福岡県生活困窮世帯の子どもに対する学習支援事業業務委託仕様書 1 委託事業名 福岡県生活困窮世帯の子どもに対する学習支援事業 2 事業の目的 貧困の連鎖を防止するため、生活困窮世帯の子どもに対する学習支援を推進することを目 的とする。 3 事業対象者 福岡県が設置する筑紫保健福祉環境事務所、粕屋保健福祉事務所、宗像・遠賀保健福祉環 境事務所、嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所、田川保健福祉事務所、北筑後保健福祉環境事務 所、南筑後保健福祉環境事務所及び京築保健福祉環境事務所(以下「保健福祉(環境)事務 所」という。 )の所管区域内にある町村に居住地を有する生活保護受給世帯を含む生活困窮 世帯の小学生及び中学生とする。 4 事業内容 下記に掲げる業務(以下「学習支援等」という。 )を実施する。 業務にあたっては、 「福岡県生活困窮世帯の子どもに対する学習支援事業実施要領」を参 照すること。 (1)学習支援 学校の勉強の復習、宿題の習慣づけ (2)日常生活習慣の形成支援 学習支援を通じた日常生活習慣の形成、社会性の育成 5 従事する人員 (1)コーディネーターの業務 ①学習支援員の確保及び派遣調整等の管理 ②学習支援等を希望する者の申請受付、登録、名簿管理 ③町村との調整 (2)コーディネーターの従事延べ日数等 平成27年4月1日~平成28年3月31日の間に、次の保健福祉(環境)事務所におい て、延べ960日間(1日間を8時間とする。 ) 。 ①福岡地区 筑紫保健福祉環境事務所及び粕屋保健福祉事務所 延べ240日間(ただし1日間を8 時間とする。 ) ②遠賀・嘉穂・鞍手地区 宗像・遠賀保健福祉環境事務所遠賀分庁舎及び嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所直方 分庁舎 延べ240日間(ただし1日間を8時間とする。 ) ③田川・京築地区 田川保健福祉事務所及び京築保健福祉環境事務所 延べ240日間(ただし1日間を 8時間とする。 ) ④筑後地区 北筑後保健福祉環境事務所及び南筑後保健福祉環境事務所八女分庁舎 延べ240 日間(ただし1日間を8時間とする。 ) (3)学習支援員 学習支援員は、地域の施設において学習支援等を行う。 (4)学習支援教室 ①学習支援教室の定員は原則10名程度とする。また、開催は、1教室あたり週1回、2 時間程度とする。 ②学習支援教室に派遣する学習支援員は、参加者の学年や学習科目にあわせて、コーディネ ーターが調整し、1教室あたり原則3名程度とする。 ③学習支援教室は、最大で保健福祉(環境)事務所の所管区域にある32町村に各1教 室設ける。 ④学習支援教室には、参加者の出欠確認等を行う会場管理者を定めること。 6 学習支援員の研修 学習支援員に対し、必要に応じて、学習支援等に係る研修を実施すること。 7 指揮命令者について コーディネーターとは別に事業の責任者として指揮命令者を1名置き、当業務を統括する ものとし、コーディネーターの業務遂行に関する指示、業務秩序の維持確保等に関する一切 の指揮命令を行うものとする。 8 経費について コーディネーターが保健福祉(環境)事務所長の許可を得て業務に使用する電話、コピー 機及び保健福祉(環境)事務所内の光熱水費は各保健福祉(環境)事務所の負担とするが、 その他の経費は委託料に含まれるものとする。 9 委託期間 平成27年4月1日から平成28年3月31日までとする。 10 実績報告等 平成28年4月10日までに業務完了報告書、収支精算書及び事業実施報告書を提出する こと。 11 その他 (1)情報を適正に管理し、業務上知り得た個人情報は個人情報保護に係る法令等に準拠して 適切な措置を講じるものとし、事業終了後も同様とする。 (2)会計に関する諸記録を整備し、会計年度終了後5年間保存するものとする。 (3)本仕様書に明示なき事項又は業務遂行上疑義が生じた場合は、県と協議の上、業務を進 めるものとする。
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