すじかい23号1P

平成 27 年(2015 年)2 月 1 日
千葉県災害対策コーデイネーター連絡会 会報
(1)
第 23 号
す じ か い
タテ・ヨコに斜
タテ・ヨコに斜めを加
めを加えて連携強化
えて連携強化
千葉県災害対策
コーディネーター
連絡会
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「パワーアップ講習会」を開催しました。
白尾克伸 (事務局)
「パワーアップ講習会」を開催しました。
事務局)
12月9日(火)快晴の下、陸上自衛隊
○陸上自衛隊の任務 (広報パンフより)
木更津駐屯地を訪問いたしました。当連絡
1.各種事体における実効的な抑止及び対処
会の会員 60 名の参加でした。
・周辺海空域における安全確保及び島嶼部に対する攻撃への対応
場所は、木更津市のアクアラインを北側
・弾道ミサイル、ゲリラ・特殊部隊による攻撃への対応
に望む臨海部に位置しています。航空隊前
・宇宙空間及びサイバー空間における対応・大規模災害への対応等
ゲートから入場すると厳重な警備で、輸送
2.アジア太平洋地域の安定化及びグローバルな安全保障環境の改善
トラックや補給用の資機材が整然と並ん
・共同訓練、防衛協力・交流の推進・国際平和協力活動等の実施
でおり、我が国の国防を司る基地である事
をにわかに感じることができました。レクチ
ャーを受けた木造の歴史を感じる建物は、米軍の教会として使用されていたそうで、現在も米軍の管理下にあると
のことから、戦後の航空自衛隊の歴史を垣間見ることができました。
さて、陸上自衛隊の役割として、「総合運営体制を基本に、南西地域等の防衛体制を強化して、各種事態に対応し
ます。また、国際平和協力活動等に積極的に取り組むとともに、発生の蓋然性が高いとされる首都直下型地震や南
海トラフ巨大地震等の大規模自然災害に備えます。」と説明されています。
自衛隊は、国防のみならず、阪神大震災や東日本大震災
における救援活動、最近では御嶽山での活動等の頻発する
大規模な自然災害にも対応していただいている事を強く感
じ取ることができました。そして、大型ヘリコプター47J
へ30人ずつ2班に分かれて20分ほどの体験搭乗では、
すざましい風圧と爆音の機体に運ばれて眼下に東京湾を一
望できる素晴らしい風景でした。上空の機内では、全く肉
<CHCH-47J 輸送ヘリの前で>
声では会話できないほどの騒音で、シートベルトを外して自
由見学を許され、パイロットの肩越しコックピットも観察できました。そしてお昼にはボリュームたっぷりの昼食
を食堂で揃っていただきました。
午後は、資料館を見学して、自衛隊の歴史を学び、主力攻撃ヘリ
(AH-1 コブラ)を格納庫内で見学です。タンデム(二人乗り)コ
ックピットで前席に攻撃手、後席に操縦士が乗る構造で、攻撃手の
目線と高速に連動した20mm 機関砲を向けられると、流石に恐怖
を感じる瞬間でした。また、実際に、狭いコックピットによじ登っ
て着座も許され有り難く思いました。
何より驚いたのは、説明してくださった隊員の方々の応対が素晴
らしく、優しく、フレンドリーな応対だったことでした。心より感
謝申し上げます。また、本計画にご尽力くださいました鴨川市の稲
葉幸壽会員にも感謝申し上げます。
<攻撃型ヘリ AH-1 コブラの前で>