浦安市と学校法人千葉工業大学との包括的連携に関する協定に基づく

参考資料1
浦安市と学校法人千葉工業大学との包括的連携に関する協定に基づく事業展開
千葉工業大学は、昭和 17 年に誕生し今年で創立 72 周年を迎え、日本の私立工業大学とし
て最も長い歴史を持っています。
大学内には、未来ロボット技術研究センター(fuRo)や惑星探査センターがあり、これら
の研究を各学部・学科と連携しながら展開するとともに、産官学の連携でその技術を社会に
役立てています。千葉工業大学が有するロボット技術は、東京電力・福島第一原子力発電所
で起こった事故の後、原子炉建屋内の調査に投入されたロボットの活躍でも実証されていま
す。
浦安市は、大学が持つ最先端の科学的な知的・人的資源を活かし、市内のこどもたちの理
科・科学技術に対する知識・関心が高まることを期待しています。
一方、千葉工業大学は、科学技術や工学(ものづくり)に対し、こども達に早い段階から
興味を持ってもらうこと、さらに生涯学習の基盤づくりに対しても期待しています。
協定締結後は、
(仮称)浦安市・学校法人千葉工業大学連絡協議会を設置し、具体的な取り
組みについての協議を行いながら連携事業を推進していきます。
記
1.連携事業展開のイメージ
(1)教育研究、生涯学習、文化及びスポーツの振興発展に関すること
○大学が有するロボットなどの最先端技術に、浦安市のこどもたちがふれることな
どを通して、こどもたちの理科・科学技術への関心を高められるような取り組み
をイベント、講座、実験など多様な形で実施。
○浦安市民向けの公開講座等、生涯学習事業の実施。
○市の審議会等への大学教職員の派遣。
(2)地域産業の振興に関すること
○大学が市内事業者の業務をプロジェクトマネジメント面でサポート。
○大学が研究を市内事業者と連携して実施。
(3)まちづくりに関すること
○まちづくりに関する取り組みへの支援。
○市と大学が連携して、まちづくりに関する研究を実施。
(4)人材育成に関すること
○学生が市内小中学校の理科実験などを支援。
○市内中学校における学生の教育実習の実施。
2.連携推進体制
これらの分野における連携を推進するため、
(仮称)浦安市・学校法人千葉工業大学連
絡協議会を設置します。