平成27年度福祉用具開発促進事業実施委託業務仕様書

平成27年度福祉用具開発促進事業実施委託業務仕様書
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事業名
平成27年度福祉用具開発促進事業実施委託業務
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目的
福祉用具は、個々の体型や障がいの度合いに応じた対応が求められる多品種・小ロットの製
品のため、中小企業の強みが活かされやすい反面、開発・実証への協力を得る医療・福祉施設
の開拓や、試作した福祉用具の評価が困難という課題がある。
そこで、本県では、平成25年度に、福祉用具の実証評価の試行や実証評価の手続きに係る
手引書を作成し、26年度には、福祉用具開発相談窓口の設置や福祉用具開発研究会を開催し
たところである。
27年度においては、26年度の福祉用具開発相談窓口業務の中に、販路開拓支援も加え、
当地域の企業に対し、より一層、福祉用具分野への参入及び開発・実用化の促進を図る。
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委託期間
契約締結日から平成28年3月31日(木)まで
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委託内容
(1)福祉用具開発相談窓口の設置
・内容
モノづくり企業等を対象とする相談窓口を設置し、福祉用具の開発に関し経
験・見識のある専門家により、福祉用具分野への参入、企画開発や実証評価
の方法、医療・福祉施設とのマッチングのサポート、販路開拓支援等を行う。
・設置期間
平成27年4月~平成28年3月
(2)福祉用具開発研究会の開催
・内容
医療・福祉関係者や企業の開発技術者等をメンバーとし、福祉現場の声を反
映させた有用な福祉用具の開発・実用化に向けた研究会を開催する。
・開催回数
4回以上
※上記(1)
、(2)の実施に係る専門家就労日数は77日以上とする。
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成果物
・事業実施報告書(A4版縦)
3部
・上記の電子データ
1式
・その他、県が指示したもの
1式
※電子データは県が指定する形式で作成すること。
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その他
(1)
県と十分協議のうえ本事業を実施すること。
(2)
事業を円滑・適正に運営するための組織体制、人員配置を行うこと。
(3)
委託事業の経理を明確にするため、受託事業者は他の経理と明確に区分して会計処理
を行うこと。
(4)
成果物については、第三者の著作権等の権利を侵害していないことを保証すること。
(5)
事業実施において、個人情報等の保護すべき情報の取り扱いに万全の対策を講じるこ
と。
(6)
当該業務の実施に当たり、問題等が発生した時は、県に遅滞なく報告するとともに、
誠実な対応を行うこと。
(7)
その他、本仕様書に定めのない事項は、県及び受託事業者の協議により定めるものと
する。