コペンハーゲン市内におけるテロ事件発生を受けて注意喚起(第二報)

コペンハーゲン市内におけるテロ事件発生を受けて注意喚起(第二報)
2 月 14 日及び 15 日、デンマーク・コペンハーゲン市内において、文化施設及びシナ
ゴーグにおける連続的なテロ事件が発生し多数の死傷者が出た件に関し、事件後に地元警
察により射殺された犯人がイスラム過激派に関心を有していたとも報じられており、今後
ノルウェーまたは欧州各国においてイスラム過激派及びそれらに触発された者によるさら
なる同種事案が発生する可能性があります。
直接的にテロ攻撃を受けなくとも、巻き添え被害等の二次被害防止の観点から、しばら
くの間は、これら風刺画をテーマとする展覧会・討論会への参加や立ち入りについては避
けることをお勧めします。
デンマークの事件発生時、オスロ市内の文化施設「Litteraturhuset」(Wergelandsveien29,
Oslo ; 王宮の北側直近)において「Charlie Hebdo and freedom of expression(シャルリ・エ
ブドと表現の自由)」と題する会合が開催されており、デンマークでの文化施設における
最初のテロ事件発生後、急遽オスロ市警の武装警察官(マシンガン所持)が配備されたと
報じられています。この「Litteraturhuset」では3月2日から5日にかけて「The Jews in the
Islamic World; The SALADIN DAYS 2015」と題する4日間にわたるイベントが開催される
予定になっています。このイベントではムスリム社会やユダヤ教に関する内容の講演会な
どが予定されており、これら内容が少なからずイスラム過激派や反ユダヤ教主義者などの
関心を引くことが十分に予想されることから、2 月 16 日に当館ホームページ上でお知らせ
したドランメン市における風刺画展覧会及びユダヤ教関連施設と併せて、巻き添え被害に
遭わないように十分な注意をお願いいたします。
以
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