題は、どこで相
⼿の会話が終了/中断するのかの予測ができていないことにあると思われるので、
(b) expectations「予
測、期待」を選ぶ。
問 2 (c)
out of 〜「〜がなくなって、切れて」の意味を知っていれば、以下の様な⽂のつながりが出来る︓
「同じことを何回も言うこと(= repeating myself) は、言うべき新しいことがなくなっているという
ことを意味するのだろうか」
問 3 (d)
as with 〜「〜と同様に」のイディオム
問 4 (a)
「彼⼥たちの会話の習慣が異なっているので、適切なタイミングで交代することができず、お互いを気
まずくしてしまった」
これは、第Ⅰ段落のサラとベティーの状況を端的に表している。
問 5 (b)
元になる 2 つの文は以下の通り︓
・ The tiny pause never occurred. + Betty kept waiting for the tiny pause.
for the tiny pause の部分が、for which に変化した。
問 6 (d)
(a) 関係形容詞の what
(b) 感嘆文中で使われる what
(c) 疑問詞の what
(d) 関係代名詞の what
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問 7 (d)
後続の英文には「それら(⻑い間合いとか短い間合いなど)は、他の誰かの間合いなどと比較されては
じめて、意味を持つ」と書かれており、間合いを⻑いと感じるか、短いと感じるかは相対的なもの( =
relative )だということがわかる。
問 8 (c)
この段落は、前段落におけるテーマ「会話における⻑い間合いや短い間合いは相対的なものである」を
詳細に述べたもの。この内容をまとめたものは(c)「自分の会話のスタイルが他と比較すると、会話の
スタイルの違いがどのように認識されるかを説明する」
問 9 (b)
空所(ケ)をはさんで、以下の関係が成り⽴っている︓
結果︓⾃⼰主張訓練コースを受けるようにと言われた (
ケ )
原因︓ものをはっきり言えない。
よって、原因を表す (b) because of が入る。
問 10 (a)
最終段落 2 文目「これらの小さなシグナル(前文の『数マイクロ秒といった会話の中断のような微細な
違い』を指す)が、会話の構造を決定している」を言い換えたものが(a) である。
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