ロイヤル・アカデミーが誕生したのはジョージ3世の時代で、この後イギリスは産業革 命を経て、大英帝国時代の繁栄を謳歌することになります。19世紀において64年間 の治世を全うしたヴィクトリア女王の時代がその最盛期ですが、20世紀を迎えた190 1年に女王が逝去すると、王室にとって厳しい時代が待ち受けていました。 申込 不要 第1次世界大戦はもちろん、王冠か恋かで世を騒がせたエドワード8世、そして国王 になりたくなかったジョージ6世と第2次世界大戦の苦難。それでも戦後に即位した エリザベス2世は「病める老大国」と呼ばれた時代、幾多の王室スキャンダルを乗り 越えて、即位60周年をめでたく迎えたことは記憶に新しいところです。そして今、次 代を担うとされるウィリアム王子とキャサリン妃の人気は空前のものとなっています。 こうした王室の歩みと、イギリスの歴史を重ねながらお話しします。 聴講 無料 先着180名 開始時刻に会場に お集まりください。 ロイヤル・アカデミー展 記念講演会 華麗なる英国王室 ―その過去と現在― 講 師 上智大学英文学科教授 日 程 2月27日(金) 13:30~15:00 会 場 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA 小林章夫 (名古屋市東区東桜 1-13-2) 地下鉄「栄」駅下車徒歩3分 華麗なる英国美術の殿堂・ターナーからラファエル前派まで 小林章夫(こばやし・あきお) 1949年東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科 修了。同志社女子大学教授を経て、現在は上智大 学英文科教授。専攻はイギリス文学・文化。 主な著書に『物語イギリス人』(文春新書)、 『イギリス王室物語 』(講談社現代新書)、 『女王、エリザベスの治世 先進国の王政記』 (角 川oneテーマ21)、『コーヒー・ハウス』 (講談社学 術文庫)などがある。 ロイヤル・アカデミー展 [会期] 2月3日(火)~4月5日(日) [会場] 愛知県美術館 (愛知芸術文化センター10階) [主催] 愛知県美術館、中日新聞社、 ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ [開館時間] 午前10時~午後6時 (金曜日は午後8時まで) 入館は閉館の30分前まで [休館日] 毎週月曜日 ジョン・エヴァレット・ミレイ 《ベラスケスの想い出》 1868年 油彩・カンヴァス ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ蔵 ©Royal Academy of Arts, London; Photographer: John Hammond ■ 問い合わせ: 中日新聞社 文化事業部 TEL:052-201-3766 (平日午前10時~午後6時)
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