海外農業農村開発促進調査等事業実施要領(PDF:295KB)

海外農業農村開発促進調査等事業実施要領
平成23年4月1日付け22農振第2126号
最終改正
平成26年4月1日付け25農振第2211号
農林水産省農村振興局長
第1
趣旨
本事業は、海外農業農村開発促進調査等事業実施要綱(平成23年4月1日付け22農振第2125号農林
水産事務次官依命通知。以下「実施要綱」という。)に定めるほか、この要領により実施するものと
する。
第2
事業内容
本事業は、別表に掲げる内容及び方法にて実施することとする。
第3
1
委員会の開催
実施要綱第3の2に定める委員会は、国、民間団体等の学識経験者等をもって構成するものと
する。
2
委員会の構成及び運営の細則については、農林水産省農村振興局長(以下「農村振興局長」と
いう。)が別に定める公募要領により応募した者の中から選定された団体(以下、「公募団体」
という。)が別に定めるものとする。
第4
1
事業実施手続
実施要綱第5の1の事業実施計画は、別紙様式第1号によるものとし、実施要綱第5の1の承
認は、別紙様式第2号により行うものとする。
2
第5の2の規定により事業実施計画を変更するときは、別紙様式第3号によるものとする。
3
実施要綱第5の2の農村振興局長が別に定める事業実施計画の重要な変更は、次に掲げるもの
とする。
(1)海外農業農村地球環境問題等調査事業
調査対象地域の変更
(2)海外技術協力促進検討事業
ア
官民連携技術協力促進検討調査
調査対象地域及び調査事項の変更
イ
国際交流
交流対象機関及び交流内容の変更
ウ 水田農業普及促進パートナーシップ検討調査
調査対象地域の変更
エ
農業農村復興等調査設計手法効率化検討調査
調査対象地域の変更
オ
農業インフラシステム海外展開促進調査
調査対象地域の変更
カ
農民参加型水管理普及促進調査
調査対象地域の変更
4 実施要綱第5の2による事業実施計画の変更の承認は、別紙様式第4号によるものとする。
5
事業の着手については、以下によるものとする。
(1)事業の着手は、原則として、補助金の交付決定に基づき行うものとする。ただし、調査対象
国や地域の実情に応じて事業の効果的な実施を図る上で、緊急かつやむを得ない事情により、
交付決定前に着手する場合には、事業実施主体は、別紙様式第5号により、その理由を明記し
た交付決定前着手届を農村振興局長に提出するものとする。
(2)(1)のただし書により交付決定前に事業に着手する場合については、事業実施主体は、事
業の内容が明確であり、かつ、補助金の交付が確実である旨の農村振興局長からの文書による
通知を受けて、着手するものとする。
また、この場合において、交付決定までに生じた損失等は、事業実施主体の責任とする。
(3)事業実施主体は、交付決定前に着手した場合には、補助金の交付申請書に、着手した年月日
を記載するものとする。
第5
助成
実施要綱第6の助成の対象となる経費は、事業実施に係る経費のうち、次に該当するものとする。
1
賃金
2
報償費
3
旅費
4
需用費
5
役務費
6
委託料
7
使用料及び賃借料
8
備品購入費
9
給料、職員手当等
10
資材購入費
11
機械賃料
第6
事業実施状況の報告
事業実施主体は、実施要綱第7に基づき、当該年度における事業実施状況を、別紙様式第6号に
より、事業実施年度の翌年度の5月31日までに農村振興局長に報告するものとする。
別表(第2関係)
事業の名称
1 海外農業農村
地球環境問題等調
査事業
(1) 地 域 資 源 利 活
用型農業農村開発
検討調査
(2) 農 村 防 災 計 画
検討調査
事業内容
温室効果ガスの削減や生物多様性の保全
に貢献するため、地域資源を利活用した農
業農村開発を普及するための手法開発に係
る調査を行う。
開発途上国の農村における防災対策の効
果を向上させるため、気候変動に適応した
防災に対する体制整備や農村防災計画を作
成する手法の開発に係る調査を行う。
実施方法
1並びに2の(4)及び(6)の事業に
ついては、次の項目の全部又は一部
について、現地踏査、資料収集、分
析等を行う。各調査の結果に基づ
き、各課題に関する技術・手法の確
立を行う。
ア 気象・水文調査
イ 土地・水資源調査
ウ 農業用用排水調査
エ 営農調査(現況及び今後の傾向
把握を行う。)
(3) 地 下 水 制 御 に
よる農地塩害対策
調査
(4) ア フ リ カ 稲 作
普及促進整備調査
2 海外技術協力
促進検討事業
(1) 官 民 連 携 技 術
協力促進検討調査
(2)国際交流
(3) 水 田 農 業 普 及
促進パートナーシ
ップ検討調査
(4) 農 業 農 村 復 興
等調査設計手法効
率化検討調査
農地への塩類集積を抑制するため、地下
水制御システムを活用した排水技術の確立
とともに、GIS を活用した広域的なモニタ
リングシステムの構築に係る調査を行う。
アフリカにおけるコメ生産を増大させる
ため、中小規模ため池の開発による水源の
確保や効率的な水利用に向けた技術・手法
の確立に係る調査を行う。
オ
ア
海外に調査団等を派遣し、持続的な水
利用に資する技術導入可能性調査を行
う。
イ 援助協力実施者を対象に、案件形成技
術及び政策提案能力の強化を目的とした
技術会議を開催する。
ウ アに関する技術を案件に繋げるために
必要な情報の収集・提供を行う。
諸外国の関係機関と連携し、官民の農業
土木技術者、農村地域計画技術者、学識経
験者の諸外国からの受入れまたは諸外国へ
の派遣、複数国からの技術者による技術開
発交流を通じて、農業土木及び農村地域計
画に関する技術の普及、情報の交換等を行
う。
既往の南南協力の評価分析や新たな枠組
みを活用した南南協力の手法確立を行う。
2の(1)、(2)及び(5)の事業につい
ては、事業内容に準ずるものとし、
詳細については、農村振興局長が別
途定める公募要領によるものとす
る。
現地での調査活動が困難な地域におい
て、衛星画像等と現地の人材を活用した農
業水利施設整備・修復等の適地選定や計画
立案・設計を可能とする手法を確立する。
ウ
(5) 農 業 イ ン フ ラ
システム海外展開
促進調査
我が国の民間企業が有する農業インフラ
の技術・管理ノウハウを海外に展開する手
法等を、調査・実証を通じ、検討する。
(6) 農 民 参 加 型 水
管理普及促進調査
開発途上国における農民参加型水管理活
動の持続性・波及性を向上させるために、
我が国の土地改良区との連携手法を確立す
る。
土地利用調査(現況及び今後の
傾向把握を行う。)
カ 水利状況調査(地下水調査を含
む。
)
キ 農業用施設整備状況調査
ク 社会調査
ケ その他必要な技術情報に関す
る調査
2の(3)の事業については、次の項
目の全部又は一部について、現地機
関及び技術者への聞き取り調査、現
地踏査、資料収集、分析等を行う。
各調査の結果に基づき、既往の南南
協力の評価分析や新たな枠組みを
活用した南南協力の手法の確立を
行う。
ア
政策制度調査
イ
協力国に対するフォローアッ
プ状況調査
被協力国に対する成果評価調
査
エ
南南協力試行調査
オ
その他必要な技術情報に関す
る調査
附則
平成25年度までに採択された海外農業農村開発促進調査等事業実施要領の一部改正について(平
成26年4月1日付け25農振第2211号農林水産省農村振興局長通知)による改正前の農業インフラ海外
展開促進調査については、なお従前の例による。
別紙様式第1号
番
号
年 月 日
農林水産省農村振興局長
殿
申請者
住所
氏名(名称及び代表者氏名)

海外農業農村開発促進調査等事業実施計画書(事業名)
別紙計画書により平成
年度海外農業農村開発促進調査等事業を実施したいので、海外農業農村
開発促進調査等事業実施要綱(平成23年4月1日付け22農振第2125号農林水産事務次官依命通知)第
5の1に基づき申請します。
別紙
[別表の1並びに2の(3)、(4)、
(5)及び(6)の場合]
(事業名)
国
名
地域(機関)名
(事業名)
地域(機関)名
国
名
所
在
地
調査の必要性
調査員手当
旅
調査に要する経費
千円
費
その他経費
計
調 査 の 概 要
[別表の2の(1)の場合]
持続的水利用技術導入検討調査
調査対象地域
調査期間
調査人数
(うち経験者)
調査費
調査事項
千円
技術会議開催計画
種類
開催場所
開催費
テーマ
千円
情報提供・収集
対象機関等
経費
実施方法
情報提供
小
計
情報収集
小
計
合
計
[別表の2の(2)の場合]
国際交流
交流対象機関
交流期間
交流内容
現地適正化技術開発交流
交流対象機関
交流期間
交流内容
別紙様式第2号
番
平成
年
号
月
日
(名称及び代表者氏名) 殿
農林水産省農村振興局長 印
事業実施計画承認通知書(事業名)
平成
年
月
日付け
第
号で申請のあった平成
等事業実施計画について、承認したので通知する。
年度海外農業農村開発促進調査
別紙様式第3号
番
号
年 月 日
農林水産省農村振興局長
殿
申請者
住所
氏名(名称及び代表者氏名)

海外農業農村開発促進調査等事業実施計画変更申請書(事業名)
別紙計画書により平成
年度海外農業農村開発促進調査等事業実施計画を変更実施したいので、
海外農業農村開発促進調査等事業実施要綱(平成23年4月1日付け22農振第2125号農林水産事務次官
依命通知)第5の2において準じて行うものとされた同要綱第5の1に基づき、別紙のとおり提出し
ます。
別紙
(注1)別紙様式第1号の別紙の様式を用いるものとする。その場合には、変更部分を二段書きにし、
変更前を上段に括弧書きすること。
別紙様式第4号
番
平成
年
号
月
日
(名称及び代表者氏名) 殿
農林水産省農村振興局長 印
事業変更通知書(事業名)
平成
年
月
日付け
第
号で申請のあった平成
等事業実施計画変更申請について、変更を承認したので通知する。
年度海外農業農村開発促進調査
別紙様式第5号
番
号
年 月 日
農林水産省農村振興局長
殿
申請者
住所
氏名(名称及び代表者氏名)

海外農業農村開発促進調査等事業交付決定前着手届(事業名)
○○(交付決定前着手が必要な理由)のため、海外農業農村開発促進調査等事業実施要領(平成23
年4月1日付け22農振第2125号農林水産事務次官依命通知)第4の5の(1)に基づき、事業実施計
画について、下記条件を了承の上、補助金の交付決定前に着手したいので提出します。
記
1
交付決定を受けるまでの期間内に、天災地変の事由によって実施した事業に損失の生じた場合、
これらの損失は当団体が負担すること。
2
交付決定を受けた補助金額が交付申請額又は交付申請予定額に達しない場合においても、異議が
ないこと。
3 当該事業においては、着手から交付決定を受けるまでの期間内においては、計画変更は行わない
こと。
別紙様式第6号
番
号
年 月 日
農林水産省農村振興局長
殿
申請者
住所
氏名(名称及び代表者氏名)
平成

年度海外農業農村開発促進調査等事業実施状況報告書(事業名)
平成 年度海外農業農村開発促進調査等事業を実施したので、海外農業農村開発促進調査等事業実
施要綱(平成 23 年4月1日付け 22 農振第 2125 号農林水産事務次官依命通知)第7に基づき下記のと
おり報告します。
記
(事業名)
別紙のとおり
別紙
[別表の1並びに2の(3)、(4)、
(5)及び(6)の場合]
1 調査団構成
2 相手地域(機関)面接者
3 調査日程
4 調査の概要
5 調査結果
[別表の2の(1)及び(2)の場合]
(注)別紙様式第1号の別紙の様式を用いるものとする。