「中野五丁目津波避難タワー完成報告会」に出席しました(2015/2/14) テーマ:津波避難タワー,津波避難施設整備事業,仙台市 場所:仙台市宮城野区 2月14日(土) ,中野五丁目津波避難タワー(仙台市宮城野区中野五丁目)において,奥山恵 美子仙台市長出席のもと「津波避難タワー完成報告会」が開催されました。この津波避難施設の 整備は,仙台市の「津波避難施設の整備に関する検討委員会」により平成 25 年 3 月に策定され た「津波避難施設の整備に関する基本的考え方」に基づいたものとなっています。この検討委員 会には,災害科学国際研究所が大きく関わっており,委員長に今村文彦所長(災害リスク研究部 門) ,委員に越村俊一教授(災害リスク研究部門) ,佐藤健教授(情報管理・社会連携部門),増田 聡教授(人間・社会対応研究部門)が就任していました。今回の中野五丁目津波避難タワーの完 成は,仙台市の津波避難施設整備の第一基目であり,当日は前述の検討委員会から今村文彦所長 と佐藤健教授が出席し,検討委員会を代表して今村文彦所長が祝辞を述べました。セレモニーの 後,報告会出席者向けの施設見学会や近隣の地域住民向けの施設利用説明会も行われ,延べ約 200 名の方が参加しました。 第 3 回国連防災世界会議の会期中,中野五丁目津波避難タワーには国内外から多くの見学者の 訪問が見込まれます。仙台市では,引き続き津波避難施設の整備を進め,中野五丁目津波避難タ ワーと同様な鉄骨造のタワー型をあと5基,消防団施設を併設した鉄筋コンクリート造のビル型 を 5 か所,高砂中学校と岡田小学校の屋上への外部階段の設置とあわせて,全13の津波避難施 設の整備が予定されています。 タワー全景 階段 タワー全景 スロープ 取材を受ける仙台市長 施設見学中の今村所長 ソーラー発電パネル 住民説明会のようす 収容人数約 300 人,滞在時間 24 時間を想定した当タワー内の備蓄物資 文責:佐藤 健(情報管理・社会連携部門)
© Copyright 2024 ExpyDoc