PDF版 - 三井住友アセットマネジメント

2015年2月12日
アジア・オセアニア
アジア・オセアニアリート市場
アジア・オセアニアリート各市場のセクター構成は?
香港、豪州では小売、シンガポールでは物流などの業種が多いなどの特徴があります。
市場毎の成長要因に加え、自国外の物件への投資を通じた業績拡大が見込まれます。
■香港、豪州市場では、小売の全体に占める比率
が高いことから、主要リートの業績が所得の上昇
や人口の増加による個人消費の拡大を取り込む
ことが期待されます。
■シンガポールでは、投資対象セクターが比較的
分散されており、物流拠点としての特徴がセク
ター構成に反映されています。各市場の強み
を活かした業績拡大と配当金の緩やかな増加が
期待されます。
■アジア・オセアニアの主要リートは自国の物件だ
けではなく、他のアジア・オセアニアの国・地域の
物件にも投資を行っており、地域全体の成長を
取り込んでいます。
【リートのセクター構成比率】
〈シンガポール〉
〈香港〉
ヘルスケア
3.6%
ホテル オフィス
2.0% 10.3%
複合
2.2%
〈オーストラリア〉
オフィス
15.4%
産業
10.7%
その他 オフィス
2.5% 10.9%
産業
26.5%
複合
16.3%
小売
85.5%
ホテル
8.0%
住宅
2.7%
小売
27.4%
複合
27.3%
小売
48.6%
(注)データは2014年12月末時点。各国・地域の用途は、S&P先進国REIT指数(米ドルベース)におけるS&Pの分類を基に、三井住友アセットマネジメント
が分類しています。円グラフは四捨五入の関係で合計が100%とならない場合があります。
(出所)FactSetのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成。
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