高等学校就職支援員配置業務企画提案コンペ実施要領 1 趣旨 世界の金融・経済危機に端を発した世界規模の景気後退は落ち着きを取り戻し、 経済の緩やかな回復基調が見られるものの、経済の先行きの不透明感はまだまだ予 断を許さない状況にある。 そ の た め 、平 成 2 7 年 度 の 新 規 高 卒 者 の 雇 用 環 境 の 不 透 明 化 が 懸 念 さ れ て い る 中 、 県立高等学校生徒の卒業予定者の円滑な就職を図るため、今年度に引き続き、企業 等において人事、労務等の分野で豊かな経験を積んだ者を高等学校に配置し、教員 が行う進路相談等の補助を行うとともに、生徒が希望する新規求人の開拓や生徒、 保護者、教員等への進路情報の提供や就職希望者や未内定者に対する就職ガイダン スを実施したり、生徒の就職希望の達成支援に関する業務を委託するものである。 2 委託業務名 高等学校就職支援員配置業務委託 3 委託期間 平成27年3月23日から平成28年1月31日までとする。 4 委託業務内容 高等学校就職支援員配置事業に係る業務について、 (1) 就職支援員を確保し、県内23校(各1名)の佐賀県立高等学校及び学校教 育課(1名)への配置。 (2) 配置した学校及び県教育委員会との連絡調整。 (3) 配置した就職支援員の日常的な活動状況に関する把握。 (4) 配置した就職支援員に対する研修会の実施。 (5) 県内就職希望者や未内定者に対する就職ガイダンスの実施。 (6) 事業計画書・実績報告書の作成・提出。 ※就職支援員の業務は、別紙「業務委託仕様書」のとおり。 5 参加要件 企画提案コンペに参加できる者は、次に揚げる要件のすべてを満たす事業者であ ることを要する。 なお、資格要件確認のため、佐賀県警察本部に照会する場合がある。 (1)事業者について ア 求職者のための相談業務、職業能力開発を支援する活動等を日ごろから 行い、就職に対して支援を必要としている生徒・保護者・教諭への適切な 支援方法及び所属の職員への研修体制などが確立していること。 イ 当該校へ配置した職員に対する指導・助言を行い、また、配置した職員 と県教育委員会、学校とのコーディネートを行うことができること。 ウ 本業務に係わる経費及びその他の事務について、適切な管理体制、研修 体制及び処理能力を有すること。 エ 緊急の打ち合わせ等が必要な時に、迅速に対応できること。 オ 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4(一般競 争入札の参加者の資格)の規定に該当しない者であること。 カ 会社更正法(平成14年法律第154号)に基づき更正手続開始の申立 てがなされている者でないこと。 キ 民事再生法(平成11年法律第225号)に基づき民事再生手続開始の 申立てがなされている者でないこと。 ク 企画提案コンペ審査会の日の6カ月前から現在までの間、金融機関等に おいて手形又は小切手の不渡りした者でないこと。 ケ 県内に事業所等が所在する者にあっては、県税の滞納がないこと。 (2)就職支援員について ア 本業務が高校生の就職支援を行うものであることから、人事、労務等の 分野で豊かな経験を積んだ者など、本業務の趣旨を理解し、教育に熱意を 持って積極的に取り組む意欲と能力のある者を確保し配置できること。 イ 募集にあたっては、原則として公共職業安定所への求人申込みを行うこ と。 ウ 公共職業安定所への求人申込みのほか、ホームページを利用するなど募 集の公開を図ること。 (3)暴力団関係について 自己又は自社の役員等が次の各号のいずれにも該当する者でないこと及 び次のイからキまでに揚げる者がその経営に実質的に関与していないこと。 ア 暴 力 団( 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律( 平 成 3 年 法 律 第77号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。) イ 暴 力 団 員( 暴 力 団 員 に よ る 不 当 な 行 為 の 防 止 等 に 関 す る 法 律 第 2 条 第 6 号 に規定する暴力団をいう。以下同じ。) ウ 暴力団員でなくなった日から5年を経過していない者 エ 自 己 、自 社 若 し く は 第 三 者 の 不 正 な 利 益 を 図 る 目 的 又 は 第 三 者 に 損 害 を 与 える目的をもって暴力団又は暴力団員を利用している者 オ 暴 力 団 又 は 暴 力 団 員 に 対 し て 賃 金 等 を 提 供 し 、又 は 便 宜 を 供 与 す る 等 、直 接的若しくは積極的に暴力団の維持運営に協力し、又は関与している者 6 カ 暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している者 キ 暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれらを利用している者 委託費 委 託 費 は 、 平 成 2 6 年 度 ( 3/23~ 3/31) 2 ,5 4 9 千 円 平 成 2 7 年 度 ( 4/1~ 1/31) 6 8 ,3 7 3 千 円 (消費税額及び地方消費税額を含む。)を上限とする。 7 企画提案コンペの実施 (1)企画書の募集方法 県ホームページ内に企画提案コンペを実施する旨の案内を平成27年2月13 日(金)から2月26日(木)まで掲載する。 (2)企画提案コンペ参加の申し込み及び提出書類 ①参加申込書(所定の様式) 1部 ②活動の内容及び実績書(所定の様式) 1部 ③事業企画書(所定の様式) 1部 ④見積書(任意様式) 1部 ⑤誓約書(所定の様式) 1部 ※ 見積書には、給与、福利厚生、活動旅費等の積算基礎を明示すること。 提出期限 平成27年2月26日(木)12時必着 ※郵送可 <提出先及び連絡先> 〒 840-8570 佐賀市城内1-1-59 佐賀県教育庁学校教育課 TEL 0952-25-7228 FAX 0952-25-7286 E-mail 産業教育担当 池田 [email protected] (3)プレゼンテーション(コンペ)及び審査会 ①日時:平成27年3月3日(火) なお、時間については参加者に別途連絡する。 ②場所:佐賀県庁 新行政棟10階 教育委員会室 ③企画提案書等により、参加者がプレゼンテーションを行う。 8 実施スケジュール 9 ・募集開始(ホームページ掲載) 2月13日(金) ・企画提案コンペ参加申込、書類提出期限 2月26日(木) ・プレゼンテーション及び審査会 3月 3日(火) ・審査結果の通知 3月 4日(水) ・業務の開始 3月23日(月) 審査方法 ① 企 画 提 案 者 か ら 提 出 さ れ た 企 画 書 の 審 査 に 当 た っ て は 、提 出 さ れ た 企 画 提 案 書 に ついて、説明を受けた上で複数の審査員により行う。 ② 審査は、別表「評価項目及び配点」のとおりとする。 ホームページ掲載については、配点は除く 10 審査結果の発表 審査結果については、すべての提案者に通知する。 11 費用の負担 企画提案コンペ・提案書の作成及び提出に要する費用は、すべて提案者の負担 とする。 12 その他 ① 企画提案書は返却しない。 ② 企画提案書は選定作業等、必要な範囲において複製することがある。 ③ 企画提案コンペについての問い合わせは、電話・電子メールで受け付ける。質疑 応答の内容は必要に応じて、企画競争参加者全員に知らせる。 ④ 企画が採用された事業者については、県と協議の上、委託契約を締結するものと する。
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