1 平成27年2月17日 各 位 独立行政法人国際協力機構 中国国際

平成27年2月17日
各 位
独立行政法人国際協力機構
中国国際センター所長
大田孝治
イラク・広島平和討論会のご案内
拝啓
平素より弊機構の事業へのご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
イラクでは 2014 年 9 月に新政府が発足しました。新政府発足に先立ち、政府に参加する全ての政
党の間では、イラクが現在直面している国難を克服するために政治合意が結ばれました。昨年 6 月以
降、イスラム国を自称する勢力のイラク領内での急激な伸張を許した原因の一端には、イラク国内の
宗派・民族間不和の間隙を突かれたとの見方もあります。同合意の中では、国民融和のために挙国一
致内閣を発足させ、真のパートナーシップの精神に基づく意思決定および閣僚間の共同責任により政
府を運営することが求められています。このような背景から、イラクの国民融和促進のため、我が国
の戦後および震災後の復興、政治・経済システムに関し、あらゆる政党議員参加の下での知見共有を
目的としたセミナー開催につき、イラク政府より要請がなされました。
我が国の知見共有の一環として、2 月 20 日(金)、イラク国会議員団は広島平和記念公園を訪問し
ます。当日は午前中に平和記念資料館、被爆体験証言、原爆慰霊碑、原爆ドームなどの視察を通して
原爆の悲惨さと平和の尊さについて考えます。平和記念公園視察の後、広島の平和貢献とイラクの復
興をテーマとして、有識者とイラク国会議員団による討論会を開催することと致しましたのでご案内
申し上げます。
敬具
<記>
1. 対象者
広島の平和貢献、イラクの復興、国際協力に興味のある学生、一般の方。
2. 日時
2015 年 2 月 20 日(金)14:30~16:30
3. 討論会参加者
【イラク側】
イラク国民議会議員(12 名)、バグダッド大学助教授(1 名)
【パネリスト】
広島平和文化センター、広島市立大学 広島平和研究所、広島大学大学院社会科学研究科、
ピースウィンズ・ジャパン、独立行政法人国際協力機構(JICA)、計 5 名
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4. スケジュール(予定)
時間
プログラム
14:30‐14:40
JICA 開会挨拶
14:40‐14:55
平和首長会議について
14:55‐15:10
広島の被爆体験と平和貢献
15:10‐15:25
現代の平和構築:
変わったこと、変わらないこと
15:25‐15:40
イラクでのシリア難民支援
15:40‐16:30
16:30
自由討論(質疑応答含む)
閉会
発表者
JICA 中国センター
大田孝治 所長
公益財団法人広島平和文化センター
湯浅敏郎 常務理事
広島市立大学
広島平和研究所 副所長・教授
水本和実 先生(討論会座長)
広島大学大学院
社会科学研究科 特任助教
香川めぐみ 先生
ピースウィンズ・ジャパン
事業部 イラク事業担当
内田祐輔 様
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5. 会場
広島国際会議場(http://www.pcf.city.hiroshima.jp/icch/access.html)
小会議室「ラン」
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6. 申込
入場無料、事前申込不要。(当日受付にてご芳名の記帳をお願いします。)
※本セミナーに関するお問い合わせは、下記までご連絡下さい。
7. お問合せ先
独立行政法人国際協力機構
中東・欧州部 中東第二課(担当:登坂)
イラク事務所(担当:小松)
E-mail: [email protected]
Tel:
03-5226-6829
以上
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