第46回日本看護学会-看護教育-学術集会 特別企画 2015.02.19 8月6日(木)・7日(金) 奈良県/奈良県文化会館 メインテーマ 今こそ、看護のチカラ~人が人生をよりよく生きるために~ メインテーマ 看護の実践力をより高く ~育つ・育てる・極める~ 特別講演Ⅰ 8月6日(木) 10:30~11:30 のびよ!看護職!支えるのは教育の力 社会の要請を受けてますます役割が拡大していく看護職のこれから向かうべき道筋と、それ を支える教育(基礎・卒後)はどうあるべきか、日本看護協会会長としての立場でこれまでの 経験もふまえて、教育のあり方、教育の力について講演していただきます。 坂本すが(日本看護協会会長) 座長=寺川佐知子(奈良県看護協会会長) 特別講演Ⅱ 8月6日(木) 13:00~14:30 <一般公開> 光明皇后と忍性 奈良の歴史にみる福祉と看護 光明皇后が設立した悲田院や、施薬院、法華寺の「浴室(からふろ)」また、僧・忍性によっ て、不治の病に侵された人が余生をおだやかに過ごす最後の場所として建てられた「北山十 八間戸」などを中心に、奈良の歴史の魅力を語って頂き、参加の皆様と歴史上の人物の苦し みや悲しみや喜びに思いを寄せ、時を越えて看護の歴史を知り、当時に思いをはせる機会 とします。 西山 厚(帝塚山大学文学部文化創造学科教授) 座長=川本利恵子(日本看護協会常任理事) 特別講演Ⅲ 8月7日(金) 9:30~11:00 求められる看護実践力の基礎となる教育 看護職になるための基礎教育は、専門知識と技術の修得が目的となりますが、その前提と なる基礎学力の他、社会に適応できる能力が必要です。この講演では若者の修得すべき能 力として提唱されている「社会人基礎力」やその育成について解説していただきます。 箕浦とき子(天理医療大学医療学部看護学科特任教授) 座長=屋宜譜美子(天理医療大学医療学部看護学科教授) シンポジウムⅠ 8月6日(木) 14:40~16:30 ピアによる看護教育~仲間とともに育ちあう~ 従来型の教え込む教育ではなく、学生や看護職同士が「共に学び合い、育ちあう」教育につ いて、様々な視座から発言をいただき、実践力をはぐくむ教育方法を見いだす機会とします。 苅宿俊文(青山学院大学社会情報学部教授) 畷 素代(白鳳女子短期大学専攻科長) 永井睦子(川崎市立看護短期大学准教授) 保科英子(岡山大学病院看護研究・教育センター長・教授) 座長=畷 素代(白鳳女子短期大学専攻科長) シンポジウムⅡ 8月7日(金) 13:10~15:00 特定行為に係る看護師の教育・研修制度を考える-さらなる役割拡大に向けて- 看護職の役割拡大に向けて行われてきた制度運営の取り組みや最新の情報を共有すると ともに、教育や実践現場で活動されてきた現状をご紹介いただき、今後、国が指定する特定 能力に係る看護師の研修を修了した者の役割や展望、今後の教育における課題を見出す 機会にしていきたいと思います。 藤内美保(大分県立看護科学大学看護学部教授) 廣瀬福美(介護老人保健施設鶴見の太陽副施設長) 小寺 隆(医療法人小寺会理事長、佐伯中央病院院長) 高橋弘枝(大阪病院看護部長) 座長=洪 愛子(日本看護協会常任理事) 交流集会Ⅰ 8月6日(木) 13:00~14:30 新人看護職員研修事業開始から5年を考える~成果と課題~ 新人看護職員研修事業の開始から5年が過ぎ、2014年「新人看護職員研修ガイドライン改訂 版」が策定されました。「ガイドライン見直しに関する検討会」の構成員を務められ、基礎教育 現場の変化や策定に携わり臨床現場で新人育成を行っている講師から、研修の評価につい ての研究成果、現在の状況を報告していただき、共に今後の新人育成を考える機会にした いと考えています。 佐々木幾美(日本赤十字看護大学看護学部教授) 熊谷雅美(済生会横浜市東部病院副院長兼看護部長) 司会=熊谷雅美(済生会横浜市東部病院副院長兼看護部長) 交流集会Ⅱ 8月6日(木) 14:40~16:10 交流集会Ⅲ 8月7日(金) 9:30~10:40 看護が担うべきものを見つめなおす 多職種とは異なる看護の独自性・専門性とは何なのか、多職種と協働すべきことは何なのか について考え、看護が、看護独自の働きとしてきた生活の援助(療養上の世話)に改めて着 眼するとともに、診療の補助との融合について考えることで、現代社会の中で看護に何がで きるのか、何を成すべきなのかについて実践から学び、看護の本質を見つめる場にしていき ます。 秋元典子(岡山大学大学院保健学研究科教授) 石澤美保子(奈良県立医科大学医学部看護学科教授) 山田明美(兵庫医科大学病院副院長・看護部長) 司会=秋元典子(岡山大学大学院保健学研究科教授) 中堅看護師のキャリア支援~いきいき働き続けるために~ 看護チームの中核である中堅看護師の疲弊やジェネラリストとしての育成が課題となってい ます。組織により経験年数や果たす役割の範囲は様々であり、中堅看護師の離職も多いた め、キャリア支援のあり方を現場で支援している看護管理者や基礎教育の立場からその実 際を情報提供いただき、いきいき働き続けるためのキャリア支援を考える機会にします。 大坪まゆ美(日本医療伝道会衣笠病院副看護部長) 治田美津子(大和高田市立病院副看護局長) 竹中 泉(摂南大学看護学部准教授) 司会=松浦正子(神戸大学医学部附属病院副院長・看護部長) 交流集会Ⅳ 8月7日(金) 10:45~12:00 ジェネラリストの能力開発とその育成 看護職はさまざまな分野の知識や能力を必要とされます。自ら学び、成長するジェネラリスト に期待される役割とその実践を可視化し、専門職としての自律への意欲を促進させ、モチ ベーションを向上できるジェネラリストの育成について共に考え意見交換する機会とします。 参加者と発言者2名とが対談を行うような形で意見交換を行う集会です。 宇都宮明美(聖路加国際大学准教授) 渋谷美香(日本看護協会教育研究部部長) 司会=渋谷美香(日本看護協会教育研究部部長) 交流セッション 助産教育と現場教育をつなぐ助産師のクリニカルラダーの検討 8月7日(金) 12:00~12:50 助産師が、必要とされる実践能力を保持しその専門性を発揮することは、助産師らしく働くた めのカギとなります。助産師のキャリアパスやクリニカルラダーは、そのためのツールです。 これらのツールについては、学生時代からの理解も必要です。そこで助産師基礎教育にお けるキャリア教育と臨床教育におけるキャリア開発支援の現状と課題について、情報共有し ます。 西 幸江(奈良県看護協会助産師職能委員長)ほか 司会=日隈ふみ子(佛教大学保健医療技術学部看護学科教授) 論文作成 論文作成のポイントと倫理的配慮/文献検索の基礎知識 支援講座 8月7日(金) 日本看護学会学術集会で発表した演題は、論文としてまとめ『日本看護学会論文集』に投稿 11:10~12:10 ができます。本講座では、論文作成における基本的事項と倫理的配慮などの解説を行いま す。さらに各種文献検索データベースと文献検索方法・正確な書誌情報にもふれ、論文投稿 に役立つ講座とします。 日本看護協会学会委員会委員、日本看護協会図書館司書 アクセス ●最寄り駅から 近鉄奈良駅 東改札口より、1番出口を出てそのまま東へ 徒歩約5分 (奈良県庁の手前、西隣です) JR奈良駅 東出口 バスターミナルから 奈良交通 2系統 市内循環バス(外まわり)に乗車し約10分 「県庁前」バス停下車 西へ 徒歩約2分 ●概略図 ●周辺鉄道図
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