六管区初「AIS信号所」運用開始!

問合わせ先
第六管区海上保安本部交通部
計画運用課長 佐々木 昭栄
電話 082-251-5111(内線:2640)
平成 27 年 2 月 20 日
第六管区海上保安本部
六管区初「AIS信号所」運用開始!
第六管区海上保安本部では、平郡島(山口県柳井市)南方にある「伊予灘航路第六号灯浮標」
において、平成 27 年 2 月 20 日から六管区初(全国で4番目)となる「AIS信号所」を設置
し、
「平郡島南方AIS信号所」として正式に運用を開始しました。
AIS信号所とは、航路標識の一つであり、電波により灯浮標の位置情報等を提供するもので、船舶が搭
載しているAIS受信機やAISと連動したレーダー画面上にシンボルマーク(
)とともに灯浮標上で観
測した風向・風速・波高の情報を文字で表示(※)させるものです。
AIS信号所設置海域
平郡島
広島湾
来島海峡
+
伊予灘航路第六号灯浮標
AIS 信号所のシンボルマーク(イメージ)
伊予灘
※シンボルマーク及び気象情報は、受信機の機種によって表示されない場合があります。
AIS(船舶自動識別装置 Automatic Identification System)とは
船舶の位置、速力、針路等の情報及び安全に関する情報を VHF(超短波)帯の電波で送受信するもので、船
位通報の自動化、運航者の労力軽減及び通信のふくそう化防止並びに船舶相互の衝突防止等が期待されるシ
ステムです。国際航海に従事する船舶(旅客船及び 300 トン以上の船舶に限る)
、国内航海に従事する 500 ト
ン以上の船舶に搭載が義務付けられています。