生産量日本一! 広島レモンの生産概況 温暖で台風の少ない穏やかな気候の瀬戸内はレモン栽培に適します。広島県は 1898年(明治31年)からレモン栽培に取り組み,栽培面積・生産量とも全国一の シェアを誇っています。 8,000 ●広島レモンの起源と現状 レ モ ン 生 産 量 広島県では,1898年(明治31) の,大長村(呉市豊町大長【★印】) での試作に始まり,島しょ部を中心 に栽培が広がりました。現在,広島 県のレモン生産量は,4千tと全国生 産量の57%を占めています。 ( t 全国および広島県のレモン生産量 6,000 全国 4,000 広島県 2,000 ) 0 1963年 1972年 1983年 1988年 1993年 1998年 2003年 2006年 2008年 (S38) (S47) (S58) (S63) (H5) (H10) (H15) (H18) (H20) ※特産果樹生産動態調査 広島県のレモン産地 芸南 三原 向島 因島 レモンの面積指標 江能 1ha 大崎上島 蒲刈 倉橋 ★ 瀬戸田 10ha 50ha 大崎下島(豊・豊浜) ●産地の特色 ●県内沿岸島しょ部地域で安全で安心な栽培(除草剤と 腐敗防止剤の不使用)をおこなっています。また特別栽 培認証制度(化学合成農薬,化学肥料を慣行の50%以 下)に取り組む産地もあります。 ●微細孔フィルム個別包装で鮮度保持効果を高めた長期 貯蔵技術を柱に、周年供給体制の確立を進めています。 ●レモンサイダーなど独自の加工品を手がけています。 写真(下)提供:JA広島果実連 2011広島県立総合技術研究所 農業技術センター レモン利用促進プロジェクトチーム
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