屋外広告物の安全性の強化について(PDF形式, 462.10KB)

平成27年2月19日
京都市屋外広告業登録業者各位
京 都 市 都 市 計 画 局
屋外広告物適正化推進室長
屋外広告物の安全点検の強化について(依頼)
平素は,本市屋外広告物制度に御理解,御協力を賜りまして,ありがとうございます。
さて,皆様既にご存じのこととは存じますが,2月15日,札幌市中央区のビルから,看板の
一部である金属製部品が落下し,歩行者に当たる事故が発生いたしました。
登録業者の皆様におかれましては,これまでも京都市屋外広告物等に関する条例に基づき,屋
外広告物の安全について特段の御配慮を賜っているところですが,改めまして以下の3点に御留
意いただきますよう,お願い申し上げます。
記
1
設置後,長期間が経過し,老朽化による倒壊,落下等の恐れがあるものについては,
速やかに当室に御連絡ください。
2
新規設置の相談があった際には,安全に設置できる箇所か,設置する建築物等の構造
上問題がないか等を確認の上,施工に問題がある場合は,安全上問題のない設置方法等
をアドバイスするなど,設置者等に注意喚起してください。
3 許可更新の際には,
「屋外広告物自己点検報告書」の点検項目に基づき,許可を受けよ
うとする広告物が引き続き3年間掲出できる状態にあるか,入念に点検してください。
【関係法令】
屋外広告物法(抜粋)
(広告物の表示等の制限)
第四条
都道府県は,条例で定めるところにより,良好な景観を形成し,若しくは風致を維持し,
又は公衆に対する危害を防止するために必要があると認めるときは,広告物の表示又は掲出物件
の設置(前条の規定に基づく条例によりその表示又は設置が禁止されているものを除く。)につ
いて,都道府県知事の許可を受けなければならないとすることその他必要な制限をすることがで
きる。
京都市屋外広告物等に関する条例(抜粋)
(表示を禁止する屋外広告物等)
第 4 条 何人も,次の各号に掲げる屋外広告物又は掲出物件を表示し,又は設置してはならない。
(1) 汚損,退色,はく離又は破損により都市の景観に著しい悪影響を及ぼすもの
(2) 破損,落下,倒壊等により公衆に危害を及ぼすおそれがあるもの
(維持管理等)
第 13 条
第 9 条第 1 項又は第 5 項の規定による許可を受けて,屋外広告物を表示し,又は掲出物件
を設置している者(以下「表示者等」という。)及び管理者は,当該屋外広告物又は掲出物件を常に
良好な状態に保つよう維持管理しなければならない。
問合せ先
京都市都市計画局 屋外広告物適正化推進室 広告物審査第二係
電話:075-708-7690 FAX:075-251-2877(担当:中山,大濱)
国土交通省HPより