総領事便り:2015年2月号 2014年4月末、私は、在デンパサール日本

総領事便り:2015年2月号
2013年4月末、私は、在デンパサール日本国総領事館総領事として赴任して参りま
した。そして、翌5月から在デンパサール日本国総領事館のHPに総領事便りの掲載をは
じめさせていただきました。
前職の在チェンマイ総領事館総領事時代にも、総領事便りを在チェンマイ総領事館のH
Pに掲載して、総領事館や総領事の活動概要の他、日本文化、日・タイ文化交流及び日・
タイ文化の相似性等に関し発信させていただいた経緯があります。
在デンパサール総領事館のHPを活用した広報として、日本政府の諸政策及び総領事館
や総領事の活動をPRさせていただくことは当然なのですが、総領事としてバリの生活を
通して見えて来たことや、バリで感じたこと等を総領事便りとして書かせていただくこと
もそれなりに意義のあることと考え、総領事便りを発信させていただくこととしました。
もとより、素人の文章で、世の中の心ある人達が読んだとしたら、一体どの様に感じる
のだろうかと、いつも、戦々恐々としていたことは事実です。出来る限り率直に書かせて
いただいたつもりですが、私の生来の性格的だらしのなさも手伝ってか、思いつくままの、
ある意味無節操な文章の羅列になってしまったとの感も排除されません。
他方、「エー、そうだったんですか」、とか、「ヘエー、そんなこともあったんだ」、
とか、「ソー、確かにねー」、とか、たとえその数は少なくとも、仮に、私の意図すると
ころが、少しでも多くの読者の方々に伝わったのであれば、それは、私にとって望外の喜
びであります。
2月10日、帰朝の辞令が発令されました。総領事便りは、本2月号を持って、打ち止
めとさせていただきます。
これまでに、総領事便りをご愛読いただきました方々に対し、衷心よりお礼を申し上げ
ますと共に、皆様の今後のご健勝及びご多幸をバリの神々に祈念して、お別れしたいと思
います。テレマカシー・バニヤック。
合掌
平成二十七年二月吉日
在デンパサール日本国総領事館
総領事
柴田和夫